静穏の日々

好きな音楽、テレビなどの趣味を気ままに。

東京音楽マップ 〜 お気に入りの曲を連れて山手線で巡る、この駅に、この1曲。【2020年版】

あけましておめでとうございます。

2020年の元旦ということで、新年の一発目から何か好きなことを書いて投稿できたら面白いだろうな~と思い しばらく色々と考えてて、ふと思いついたのは、"東京の一駅一駅の街のイメージに合う、'20年代の日本に残したいJ-POP"というテーマ。

路線はこのテーマで書くのに分かりやすい山手線をチョイスして、その土地の特性に合う、かつ、今年 東京を訪れる世界の人々にもプッシュできそうな、"改めて好き!!"という音楽を集めたプレイリストを考えてみました。


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山手線は現在 全29駅。これらを、6つのエリアに分けて紹介していきます。

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※本記事では、引用元のURLは提示しているものの、多数のサイトから画像や情報を誠に勝手ながら引用させて頂いてます。もしサイト,画像の投稿主の方が見つけた際に 該当箇所を削除してほしい等の意見がありましたら、是非コメントを頂ければ幸いです。(引用した画像の引用元は、基本的にそれぞれの項の最後に記すという形をとっております)。

 

エリアA:新しいこと発信の街
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渋谷 → 小沢健二 / 彗星

渋谷といえば渋谷系ということで…オザケン。「彗星」は、"そして時は2020" というこの上なくタイムリーなフレーズから始まる、渋谷系の決定打的・最新ヒットソングだ。90年代中期に始まり 独自のファッションスタイル等と共に流行してきたオーケストラル・ポップやソウル・ミュージックを、その代表格とも言える小沢健二が最新アルバムを以て、変わることのない爽やかさで放つこの歌はまさに"現存する日本の宝"だな、と思う。

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渋谷を象徴する所といったら、やっぱりスクランブル交差点。イベント時に多くの人が詰めかけるが故、昨近はマナーや衛生面といったことも問題視されたりして、良くも悪くも この場所から発信される"東京"のイメージはデカい。節度を持って、とても冴えた気持ち グラス高くかかげ 思いっきり祝いたいよね。(by 小沢健二)。

 

恵比寿 → ゲスの極み乙女。/ はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした

恵比寿といえば 小さい頃のイメージは"ビールの街"って感じだったけど、現在 抱くイメージは完全に"ガーデンプレイスのある超お洒落な街"である。恵比寿ガーデンプレイスというと、ドラマ「花より男子」で道明寺が"雨の中で君を待ってた"聖地として有名なので イメージソングはやっぱり嵐の「One Love」か?と思ったものの、それではなんだか在り来りなので さらにイメージに合う曲を探した結果、ゲス極のピッタリな曲があるじゃん!!という閃きに至った。

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終電間際のガーデンプレイス
別れを惜しんだ lonely night circus
取れたボタンを探すふりをした
まだ帰りたくない
帰りたくないみたい

エモい!!これはもはや東京版「LOVE AFFAIR」。ロンリーナイトサーカスとかいうパワーワードが絶妙。この曲 聴きながら、美しき夜景と戯れたい。

こういうキラキラしたお洒落な街はなかなか訪れる機会がないけど、社会人になって近くに用事があったら寄ってくのもアリだな。

 

目黒 → Perfume / 超来輪

超来輪

超来輪

  • Perfume
  • エレクトロニック
  • ¥255

代官山や中目黒がある目黒エリアは、なんとなく"大人の女性のお洒落タウン"というイメージ。そこから連想できるのは Perfumeだろうか…ということで ここ近年の曲で最もアーバン×キラキラな「超来輪」(アルバム「Future Pop」収録曲)を選んでみた。

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超来輪  超来輪  したいことだらけで
ほらね  ほらね  止めようがないもんね
Seek and Read Seek and Read
ねぇ夢中でいさせて
そういつだって結構  キミ 超来輪

毎春 桜並木で圧倒的な絶景を誇る目黒川は、ドラマ「最高の離婚」のロケ地としても有名。とにかく全てが画になる地帯。桑田さんの「Yin Yang」聴きつつ訪れるのもいいかも。こうして調べてると、ほんと東京 知らなかった魅力だらけだな~。

 

五反田 → ケツメイシ / それぞれのライフ

それぞれのライフ

それぞれのライフ

五反田について調べると 酒!風俗!猥雑!とか割と散々なイメージが出てくるんだけど、実は 関東最長の商店街・戸越銀座があったり、回遊式庭園の造りになっている美しい公園・池田山公園があったりと、憩いの場がたくさんある素敵な街だそうです。

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そんなこの場所のイメージソングは、"五反田"のワードが登場する 僕の大好きなケツメイシの「それぞれのライフ」がピッタリ。

降りる五反田   夜は終わんない
ホームレス横目   足は止まんない
銀行前で踊っているダンサー
呼び込みキャバ嬢 「どこいくのアンタ?」
皆生きている   何かに逆らってる
土俵は違えど闘っている
今日どうだった?  どんな1日?
きっと来る明日の方が良い日に

イイなぁ。五反田も行きたくなってきたな。

 

大崎 → NICO Touches the Walls / TOKYO Dreamer

再開発が進み 高層ビルが立ち並ぶ大崎には、NICO Touches the Walls がビルの群れを "東京の街は32連のスペアナ" (※スペアナ=スペクトラムアナライザ:周波数×電圧を表す電気計測器) と表現した名曲「TOKYO Dreamer」がピッタリ!!

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東京の街は 32連のスペアナ
孤高の戦いは  いずれこの夢を叶えるんだ

必ずこの夢を叶えるんだ

いやほんと、この曲 大好きなんですよ。これぞ2020年に聴くべきTOKYOの名曲だし、圧倒されるサウンドと雰囲気にいつもホロッとくるし、こんな素晴らしい曲を歌うバンドがもう活動していないとか、書いてて泣きそう。

…で。そんなセンチメンタルな気持ちを和らげるべく 大崎の魅力を今回 深掘りしていたところ、なんと意外な事実が発覚した。

↑この記事が述べるに、大崎は先進的なイメージに反し 意外にもマイナーで盛り上がりの少ないディープな印象があるらしく、そんな大崎を少しでも盛り上げようと存在する ゆるキャラ・大崎一番太郎が情報を発信しているとか。「種別:未確認生命体」とか 読んでるとなんかシュールでジワジワくる。

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& 調べてたら出てきたんだけど、キャラクターソングに「炎上ボンバー♪」って何これ…w。パンチ強いなぁ…。まさかの、生で山口勝平さんが歌ってくれているし、色々凄い。ダメだ、これ聴いてたら完全にNICOのイメージ消えてきた(笑)。大崎、濃い。

…そんな訳でエリアA、色々な駅を挙げてきたけど、僕のイチオシとしては完全に大崎を推していきたい気分。みんな大崎 行こう。

 

エリアB:未来を担うオフィス街
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品川 → tofubeats / NEWTOWN

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品川といえば。ここでかかる超・斬新な発車メロディ「海の駅」の近未来チックなサウンドからも、幼少期からなんとなく品川は"なんか凄い巨大ターミナル駅"という印象を抱いていて、憧れの場所だった。

品川2番線(海の駅)

品川2番線(海の駅)

品川区の公式サイト「わ!しながわ」ではSNSの活動とも連動した様々な魅力発信が行われており、オフィス街と昔ながらの商店街が混ざり合ったこの街を"「新しさと懐かしさが共存」した街"とアピールしているのが印象的。

そんな訳でイメージソングの紹介の方が後になってしまったけど、そんな雰囲気とマッチする1曲といえば、昨年 tofubeatsさんがリリースしたアルバム「RUN」に収録されている素敵なトラック「NEWTOWN」がピッタリだな、なんて思いました。(※いわゆる「ニュータウン」という単語が"都会の場所"を指している訳ではないので、あくまでも"tofubeats = 新しい"という直感での選曲です)。

NEWTOWN

NEWTOWN

 

田町 → 槇原敬之 / 超えろ。(Renewed)

超えろ。(Renewed)

超えろ。(Renewed)

今年の春、田町-品川間に 山手線40年ぶりとなる新駅「高輪ゲートウェイ」の開業が決まっており、いよいよ国民的にも注目されだすこの辺りのエリアは、1番 "2020"とか"新しさ"とか"東京オリンピック"とか 今年の清々しい気持ちに即した選曲がいいなぁと思い、ここ最近ずっと大好きな槇原敬之さんの「超えろ。(Renewed)」をどの駅に当てはめようか ずっと考えてました。ここでしょ。

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2020年。美しき芝浦運河が広がるこの地で今、鉄道の未来が受け継がれていく。こんな歴史的瞬間は、この曲で祝いたい。

超えろ 今あるどのアイディアも
超えろ 目に見えない枠組みを
心が望む未来以外
君は欲しくはないはず

 

浜松町 → サカナクション / years

近くの東京湾を船が通り、頭上にはモノレールが駆け、羽田空港へのアクセスが容易。そんな浜松町のイメージを調べたところ、「未来都市」という単語が浮かび上がってきた。確かに、ここまで交通の便に優れ、景観にも優れたこの街はなかなかなく、「未来都市」の称号が相応しいと感じる。そして、「未来都市」から連想されるアーティストはなんと言ってもサカナクションしかいない。曲は「years」。

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Years, years この先に
待ち受けてる時代のハサミは
Years, years 多分この帆を
切り刻みバラバラにするけど
Years, years また繋ぎ合わせるから
その時には
Years, years 君のことを
思い出しても許してくれるかい?

懐かしさと新しさを併せ持ったサカナクションからの渾身のメッセージだ。つい昨年にはHONDAのCMソングとしてもオンエアされ、"世の中の評価を気にする道なんて、くだらなくないか?" と一郎さんがナレーションしていたのも印象的だったこの曲。1つの時代が移ろいゆくこのタイミングで、日々 聴き倒していきたいものですね。

 

新橋 → サザンオールスターズ / 栄光の男

新橋のイメージといえば、やっぱり"中年"とか"酔ったサラリーマン"とか、そんなワードが浮かんでくる。"他にもっと色々あるんだが!?"と仰る方がいたとしても、やはりそのイメージは否定し難い。そしてこれらから連想するのは…サザン。「栄光の男」。この曲しかない。本レビューの枠組みを考える上で曲のリストアップをしていた際、新橋=サザン「栄光の男」という発想に至ったのに対してなんだか鳥肌が立ってしまうほどワクワクして、こりゃぁイイわ!書こう!となった次第でして。

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ビルは天にそびえ
線路は地下を巡り
現代(いま)この時代(とき)こそ
「未来」と呼ぶのだろう
季節の流れに
俺は立ち眩み
浮かれたあの頃を思い出す

この曲ねぇ。いいよね。今までもずっと好きな曲だったけど、去年のライブ観て凄い泣けちゃって、好き度が何倍にも増幅したんですよね。サザンというか桑田さんってやっぱり湘南のイメージだけど、都会とか東京の寂れた物寂しい世界観とかも見事に描き切ってしまう作風も持ち合わせてて、最高だよね。サザンの東京ソングといえば「東京VICTORY」等というとても優れた名曲があるので それを選ばないのはなんだか邪道な感じもしたけど、うん、満足です。ありがとうサザン、これからもよろしくお願いします。(←いつになく饒舌)

https://izakaya-good.jp/tokyo/shinbashi-izakaya

 

有楽町 → 土岐麻子 / Passion Blue

Passion Blue

Passion Blue

日比谷と銀座の間に挟まれ、丸の内エリアに近く、オフィス街とショッピング街の二面性を持ち合わす…そんな場所が有楽町。駅前の広場では毎日 テレビ取材のスタッフが待機しており、サラリーマンやOLがインタビューに応じている様がニュースやワイドショーで頻繁に流れているのが印象的。新橋あたりが"サラリーマン"のイメージが強いのに対し 有楽町が"OL"のイメージなのは完全に主観なんだけど、それでいくと選曲は 土岐麻子さんの「Passion Blue」を選びたくなる。

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↑このあたりとか、皇居エリア(本ブログのヘッダー画像にしてますね)とか国際フォーラムのあたりは家族に連れられてちょくちょく散策してるんだけど、凄く景色が綺麗で、凛としてて美しく、土岐さんの曲のイメージと重なり合う気がします。

風が止まった 朝のオフィス街
青いコートが 宙に浮かんだ
私はひとり 叫び出したい
ほら   私の名前を

 

エリアC:下町情緒 溢れる街
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東京 → Mr.Children / 東京

東京

東京

ついに来ました東京駅!!オフィス街の丸の内、中央省庁の集まる霞ヶ関、国会議事堂のある永田町など重要なスポットが多く存在するエリアだけど、何より東京駅という"駅"自体がれっきとした名スポットであると断言できる場所は他に例がないのでは??

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そんな東京のイメージソングとしてチョイスしたい曲、ここはやっぱりシンプルに「東京」がタイトルの曲だろ!という思考の流れで、僕が最も好きな「東京」ソング="ポップネスの極まった集大成的 '08年ミスチル!!"という選曲になりました。

思い出がいっぱい詰まった景色だって
また 破壊されるから
出来るだけ執着しないようにしてる

それでも匂いと共に記憶してる
遺伝子に刻み込まれてく

この街に大切な場所がある
この街に大切な人がいる

深いなぁ。思わずウズウズしちゃうほど輝かしいサウンドに乗せて、"破壊"というワードを登場させ、目まぐるしく変わっていってしまう都会の風景を憂いてる。これが東京のリアルだと思うと、妙に納得しちゃうな。これからも聴き続けたい1曲。

 

神田 → 松任谷由実 / DOWNTOWN BOY

DOWNTOWN BOY

DOWNTOWN BOY

東京における代表的な下町として挙げられるのが、神田。古本屋や蕎麦屋が印象的な街だったりと色々"懐かしい"イメージの雰囲気に僕の"古いモノ好き"レーダーが凄く反応してしまうんですが。 実際 年に数回だけどこの付近を電車で通った時に興奮してしまうのが、味のある神田川の風景。というと、鉄道好きからも写真好きからも注目されている名スポットがありまして、近々そこで無性に写真を撮りに行きたいと考えてるんですけど。

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昌平橋から聖橋方面を望む」(https://photohito.com/photo/4098339/)

↑ここ!!この場所からのこのアングル!!カッコイイ!美しい!!なんか鳥肌が…!!この、右の方にある古い看板がめちゃくちゃ良い味を出してる。というか、この写真を撮られた方が器用っていうのもあると思うんですけど、なんというか、現代でこんなに懐かしく味のある風景が撮れるなんて、なんだかとっても胸アツじゃないですか。これはもう、下町="downtown"繋がりで 80年代・ユーミン屈指の名曲「DOWNTOWN BOY」を聴くしかないですよね。ここは行きたい!!!

 

秋葉原サンボマスター / 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

秋葉原といえば!!個人的にドラマ「電車男」にハマってその余韻がまだ残ってるため、曲は完全にサンボマスターになってしまいますねぇ。2005年、たくさんのファンを集めてフェスばりに盛り上がった、秋葉原駅総武線ホームで歌われた「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」。この曲はもうエンディングの模様だけでも熱いのに、ドラマ劇中では 単に番組の主題歌としてだけでなく"全ての人に捧ぐ応援歌"的な役割として掲示板(2ch)の登場人物たちが聴き入ってるシーンも印象的で、それに加えて 秋葉原全体を「電車男」化しストーリーを展開させるという斬新な回も本当に素敵だったし、自分が'05年に今の年齢だったら、絶対 ワクワクし通しで秋葉原を散策してたんだろうな~って凄い思う。

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で そんな秋葉原、個人的にはつい昨年のある日、"新しいイヤホンを今すぐ手に入れたい!!"と感じ、スマホで調べつつ 駅前のヨドバシカメラを目指して訪れてきたのだけど、結構 不思議な空間でドキドキしたな~。忙しなく通り過ぎるビジネスマンの群れと、威勢のいい声で客を呼び込む電気街の店員たちと、地面に腰を下ろしてアニメ関係のカードを広げている人と…。とにかくかなりの人混み地帯だったのでその時は早々に退散してきてしまったけど、いつかのタイミングで再度 行ってこれたらな、なんて思っている。

 

御徒町宇多田ヒカル / あなた

調べて分かったことなんですけど、御徒町って日本唯一の宝飾問屋街なんですってね。上野と繋がる超・名スポット:アメ横が特徴的であるのに加えて、"宝石の街"だとも言われるこの街は、懐かしさと新しさを併せ持った美しい場所、という印象に抱きますね。そしてそんな特徴に沿う御徒町の、贅沢かつ強力なイメージソングはというと、宇多田さんの「あなた」なんかピッタリなんじゃないですか。

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壮大な"和"(+仄かに"洋"の香り)を感じさせるサウンドと素晴らしい歌声を聴きつつ御徒町を闊歩できたら…贅沢だろうなぁ。

あなたと歩む世界は
息を飲むほど美しいんだ
人寄せぬ荒野の真ん中
私の手を握り返したあなた

+豆情報。「ジュエリータウンおかちまち」のサイトでは、可愛らしいオリジナルキャラクターの"プリンセスパンダ"と"ティアラパンダ"がお出迎えしてくれます。この、ちょっとしたキャラクターにまでキラキラとしたアピールの行き届いてる感じが凄い良いな。大崎一番太郎と対決させたい(?)。

f:id:fuurintakino:20191204145716j:image https://jto-net.com/sp

 

エリアD:アンダーグラウンドな東京
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上野 → □□□ / Re:Re:Re:

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個人的に毎日 乗り換え駅として利用している、上野駅。何百、何千という日の憂鬱と、ちょっとの希望を胸に過ごしてきた巨大ターミナル、上野駅。駅構造が複雑でたまに混乱する、上野駅エキュート3階・餡舎ひよ子の大判焼きが美味い、上野駅。あゝ上野駅。(※13番線 発車メロディー)。

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…という風に 色々とイメージがあるのだけど、曲を付けるなら明るめの曲がいいなということで、自分の2019年・最推しのアーティストであった□□□の、「上野」のワードが登場するキュートな1曲「Re:Re:Re:」をここではピックアップしたいですね。

Re:Re:Re:

Re:Re:Re:

「Re:Re:Re:」とはアルバム「everyday is a symphony」に収録されている1曲で、主人公の男が憧れの女性を振り向かせようと色々なお店に誘ってみたりするという、そんなメールでのやり取りが歌になってる訳ですが、このカッコいいサウンドと 描かれてる女性の素っ気なさ&男の切なさのギャップがこれまた良くて、最近かなりヘビロテしています。で、「上野」のワードが登場するのはココ。

年中無休でやってるおいしい
上野の鴨鍋屋だけど
一緒につつけば 弱音も聞けるし
聞いてもらいたくもある し

鴨鍋 美味しそうだな~。調べても引っかからないので曲上の演出かもしれないけど、普段 行ってる駅が好きな曲の中に出てくるって、やっぱりテンション上がりますよね。□□□ 聴いて明日も頑張ろ。

 

鶯谷クリープハイプ / リバーシブルー

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引き続き…このエリアも毎日 電車で通ってて割合 知ってるところなので 上で"アンダーグラウンド"なんて表現しちゃいましたが、まぁ要は風俗街ですよね。この辺り一帯、毎朝 電車の窓から見えるのが無料案内所の看板だとか、コスプレ○○○○円なんてデカデカと書いてある看板とか… 満員電車で1人、外からこういうのが見えると なんだか妙に気まずい心持ちになるのは自分だけだろうか…??。

なんとなくやはり、"アンダーグラウンド"なんて表現したくなる。そこでこの1曲だ!!!!!!

クリープハイプリバーシブルー」。この曲、よく朝に再生してるんですけど、MVは最近 初めて視聴して。4人のメンバー自身が熱演する、薄汚れた狭い世界で「あしたのジョー」ばりにボロボロになっていく男たち。この演技がまたとてもアツくて、爽やかな曲調なのに切なくて泣けてきちゃうような、映像を見ることでより惹き込まれる、この雰囲気。これは鶯谷にピッタリなのでは?と思って。

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↑この人かわいい。

勝手に「リバーシブルー」のストーリーを夜の鶯谷に当てはめて、明日も生きていきます。(*′ω′)b

 

日暮里 → スガシカオ / コノユビトマレ

日暮里も毎朝 電車で通ってたり、昔 旅行の際に利用していたりして、何かと縁のある駅だ。でもその割には、意外とこの街のことを知らない。というか、何かと魅力が知られていない街のようだが…?。

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そんなこんなで「日暮里」という名前の由来について調べていると、なんとこの街、桜やツツジが美しく「一日中過ごしても飽きない里」という意味から「日暮らしの里」と呼ばれるようになり それが「日暮里」の名に変わったのだそうで、そんなに素敵な由来があったとはとても興味深い。

観光スポットとしては、手芸好きに注目される「日暮里繊維街」や、飴細工のお店など 心の温まる名所が様々で、中でも思わず行ってみたくなったスポットが、谷中銀座商店街に通じる、美しい夕焼けを眺めることのできる階段「夕やけだんだん」である。凄い、何かの歌や小説に登場するような 懐かしくて愛おしい世界が広がっていて、素敵。

そんな日暮里に合うイメージソングには、都会の物寂しさや猥雑さとか、日々生きる人の疲れを見事に描き切るスガシカオさんが歌う、史上最高に癒される名・応援ソング「コノユビトマレ」を選びたい。

夕暮れの駅前通りを 思い切りペダルふんで
はずれそうなチェーンが
ガシャガシャ 音を立ててまわっている

どこにも居場所がないって思う人
ぼくのこの指とまれ
ムリヤリもう探さなくていい
希望見つけるのやんなっちゃった人
ぼくとかくれんぼしようよ
必ず君みつけるよ

 

西日暮里 → 水曜日のカンパネラ / ディアブロ

日暮里駅から目視できるほどめちゃくちゃ至近距離にある駅、西日暮里。この街を知るのに際して何かこう、ニッチな需要に応えた記事はないだろうか…と調べてたら、あった。

https://sanpoo.jp/article/nishinippori-living とても興味深いぞこれ。つまるところ西日暮里は、

⚫混雑解消と交通の利便性向上のための乗り換え駅として作られた。

⚫昔ながらの飲み屋やビルが魅力的。

撮り鉄に人気の撮影スポットと、そのすぐ近くに 街の人々から愛される神社がある。…と。

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いやぁ…なんというか。やっぱりこのテーマ調べ始めて良かったな。このように、よく知らなかった駅にもそれぞれとても細かな特徴と、アピール点と、個性があって。凄く"あぁ!ここ今度 降りてみたい!! 探検してみたい!!"ってなるし、音楽への思いを馳せることもできるし、一石二鳥ですね。

てな感じでこの駅のイメージ曲は、ピンポイントで「西日暮里」の語が登場する+かつ知ってる+好きな曲=水曜日のカンパネラディアブロ」になりました。

西日暮里改札口出て
CoCo一番から徒歩3分
地下ダンジョン16階まで降り
中ボス倒して店内へ
スシロー  ジャブロー  プラモ狂四朗
五右衛門風呂からセパタクロー
深夜の2時まで毎日営業
お湯につかってあったまろ

このサブカル感…何度 聴いても乙だわ(笑)。

https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-120 歌詞に出てくる西日暮里改札口出て3分の風呂屋。まさかの実在する場所だったァァ!! dear,風呂…♡

 

田端 → RADWIMPS / サイハテアイニ

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田端といえば!!昨年、映画「天気の子」の劇中で舞台になっていたり、田端エリアでRADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」のMV撮影が行われたりと、ジワジワ来ている 新たなる"聖地"なのだそうで!! ここも個人的に電車で通るエリアで、普段 見える場所とMVでの風景が重なって "ここ知ってるんだけど!"なんて去年 感動して、近々 訪れようと思ってたのですけど、なかなか機会がなく まだ行ってないな…。今年こそはちゃんと行ってきて写真とか撮りたいと思うのですが。

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で、↑この比較画像とか 目から鱗な情報をお届けしてらっしゃるのが「TABATIME」さんというサイト↓なんですけど、こういう"ご当地"なwebマガジンって好きだ。自分の居住地近くのことがたくさん載ってるwebマガとかもつい検索して和んじゃう。

"山手線で一番無名"の駅として紹介されてるけど、それこそ今年は海外からも多くの人が東京に来て、「天気の子」"聖地巡礼"なんかもして、ジワジワと有名度がアップしていくんじゃないでしょうか…?

そんな田端のイメージ曲は、"RADの曲+2020年に聴きたい爽やかソング"という選定基準から「サイハテアイニ」を。この疾走感、たまらん。スポーティー

 

駒込YUKI / 恋愛模様

恋愛模様

恋愛模様

駒込といえば、発車メロディーが「さくらさくら」であったりすることから分かるように ソメイヨシノ発祥の地として知られており、春の日に訪れたい素敵な街のようです。

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駒込駅のすぐ目の前には「染井吉野桜記念公園」という駅前広場があったり、桜色に染まったポストがあったり、秋には紅葉が魅力な「六義園」があったりと、とにかく美しい自然が豊かで、名スポットが盛りだくさん。こんなに"和"の雰囲気が魅力的な駒込には、YUKIさんの和風×ジャズ×お洒落なラブソング「恋愛模様」を聴きつつ散策したい。

誘われてスウィング スウィング スウィング
色違いの傘広げて 弾む雨の狂詩曲(ラプソディ)
イカレているわ
鳴かぬなら鳴かせてみよう 強情なほととぎす
もう いけずな貴方を嫌いになれないわ
だって私の運命の男

 

エリアE:沁みる、趣深い街並み
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巣鴨ゴールデンボンバー / LINEのBGMにしてるとモテる曲

「趣深い街並み」という題からのこの選曲…、若干ズレてる感じはしますが、まぁこんなのも。

「LINEのBGMにしてるとモテる曲」は先日リリースの最新アルバム「もう紅白に出してくれない」に収録されている1曲で、昨年の名曲「令和」以来 すっかり自分の中で金爆ブームが訪れつつある今日この頃、↑この曲にもかなりハマっています。なんというか、笑いのツボに凄くハマって元気が出て、日々の疲れにめちゃくちゃ効くんですよねぇ。入浴剤的な。

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で、巣鴨との関連は何かというと、この曲は鬼龍院が未亡人の80'sガールに一目惚れして LINEのIDを訊きだそうとして色々カオスなやり取りを繰り広げるみたいなストーリーなんだけど、途中の歌詞で「渋谷系」「巣鴨系」っていうのが出てきて、"「巣鴨系」ってなんやねん?"と思って調べたら、巣鴨はどうやら「おばあちゃんの原宿」と呼ばれているらしく、高齢者の方が自身のスタイルを誇示できる場所なんだとか…。いやはや、こういうのってきっかけがないと知らないもんだな~。

そんな巣鴨の名スポットといえば、痛みや病気を治すご利益があるといわれる有名なお寺・「とげぬき地蔵 高岩寺」がありますね。とても魅力を感じる名所だし、いつかの機会にぜひ一度 訪れてみたいな。

 

大塚 → 竹原ピストル / へっちゃらさ、ベイビー

一人暮らしの男性向きの物件が多く、飲み屋が多い街と言われる大塚には、孤高の男・竹原ピストルさんの楽曲を連想してしまったな。アルバム「youth」に収録されている1曲「へっちゃらさ、ベイビー」。

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君があの店で泣き明かしたってこと、知っていたよ。だから君がバイクの後ろに乗っていたんだろうね。

きっとぼくが誘ったんだろうね。

トンネルを抜けた先には、きっとただトンネルを抜けた先があるだけだよ。
へっちゃらさ、ベイビー。

バイクの夢を見ていた主人公が、夢の中で"あの店"で泣き明かしていた君を後ろに乗せて、ちょっとロマンチックな夜を駆け抜けていくというストーリー。これまた鶯谷同様、こういう曲を街の様相と重ね合わせてワクワクしているという…。もし大塚に用事あったらこの曲を聴いて訪れたいんですよね。

 

池袋 → 山下達郎 / 僕の中の少年

すみません、これも調べたWebページの受け売りなんですが。池袋というと、山下達郎さんの出身地なんですね。この記事 書いててまだ出身地という観点には注目してなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00010004-metro-life

Yahooニュースに上がっていた記事から。池袋のイメージに合う曲を探していた時に、達郎イズムの息づいた池袋の街を表現する↑こんな記事を見つけて、選曲も「僕の中の少年」って個人的に大好きな曲だし、これだ!と。執筆していらっしゃるのは、「サザンオールスターズ1978-1985」などの著書で知られる 音楽評論家のスージー鈴木さん。この方の音楽愛 溢れる文には、凄く惹かれるな。

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西武デパートサンシャインシティのある巨大ターミナル。ドラマ(「池袋ウエストゲートパーク」)で描かれるほど危険なニオイのする(していた?)街。アニメイトの人気に伴う女性アニメファンの聖地。挙げればキリがないほどごちゃごちゃに特徴が出てくるカオスさが池袋にはあるけれど、これが「=山下達郎」というイメージにはこれまで繋がったことがなくて、大きな発見だった。発車メロディー、何番線かに「僕の中の少年」起用してくれないかなぁ。夢見心地のキラキラのサウンドが輝くリズム、駅のホームで聴きたい…。

↑こちらの記事では、昨年夏オープンの「グランドシネマサンシャイン」を始め、池袋で行われている大規模な再開発の計画がまとめられてたりして。

この辺もなかなか用事がないけど、降りてみたらとっても「変わりゆく街→移ろいゆく時代」を体感できそうな気がする。池袋へレッツゴー。

 

目白 → くるり / どれくらいの

正直言ってこれ調べるまで 目白と目黒の特徴の違いさえよく分かっていない状態だったのだけど、こうして書き進めているとかなり見えてくるものがありますね。目白の印象としては、

⚫緑が豊富で落ち着いた住宅街

⚫元皇族も住む閑静でハイソな街

だそうで。大塚、池袋と ごちゃごちゃした繁華街シリーズが続いてたので、これはかなり期待。

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画像越しだけど、上質な雰囲気が伝わってくる。目白で特に栄えている教育施設は、皇族・華族のための「学習院」や、日本女子大学東京音楽大学など。

こういう場所で聴きたい曲は、やはり静かで落ち着いた味わい深い1曲。ここ数ヶ月ほどめちゃくちゃハマってて鬼リピしている、くるりの最新アルバム「ソングライン」より、「どれくらいの」という曲をここでは推していきたい。

簡単なことなのに
うまく ゆかないものだ
でもね   そんなこと
気にしてちゃ だめだよ

陽が暮れたとき
なぜか  ほっとするのは
弱くて  小さな  心
見えなくなるからさ

都会の喧騒から抜けて、家路へと向かう、夕陽に包まれた住宅街で響くように聴こえる、美しいピアノの音。曲が進むにつれ だんだんと演奏の壮大さが増していき、まるで1日の感情を発散させるように、激しいフィナーレを迎える。「どれくらいの」は、そんな1曲だ。目白に限らず、茜さす帰路ではこんな音楽が聴けたらかなり嬉しいな~。

 

高田馬場 → スカート / 高田馬場で乗り換えて

高田馬場で乗り換えて

高田馬場で乗り換えて

  • スカート
  • J-Pop
  • ¥255

高田馬場といえば、鉄腕アトムの街、学生街、色々イメージがあるけど、当てはめたい曲ってなんだろうな~ってしばらく考えこんじゃって。調べてて思い出した。めちゃくちゃダイレクトにピンポイントにシンプルに高田馬場を歌ったスカートさんの曲があるじゃないか!!と。灯台もと暗し。

人もまばらな 下りの電車で
少しずつ 静かに心が走ってゆく 華やぐ街へ

いちばん 好きな  コートを羽織って
いつもの通り  高田馬場で乗り換えれば
馴染みの発車メロディが 背中を押すんだ

とっても良い曲だし!しかも発車メロディーについて触れている!!何気に、「発車メロディー」って言葉がポップソングに登場してるのは初めて聴いたかも。嬉しい。(マニア並感)

高田馬場の乗り換えといえば、山手線、東西線西武新宿線が乗り換え可能で、もし高田馬場で乗り換えをする機会があったらこの曲を必ず聴かねばと思う。きっとタイムリーすぎて震える。

ちなみに高田馬場は、戸山公園という所で登山ができるらしい。個人的にこういうの1番 惹かれるやつ。行ってみたい。

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エリアF:若さが集うポップ・シティー
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新大久保 → 電気グルーヴ / N.O.

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東京のコリアンタウンと言われる新大久保。個人的には小さい頃 家族に連れられて訪れて、かなり前なので記憶は超うっすらなんだけど、なんとなく独特の雰囲気を醸していた不思議な街だったことは覚えている。その地に降り立った瞬間に感じる まるで映画の中に吸い込まれたような異国情緒というか、そういう珍しい感覚が味わえる場所が東京の中にあるというのは、とても貴重なことだと思う。そんな新大久保は、表現するならば"何かとグローバルな街"であると言えよう。

ちなみに僕の思う、音楽界における"何かとグローバルな奴ら"といえば 電気グルーヴだ。世界レベルのフィールドで活躍するという経歴をお持ちの上、その昔「일본2000」(※「イルボン」(일본)=日本)なんてアルバムを出していた点から考えても、新大久保と聞いたら自分の中では電グル以外に浮かばなかった。曲は、"若さ"から連想した「N.O.」。電グルなぁ… 瀧さんの芸能界復帰はもちろんだけど、それよりも今年は早くストリーミング関係を戻してほしい。おおっぴらに聴いてかけてアガりたい。

 

新宿 → 東京事変 / 群青日和

"新宿は豪雨~♪"でお馴染み「群青日和」! 新宿について描いてる林檎さんワークスの名曲は色々あるけど、個人的には真っ先にこれが浮かんでしまうな。
東京事変といえば、東京オリンピック東京オリンピックといえば、東京事変。今回の記事は、事変について触れるために書き始めたようなもので。
何かが起きるかもしれない2020年2月29日(←事変の解散日 及び記念日である、4年に1度の"閏日")を前にして、東京事変の名曲についての再確認もし,うずうずしながら毎日を過ごす今日この頃なのだけど、やっぱり事変好きになって時間が経って思うけど、デビュー曲の「群青日和」って本当にファンから愛されてる1曲だなって。それこそ個人的にはその昔に書いた桑田さんの「波乗りジョニー」の魅力論に同じく、同時に何十万人、何百万人をも失神させる勢いの熱いロック魂というか。再生するだけで歓声の幻聴が聴こえてくるレベルに愛してる。

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突き刺す十二月と伊勢丹の息が合わさる衝突地点   少しあなたを思い出す体感温度

このフレーズ本当に好きなんだよなぁ。どういう意味の歌詞か説明しろって言われてもよく分からないんだけど(笑)。本当にお洒落だし、グッとくるし、泣ける。感覚的にめちゃくちゃ深い感動へ誘われる音楽世界。それが事変。

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そして、新宿駅のイメージはというともはや説明は不要だけど、"世界一"の利用者数を誇る駅だったり、構内が"ダンジョン"と呼ばれるくらい出口も道も複雑な超巨大ターミナルだったり、とにかくカオスな東京の名駅。このカオスさこそThe・トーキョーなんだ!!てな感じで〆てみようか。

 

代々木 → フジファブリック / オーバーライト

代々木体育館のある代々木は、直接的に"スポーツ!!"って感じの曲が合うと思い、昨年のベストソング記事でも紹介したフジファブリックの最新"スタジアム"ソング「オーバーライト」をここでチョイス。

実は調べたところによると、代々木体育館の最寄り駅は代々木でなく、原宿らしいんですけどね…。というか、代々木自体は予備校とか、アニメーション学院とかそういうイメージがあるけど、"代々木"の名がつくスポーツ関連の施設は実際 代々木駅周辺にはないらしく。ちょっとややこしいけど、とにかく2020年に関しての"代々木エリア"は、スポーティーな雰囲気で盛り上がる地帯として認識していたい。

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オーバーライト 塗り変えて
舞い上がれ
もっと高く高く

頂上で見よう絶景
遠くで輝き放っている

ちなみに、今年 代々木体育館で開催される東京オリンピックの種目はハンドボールパラリンピック車いすラグビー、バドミントンだそうです。なんかテンション上がるな。2020年は「オーバーライト」聴いて、代々木へ思いを馳せよう。

 

原宿 → ピチカート・ファイヴ / 大都会交響楽

ラストは、「kawaiiカルチャー」など数々のポップアイコンを生んできた若者の聖地・原宿。小沢健二が「寒い冬にダッフル・コート着た君と~ 原宿あたり風を切って歩いてる~♪」と歌った原宿はやはりなんとなく渋谷系の延長線上の世界観が備わってるポップ・シティーなイメージというか、単純にここまで色々な東京ソングを挙げてきて ピチカート・ファイヴを入れない手はないだろ!!という感覚で「大都会交響楽」をチョイス。東京ソングとしては個人的に、「東京は夜の七時」よりも完全に「大都会交響楽」派だなぁ。ストリングスがワーッと盛り上がって、忙しなく愛おしく過ぎていくキュートなサウンドの一音、そして歌詞の一言一言 全てが、"都会の街"というものを真っ直ぐに表現している…そんな名曲で。

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走り来る人々
時間が追い越してゆく
Uh メトロの喧噪
忘れていた音楽に
耳を澄ませるふたり

良い曲だなぁ。多くの人で賑わう竹下通りをイメージしながら、「大都会交響楽」でTokyoを感じよう。

 

…という訳で全29駅、29曲、語って参りました。結論。東京に住んでても、知らなかったことの方が多かった。調べて分かったことから東京の魅力がザクザク出てきて、特に大崎、神田、日暮里、高田馬場は本当に行ってみたくなった。今年はここから、実際に行って 東京の魅力を知るための旅が始まりますね♪。それでは、2020年、今年も本ブログ「静穏の日々」をよろしくお願い致します。