静穏の日々

好きな音楽、テレビなどの趣味を気ままに。

#ベストソング2019上半期編 〜 日々が輝く!! 新時代の音楽 / 前期 総まとめ。

恒例のベストソング記事。"平成→令和"という時代を跨いだ貴重な半年間の中で、今年も素敵な音楽にたくさん出会えました。

今回の記事のテーマとしては、"より簡潔に"をモットーに曲をチョイス,レビューし、深くハマった最新の音楽から 個人的な嗜好がパッと見で分かりやすい、伝わりやすいようなまとめにしよう、という目的で書いていきます。そのため、挙げさせて頂く曲の数はキリよく"10曲"で、好きだけど事情により まだしっかり聴き込めてないもの等は今回 除外。足りない部分を最後に "Special Topic" として補い、語らせて頂くということで。何卒。


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今年 最もホットな彼等が放つ,"時代を彩る"名曲。

King Gnu「白日」

今年1月、アルバム「Sympa」をリリースし 音楽ファンを次々と虜にさせる独特の音楽性、興味を惹かれるポップなプロモーション等でメキメキと気鋭アーティストとしての勢いを露わにし、そんな最中 メジャーデビュー・シングル「白日」をリリース…という、まさにいま音楽シーンの中心を駆け抜けるバンド、King Gnu。個人的な思い入れとしては (以前にも述べた通り) 昨年、アニメ「BANANA FISH」×「Prayer X」の親和性に感動した流れでハマった訳ですが、今年 入ってからは「シブヤノオト」等の音楽番組を通じてメンバー(主に井口サマ)の人となりを知ることで更に愛が深まり、「Sympa」は構成が完璧すぎて全ての曲にゾクゾクしちゃうし、「白日」は聴けば聴くほど深くハマって泣けるし、もう、こういう色々 好きな点が増えすぎて1口には語れなくなってくる時点で完全に暫定・年間 No.1アーティスト確定です🙆。

というか本当にこの「白日」が最高に良い曲なんですよ。とにかく多彩な、めくるめくメロディー展開が凄まじすぎるし、歌詞も間違いなく一言一言が刺さるし、ツインボーカルなゆえ音程の幅がメチャ広く 実際 歌ってみると凄い難しいんだけど、何か気持ちいい。スカッとする。なんだろう、この曲。令和時代の日本に King Gnuというアーティストがいて良かったな、なんて思えてくる。


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真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いているんだ 


真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ
今日だけは
全てを隠してくれ

 

世界へ誇る衝動的・和ロック、ここに極まれり!!

椎名林檎櫻井敦司「駆け落ち者」

駆け落ち者

駆け落ち者

今年 5月27日、超待望、近年の魅力的な林檎ワークスが全て一堂に会した5年ぶりのニューアルバムがリリースされた。もう既に好きな曲ばっかりで聴く前からテンションが上がっていたのだけど、タイトル「三毒史」だし コンセプチュアルで超濃密な構成だしで、これはもう"スッゲェ…"と震えました。特に、シンメトリーの曲順で対になっている 最新曲の「マ・シェリ」↔ '16年リリースの楽曲「ジユーダム」 は、東京事変メンバー・総結集の豪華コラボ。これもう実質 事変じゃないですか!! 来年は閏年・2020で活動再開のセンが年々濃くなってますけど、その序章と考えていいのですよね…!?

…と、まぁそんなことを始め アガる要素満載の1枚になっている訳ですが、中でも一際 異彩を放っていた、激烈インパクトであった最新デュエット曲としては、「駆け落ち者」。これを触れずにはいられません。いや~…この曲は凄い。20年 林檎サマが作り続けてきた独特の世界観や"衝動"が全て内包されたような怒涛のサウンドに、セクシーかつ獰猛な2人の歌声が乗る快感…。最初はかなり度肝を抜かれるけど、慣れてくると本当に電子ドラッグ並の中毒度。そして初聴きから数日後 さらに驚かされたのが、Mステでこの曲が披露される際、演奏陣として Base Ball Bear:関根史織さん、ゲス極:ほな・いこかさんらがサプライズ参加していたこと。テレビの画面見てて、"えっ…これスゴくないか!? 事件では…!?"とひたすらビックリ。こうしたことも含めて、今回の新譜は 完全に"邦ロック"というものに惚れ直すことが出来る、そんな貴重な思い出となった気がします。嗚呼、感動をありがとう!


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ああ鮮明になる  暫定ターゲット
さあいよいよ大気圏 脱出しようか
正反対の番同士とうに特性を失い切っている
お前は深い海底へ   ±私は荒い山頂を埋めて

 

キュートに不屈に、現代と立ち向かう。

YUKI 「やたらとシンクロニシティ

2月にリリースされたYUKIさんのアルバム「forme」、今年 ダントツレベルのリピート率でハマっていました。ダンスミュージックな「FLY」、ポップロックな「まばたき」等のアルバムを経て8枚目、今回のコンセプトとなったのが "1stアルバムのように初期衝動が詰め込まれた作品"ということで アッパーなチューンよりも全体的に落ち着いた印象が目立った、YUKIさん本来の魅力を浮き彫りにし迫っていけるような シンプルかつ濃いめの楽曲が並んでおり、個人的にちょうど "もうファンって言えるくらい好きになってきたかも…!"というタイミングで聴いたため、これにて完全に愛が深まりましたね👍。

そして豪華・楽曲提供陣が彩る素敵な曲たちに極限まで癒される中、より一層ハマり 今年の自分に欠かせない応援歌となったのが、「やたらとシンクロニシティ」。苦しみや困難を乗り越えた後に巡り会う、偶然とは思えないご褒美 = "シンクロニシティ"をテーマとして描かれており、" 平成ではいられない " など時事的な要素を感じさせるフレーズとか、"忙しなく歩く月曜の朝も  五月雨を避けて上手くやりたいの"…みたいに現実的でプラス志向なフレーズが日々の疲れた心に沁みすぎて、間違いなく"これぞ新時代の応援歌だ…!"と確信しました。この曲を聴いてると、先行きの見えない不安な未来でも、少しずつ明るくなっていくような気がして。好き!!


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平成ではいられない  恋も時代も見据えて
私達まだこれから
電話でもメールでもなくって  ただ逢いたい

 

朝ドラ「なつぞら」にて放映中!! 日本の朝に元気を。

スピッツ「優しいあの子」

今年のトップトピック…!! 記念すべき100作目の朝ドラとして放映中の「なつぞら」を、あのスピッツが毎朝 彩っております。いやはや、スピッツ×朝ドラは本当に念願であった。同じことを考えてた人もたくさんいたのではないでしょうか。めざましテレビ×スピッツとかも良かったけど、やっぱり朝ドラ主題歌やってほしいな~!やってくれたら元気出るんだけどな~!という心の叫びがついに届きまして。ほんと人生捨てたもんじゃない。(笑)

なつぞら」、面白いですよね。戦争中の辛い時代も懸命に生き、北海道の温かな家族に支えられ、時に家族や友人と衝突し 激しく言葉を交わしたりしながらも真っ直ぐに成長し、夢を追いかけ、ついにアニメ製作の世界へ飛び込んだなっちゃん(演:広瀬すず)。登場する1人1人のキャラクターや台詞がとても魅力的でグッとくるし、ポップなアニメーションで描かれたオープニング映像に乗せて、広大な大地を想像させる「優しいあの子」のおおらかなサウンドが毎日とても心地いい。こうして日に日に "やっぱりスピッツ好きだな~!!"という思いが増していき…。良い年。今年は恐らくアルバム出る年になってると思いますけど、リリースは秋頃が理想かな。待ちます。人生の糧にしたい。


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氷を散らす風すら  味方にもできるんだなあ
切り取られることのない  丸い大空の色を
優しいあの子にも教えたい  ルルル…

 

今こそ聴きたい。アナログレコードを意識した、唯一無二の官能的ポップ。

大橋トリオ「三日月ララバイ」

2月にリリースされた最新作「THUNDERBIRD」より3曲目・「三日月ララバイ」をチョイス。これ、楽曲部門としては 自分の中で今年 ダントツNo.1リピート率の1曲です。 昨年の上半期にベストソング第1位として大橋さんの曲を挙げさせて頂き  以来すっかりこのお方の音楽性のツボにハマっていた訳ですが、今回の作品ではそのツボがさらに深くなったというか、昨年 アルバム「STEREO」で感じた"セクシーさ"が際立った、オシャレで深みあるサウンドがさらに濃密さを増してる感、本当に悩殺レベル。これはですね、アレコレ良さを語るよりも 曲を再生してイヤホン渡して"はいっ!聴いて!"ってやるのが1番早いと思うんです。間違いなく誰が聴いても絶対 心地いい音楽だと思うし、知らない人がいるのが勿体ない!ってくらい。で、久々に会った友人にはそうして布教が出来たんですけど✌ いや~良いな、これ。シンセの音がエモすぎる。

そんな1曲を始め、"70年代 電子サウンド"感漂う「テレパシー」、"恍惚"という言葉が似合う表題曲「THUNDERBIRD」など、アルバムのテーマとして描かれた"アナログレコード"な世界に心ゆくまで浸れる音楽が今作には広がっており、日々の癒しとしてオススメです。


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斜め向かいの
小さな喫茶
ブルーの甘い夢を見てる
午後の微睡みにとろけてく
ほろ苦い恋そんな余韻さえ
珈琲に浮かべ
飲み干してしまいましょう今すぐ

 

新感覚サウンドが誘う、未知のTOKYO CITYへ。

フジファブリック「東京」

これも今年 聴きまくってますね~~。ベストソング第1位 候補。フジファブリックは全体的にそこまで深くは追っていないものの、日々音楽を聴く中で 例えばシャッフルして再生してたりすると 色々な曲に本当に勇気づけられることが多く、最新作の「F」も既に自分の日常では欠かせないアルバムとなっているような気がします。どの曲も疾走感があって ロック魂を感じさせて"集大成だな~"っていう雰囲気なのだけど、中でもやっぱりラストの「東京」が別格だ!!っていうのは声を大にして言いたい。この曲、何か凄いわ…初聴き一発目から未知のサウンドに度肝を抜かれるという、未体験の心地良さがたまらない。

タイトルは「東京」だけど、何か異国情緒を感じさせるような、何でもアリなカオスさが漂ってる。スタイリッシュだけどごちゃごちゃしてて、目まぐるしくて爽快で、逆にこういう複雑な曲にズバッと「東京」って一言 名付けたそのセンスが最高すぎて鳥肌が立つ。フジファブって本当、ロックの枠を飛び越えるような新感覚の音楽性を常に開拓してきたようなイメージがしてるけど、今回の作品でまさにその"開拓精神"が極まったんじゃないでしょうか。デビュー15周年を迎え、「オーバーライト」や「ゴールデンタイム」など最新曲の発表が続く2019。今後の活動も楽しみです。

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青春の光だけは  色褪せることなく
気付けば時間だけ  いつの間にか過ぎてた

出会って焦がして  傷ついて手を振って
踊り続けよう友よ

華やぐ東京

 

中毒性が鋭く光る大人のダンサブルロック…。

ゲスの極み乙女。「秘めない私」

1年のうちに多様な表現方法で新曲を放出させていく絵音さん、令和に入って間もないジャパニーズ音楽シーンにとんでもなくハイレベルな名曲を爆誕させてました。この曲、本当に中毒性が凄い。毎日 スマホ開いたら自然と押して再生しちゃうくらい好き。"ウーパールーパールーパー映像 "ってフレーズがやたら頭を回っていた上半期であった…。

まず聴いてて最も耳に残るのが、休日課長の超・悩殺的なベースライン。イヤホンのCMのタイアップソングということもあって、リスナーの耳に沁み渡るようなサウンドをとことん追求しまくったような演奏が目白押しで。かつ、ボーカルに合わせて挟まれるメンバーの合いの手のような、細かい台詞の"協力プレイ的"演出が凄くキュートで、この感じ、ファンとして応援してなくても"ファンです…!!"って言ってしまいそうなくらい魅力的。そして限られた再生時間の間に あらゆる方向に曲が展開していって、ラスト、ピアノの音が1音 ポーーン…と残り、スパッ!と完結するこの快感……。ワンダフル。パーフェクツ(?)。個人的に「達磨林檎」でゲス極にハマって以降 色々な曲を追っては好きだな~と感じてきたけど、ベスト更新された。これが1番好き。


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win win night   win win night
恋をしたならダンシング
サイバーな雰囲気の映像美とね

攻めたい    攻めたい
キックボクシング練習

間違いない恋がしたいなら他を当たってちょうだい    私は強気よ   弱気はあなたよ

 

疲れも不安も後悔も蹴散らす真骨頂ミュージック!!

スガシカオ「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」

スガさん、アルバム出ました。最新作「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」。もうタイトルのインパクトが凄いですが。今回は、前作「THE LAST」で全てを出し切ったスガさんが色々と悩みつつも作り出されていった最新の楽しい音楽の宝庫という感じで、肩の力を抜いて楽しみつつ、多彩な楽曲たちに本当にワクワクします。何かこう、好きな歌手の最新作で心から"良い!!満足!!"って作品が聴けると めちゃくちゃ元気 出ますよね👍。

で、この表題曲や色々な曲、特典の座談会の映像、歌番組(SONGS) 含め 今回 初めてじっくりとスガシカオという人を見つめてみて思ったのは、この方、本当に若い。

バイト休んでソシャゲやって
ネットでからんで寝て昼起きて
やっぱ電話して向いてないって辞めて
思い返すと  何もない日々でどうしょうもない

こういうのとか、とても50代の大人が書いた歌詞とは思えない。若者に理解がありすぎるというか、こういう所がスゴく好き。  今年 公開されていたインタビューからも分かる通り、スガさん自身 「自分が欲しい物は自分で働いて買え」という個人主義的な家庭で育ち、ギターのお金などもバイトで賄っていたそうで、そういった環境にいた方だからこそ語れる"労働"や"幸福"のリアルというか。聴いててとてもグッときちゃうんですよね。


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大都会のなかで  あれもこれも捨てて
大都会のなかで  暴走してしまいそう
大都会のなかで  暴走したくても
大渋滞のせいで  今日も動けない

「あなたはなにを望みますか?」

目先のしあわせでいいです

 

1音1音が胸を打つ、髭男流・次世代ラブソング。

Official髭男dism「Pretender」

早くも個人的ベストソング・3回目のランクインとなる髭男。ポップ・メロディアス・ドラマチックな楽曲と圧倒的な歌声で次々と魅せてくれる藤原さん方の才能には昨年から毎度 惚れ惚れするところですが、ついに今年、メンバー自身も会心の1作であるという新時代の傑作ラブソングが誕生。イントロからグッと惹き付けられるサウンドに始まり、"結ばれなかった2人"をテーマに聴き手をグラグラ揺さぶるストーリー性・恋愛観に魅了されるという、今年の邦楽シーンを語る上では絶対に欠かせない、重要な1曲であります。個人的に特にグッときてしまうフレーズは、"もっと違う設定で  もっと違う関係で 出会える世界線 選べたらよかった"という部分。何となくあの映画「ラ・ラ・ランド」を彷彿とさせたりしちゃうんですけど、"失恋"さえも美しく感じてしまう芸術の世界ってやっぱ凄いな~って、この曲 聴いてるとしみじみと思いますねぇ。

前作の「Stand By You」に続き、「Pretender」、そして7月末にリリースが決定した"2019年・熱闘甲子園"テーマソング「宿命」…と色々ラインナップが凄まじいことになってきましたけど、これ次のアルバム一体どうなるの…。右肩上がりに勢いが増していって希望しか見えない、何とも眩しいバンドである…。


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グッバイ
繋いだ手の向こうにエンドライン
引き伸ばすたびに  疼きだす未来には
君はいない   その事実に Cry…
そりゃ苦しいよな

 

忙しない日常の中に、グッとくる癒しの一時を。

⑩Nulbarich「Sweet and Sour」

「Sweet and Sour」。2月の頭にリリースされた最新アルバム「Blank Envelope」に収録されている楽曲であり、今年の自分が思う"音楽=癒し"の生活はここから始まりました。このアルバム、Spotifyで聴きながら再生画面を開くとオリジナルのアートムービーみたいなのが曲に合わせて動いててとっても可愛いんですよ。かつ、上に貼ったMVも非常にグッとくるものがあるし、こう、便利に視聴が出来る上に 細部まで工夫が凝らされているという面白さ…これはハマってしまいますよね🙆。

Nulbarichさんの音楽は昨年のアルバム「H.O.T」から聴いていて それはどちらかといえば"興味を持つきっかけ"くらいで止まってたのですけど、今年の「Blank Envelope」に関してはシンプルに"イイなぁ" "好きだなぁ"と感じるものがあって、こんな風にハマることが出来て良かったな~と思います。

加えて、音楽性だけでなく vocalのJQさんがインタビューで語る、聴き手を想う気持ちとか優しさみたいなものが言葉から伝わってくる感じも凄く好きで、アルバムタイトルである「Blank Envelope」(宛名のない封筒)が、音楽="自分の感情や誰かに対する思いを封筒に詰め込んで、宛名を書かずに世の中に送り出す"という意味を込めた"アート"であると語られているのとかも本当になるほどな~!と感動して。この他にもJQさん、今作のインタビューで非常に興味深いことをたくさん語っているので、気になる方は是非 アルバムを再生しつつ読んでみて下さい。

 

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I wish upon a star
世界は相変わらず 急ぎ足で run
追いつけないまだ
Pain と笑みで racing
答えはその先に
It's like tasting a sweet and sour candy
言わないで  which is gonna win

 

Special Topic:サカナクション

祝!! 今月19日、実に6年ぶりとなるサカナクションのニューアルバム「834.194」がリリースとなりました。いや~ついに…という感じで。既に繰り返し聴いているし 本当に喜ばしいイベントではあるのだけど、初聴き何周か 思った以上に感想がはっきり浮かんでこなかったり、全体のコンセプトを深く知るのに時間が必要だな…と感じた等の事情により、今回 ベストソングという位置づけからは外すことに。ただ、先日「忘れられないの」の独創的な新MVがアップされ それを見てからは少し印象が変わり始めたというか、イメージとしては、"明るく手を引き、大人ポップの世界へ連れていってくれる、新時代サカナワールド"…という風に思いましたね。だから本当、僕が青春の日々を通じて過ごした、不安で一杯だった時 「仮面の街」を聴きながら涙したあの日の帰り道とか、「ルーキー」を初めて聴いた日のゾクゾクするような忘れられない衝撃とか、辛かったことばかりが記憶に残っている合宿先で聴いた「ボイル」の沁み渡るような感覚とか、色々なことを感じた6年に 今ようやく終止符が打たれ、全く新しい次の世界に進めるような。心地良いような、寂しいような、そんな気分です。とにかくアルバムリリース、本当におめでとうございます。明るい未来を見据えて、これからも記憶に残る音楽に出会っていきたいな。