静穏の日々

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サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019 「“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」 鑑賞レビュー【WOWOW放送版】

サザン LIVE TOUR 2019、無事 録画にて鑑賞完了。
サザンを好きになるきっかけとなった「おいしい葡萄の旅」以来ぶりのツアー鑑賞ということでなかなかに気合い込めて待ってたライブなんだけど、ほんと 桑田さんが最後のMCで「今後もサザン"だけ"をよろしくお願いします!」と言って、それに「もちろん!!」と答えたくなるくらい、自分の人生の音楽はサザン中心に回ってるな~と思えて、やっぱり偉大な存在だな~と感じた3時間で。こういう音楽に出会えて、感動できる人生ってもはや奇跡ですよ。ファン5年目ということで感慨深さもひとしおだったな。

というわけで…長くなりそうなので、久々にブログ立ち上げて書いてます。サザンの話題になると言葉が出てくるわ出てくるわで困っちゃう感じなくらい愛も深いので、今 思いつきで書いてますが 多分それなりに記事っぽい文量にいくはず。てことで印象的だったシーンを、曲を挙げて振り返っていこう。

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⚫東京VICTORY
⚫壮年JUMP
希望の轍
毎度 "これが来るの!?"というサプライズ選曲で始まるサザンツアーですが、40周年ツアーということもあってアゲアゲなメジャー曲で開始。これもまた良きなんだよな…。ていうか改めて思うけど、途中の歌詞を変えて観客への呼びかけMCを入れる演出ってほんと桑田さんにしかできない芸当だよな~って初っ端からしみじみしてしまう。「希望の轍」は紅白でも披露された訳だけど、なんかもう感動 通り越してコレ夢!?っていう感覚が最近あるなぁ。

⚫SAUDADE~真冬の蜃気楼~
メジャーメジャーときて急にマニア路線が来たりするのがサザンのライブの良さ。「さくら」が好きなら間違いなくちょっと泣けてきちゃうくらい感動する選曲である。冷たい風が身に沁む感覚。

⚫北鎌倉の思い出
「海のOh, Yeah!!」収録の原坊の最新ソロ。曲の素晴らしさもさることながら、終始 "あれ!? 原さん また美しくなった!?"という心奪われるような神々しさを感じたパフォーマンスだった。光の加減というか、演出の良さが凄く出てたな~と思う。

⚫女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)
これの演出がまぁ絶妙だった。WOWOWさん本っ当にナイス。会場の画面に映ってた映像の演出とテレビの映像の演出がリンクして、まるでMVみたいになってて。これは良いサプライズでしたね。で曲自体の感想はというと あの名番組「夢で逢えたら」の主題歌だった曲ということで母·父の世代にとっては馴染みのある1曲らしく、会場のファンの方はバブル期のリアルを思い出した人もいたのかな…なんて考えるとめちゃくちゃ楽しい。

⚫愛はスローにちょっとずつ
ツアーで初お披露目となった、絶賛配信中の最新曲。聴けば聴くほど1音1音が心に深く沁みてくるように響く感じ…こりゃ凄いバラードが誕生しちゃったもんだわ。会場で初めて聴いた人の興奮や感動は…って考えると…。言い表せない偉大さを感じる。

⚫ゆけ!!力道山
ツアーで披露されたとの情報を聞いて即ダウンロードしてきて今年かなりリピートしてるんだけど、カッコよすぎ。「ヒヤヒヤ」「イヤハヤ」「雅や」等 言葉遊び的楽しさと 思いっきりクールに効かせるグルーヴィーなサウンドが最高で、これぞサザンの良さ!!っていうのが詰まった1曲だ。

⚫CRY 哀 CRY
「さくら」クラスタが死ぬやつパート2。古文体の歌詞×ハードロックな感じ、改めて本当に好きだ。良心的なことに画面に歌詞が(現代訳付きで)表示されるので、一緒に気持ちよく歌ってしまった。

⚫HAIR
"これやってくれるか~!!!!!"の選曲,感動トップ。歌詞やメロディーのサザン史上最強前衛感が本当に素晴らしい上、この曲 最大のゾワゾワパートとも思える間奏部分の盛り上がりも最高で、ここ聴けただけでもサザン応援してて本当に良かったと思った。あと小林武史は神だ。

⚫当たって砕けろ
⚫東京シャッフル
⚫DJ・コービーの伝説
ここの3曲の流れが凄かった。あまり初期曲には詳しくないだけに改めて聴いた「当たって砕けろ」の温かく優しく包まれるような感動が大きかったし、それまでのマニア×前衛パートの流れを一変させるこの振り幅がサザンの音楽の魅力なのだとしみじみ思う。「東京シャッフル」も相当レアなパフォーマンスでは…? 伝説の紅白披露曲として聞いたことあるけど、披露してるところなんて無論 見た事はなかったし超絶感謝という感じで、"pipipi…"は一緒にアゲアゲでsing。「DJ・コービーの伝説」も最高に盛り上がって…(本曲のモデルでもある)小林克也さんがサザンを紹介するの、DVD「ベストヒットUSAS」クラスタとしては本当に嬉しくなった。久々に観ようかな~。

わすれじのレイド・バック
思い過ごしも恋のうち
40周年のメモリアル感を噛み締めるパート。ここで1番 泣いた。えらく感動したので、「思い過ごしも恋のうち」 データは持ってるけど音質いいのが欲しくて、ついさっきレコチョクで落としてきた。このあたりは永久保存版としてリピートしていきたい。

⚫シュラバ★ラ★バンバ
バブリー。ジュリアナ東京。これもほんとナイス選曲で、聴きたかった曲の1つでした。

ミス・ブランニュー・デイ
イエローマン ~星の王子様~
マンピーのG★SPOT
もはや音楽性が多彩すぎて訳が分からなくなってくるけど、あぁサザンはやっぱり"ロック"バンドだよな~と痛感するのがこのあたりの曲。「イエローマン」は念願のベスト収録に続き 念願のライブパフォーマンス鑑賞ということで、ド興奮の状態で盛り上がりました。「マンピー」は去年に同じく変態仮面っぽいカッコの男たちに桑田さんが絡まれるという演出になってたけど、ほんとダンサーさん達の心意気,プロ意識?スゴいな、と改めて感じたな。

⚫栄光の男
アンコールより。去年 キックオフライブを映画館でライビュした際にこの曲を聴いた時は、外での初ライブ鑑賞ということもあって緊張と興奮でもはや意識が…というくらい色々アレだったので、改めて聴いてみて本当に 昨年の分までまとめて涙腺が爆発した瞬間を体感できた。長嶋さんとかイチローとかスターに憧れたりもするけど地道に毎日を踏ん張って生きてて、便利に変わりゆく時代に戸惑いと切なさと安らぎを感じつつ歳を重ねる1人の男の生き様っていうのかな、改めて本当に素晴らしい名曲だなと思って。1つ1つの歌詞を全て具現化したような演出が効いたのか、今回ので完全に惚れましたよ。これぞライブの醍醐味。観て良かった。