静穏の日々

好きな音楽、テレビなどの趣味を気ままに。

「シュールな笑いは世界を救う」論

皆さんは、「身近に存在してるシュールなものって何?」と聞かれたら、最初に何を思い浮かべるだろうか。

僕は日々、(例えばバイト中とかに)、ぼんやり考えてしまうことがある。「日常に溢れてる"シュールな笑い"は、年々 重要さを増していってるよなぁ」と。


例えば、Twitterのタイムラインで毎日 何処かしらでRT数を伸ばしながら流れていく、誰かの面白い日常の呟き。キラキラしててお洒落なイメージのものが"バズる"傾向にあるインスタグラムの「インスタ映え」に比べ、Twitterでは より面白く新たな発見があったりするものがバズる傾向にあることを「Twitter映え」なんて言われたりもするが、それこそまさに「身近に存在してる"シュールな笑い"」の例だと言えよう。僕がいま思い浮かぶものだと、スーパーマーケットで撮影された変なPOPの写真とか。

こういう面白いPOPが実際にその場にあったら、わざと作られたものだろうと偶然の産物だろうと 絶対笑ってしまうだろうし、拡散したくなるだろうし、Twitterを通してそれを見たユーザーは、何ならその店に行ってみたくなることもあるだろう。こうした心理は、スーパーの宣伝効果や、品物の売り上げにも繋がってくることだと思う。

 

"シュールな笑い"というのは、一言で言えば "隙がない"。なんだかよく分からないけど面白くて 不意に笑いが伝染してしまうような現象とか作品とかって 誰も変に深く詮索したりしなくてもいいものだし、それ以上でもそれ以下でもない。誰も傷つかない。

今現在そんな風に感じている僕が人生で1番最初に「これがシュールなんだ」と知ったのは、小2の時。90年代前半に一世を風靡したと言われる、吉田戦車先生の伝説の四コマ漫画伝染るんです。』を読んでからであった。

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入院中に親が「ハマるかどうか分からないけど、暇な時間が多いだろうし 良かったら読んでみて。」と自宅から持ってきてくれたものであったが、これがまぁなかなかに衝撃的な作品で、最初こそは「何これヤバすぎるでしょ…」というような感想を抱いていたものの 読み進めるうちに一気にのめり込むようにハマっていき、それ以来 家族の間で暗号のように「伝染るんです。」語録が会話の中に挟まれるのが常、という身近っぷりとなっている。

 

また、現状の日本のエンターテインメントの中で最もポピュラーとなった"シュール文化"を挙げるならば、ヒットメーカー・福田雄一監督の作品群がこれに当たるだろう。2008年、斬新な手法が話題となったドラマ「33分探偵」あたりからめきめきと頭角を現し始め、それから「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「HK 変態仮面」などのヒット作の誕生から 昨年の「銀魂」や「今日から俺は!!」まで、独自で味わい深い作品をずっと排出してきた福田監督の作品 及び"シュール"が身近に存在している事実は、今や日本中で愛される"大衆文化"の一部になったと言える。

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ちなみに、僕が観た福田雄一作品の中で最も大好きだったのは、2014年に公開された 桐谷美玲さん主演の映画「女子ーズ」だ。特撮的なストーリーがテーマである作品なのだが、無駄に現実味を帯びていてやりづらい!!というシュールさ、まさにシュールの極みと言えるものが詰まっている。(語彙力)

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音楽界における"シュール"だと、僕がいつかベストソング記事で深く語ったこともあるバンド・"ヤバT"こと ヤバいTシャツ屋さんや、岡崎体育などが挙げられる。クリエイティブな視点で"笑い"を"音楽"に変えて現代の邦楽シーンを盛り上げていく様は まさに現代ならではの、存在し得る"シュール"の在り方で、こういう"新しさ"をカルチャーに取り込んでいく人たちは流石だな〜凄いな〜と思う一方で、関西人の笑いのセンスってほんと良いよね、という単純な"尊敬"の念もそこに存在してたりする。


1番最近で"シュールだな〜"と思った音楽の話題だと、星野源が"ニセ明"としてほぼ毎回CDの特典DVDで演じているあのコーナーとか。去年 シングル「ドラえもん」で初めてそれを観ることができ、「POP VIRUS」の「ニセ明と、仲間たち」は2度目の"ニセ明"鑑賞だったんだけど、さらにシュール度が増してて本当に笑った。全国区のスターになっても変わらずこういう面白いことができるってやっぱり流石だな、と感じたり。

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その他にシュールなものだと電気グルーヴの作品とか、流行った番組ならウゴウゴルーガとかバミリオンプレジャーナイトとか、現代ならポプテピピックとか 例を挙げるともうキリがないけれど、、

いつの時代も こういうシュールな創作物たちは好奇心を掻き立ててくれて、日常に彩りを与えてくれる。こういうものに触れる幸せって、=人々の心がいつしか癒される…という結果に繋がり、それが極端な表現をすれば、巡り巡って「世界を救うこと」に繋がってくるのかな〜なんて思う。日々の生活の中で、こんなことを感じれる瞬間を大事にしていきたいものだなぁ。

 

 

伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)

伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫)

 

 

最高に愛を感じた名作!! 映画「キツツキと雨」の魅力。【沖田修一 監督の世界 × 星野源「フィル厶」】

昨年からずっと、どうしても忘れられず、頭から離れず、愛しいような切ないような感情と、かつ圧倒的な愛を感じている…そんな1本の映画がある。

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キツツキと雨」。2012年に公開された、「南極料理人」「横道世之介」などの作品で有名な監督・沖田修一さんのオリジナル作品であり、役所広司さんと小栗旬さんがW主演を務めている。僕はこの映画を 数年前、(元々好きな)星野源のシングルのタイアップを調べている際に 「フィルム」が主題歌であった作品として知っていて、昨年なんとなく"観てみようかな"と思ったのも、「フィルム」がどんな風に流れていたのか気になるな、という単純な好奇心からだった。が、まさかこれが想像の何10倍もハートを掴まれる作品であるとは…本当に予想外であった。

 

※大まかにストーリーを説明するため、核心に触れない程度の軽いネタバレを含みます。

まずこの映画の魅力を語るにあたって、論点を4つに分けて説明していこうと思います。最初の1つは…

①"決まりの悪さ"が段々"愛おしさ"に変わっていく会話劇。

この映画はまず、役所広司さん演じる 無骨な木こり・岸 が樹木の切り倒し作業をしている際に、突如現れた映画の撮影隊の1人・鳥居(古舘寛治さん)に、「チェーンソーの音が映画の撮影の邪魔になるから静かにしてほしい」と申し入れられるシーンから幕を開ける。

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が、鳥居的にはそれをはっきりと告げる訳にもいかず、歯切れの悪い言い方をする。何が言いたいのか分からない岸は、何度もそれを聞き返す。これがまた絶妙に気まずい。

改めて観てもかなりおかしな雰囲気の冒頭シーンなのだけど、この雰囲気の"面白さ"に段々と惹き込んでいくのがこの映画の魅力、及び沖田修一 監督作品のマジックであり、これが、観る時間が経過するごとに 深い"ハマり沼の境地"と化していくのである。

ちなみにこの映画、 古舘さんを始め このほかに山崎努さん、嶋田久作さん、伊武雅刀さん、臼田あさ美さん、高良健吾さん etc… 早々たるメンバーの俳優陣が脇を固め、個性的な演技,やり取りを繰り広げていて。そこも本当に魅力的。


②見たことの無い、役所広司小栗旬の魅力を独り占め。

そしてそれから 主人公・岸の周囲の環境の描写をじっくりと挟んだ後、次の場面では、撮影隊が 映画の撮影に適した川を探すため、岸の協力を得てああでもないこうでもないと あちこちをウロウロすることになるが、ここで小栗旬さん演じる"一見やる気のなさそうなアシスタント風の青年"が加わる。

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岸目線=視聴者目線で見れば完全に"この若いのは一体なんなんだ?"となる不思議な様子なのだが、実はこの人こそが今回 映画(※ゾンビ映画)を撮影する上で指揮をとらねばならない"悩める若き監督"(名は田辺)であり、岸は岸でこのおかしな撮影隊の空間に戸惑いを感じつつも、段々と撮影の仕事に巻き込まれることとなっていき、いつの間にか↓こんなメイクもされてるという。

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そして、映画作りを通して 岸と田辺の不思議だけど愛おしい心の交流が描かれてくこととなるのだけど、これを演じる役所さんと小栗くんが ま〜〜凄い。お2人とも、どこからどう見ても村のおじさんと 弱々しい映画監督で、役の入り込み具合が本当に素晴らしくて、途中から段々"あれ、この2人 本当に役所さんと小栗旬か…?"なんて思えてくるくらい、この作品独自の世界観とキャラクターに惹き込まれる。だって 他の作品と見比べても、2人とも全くの別人だし。

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改めて本当に流石な名俳優の方々!というか、これはもうほんと 岸と田辺が愛おしすぎて、この2俳優の新たなる魅力,一面を、完全に独り占め状態にしてるような、そんな気分になってきます。

 

③描かれる"映画作り"の喜びと、何重にも余韻を残す圧巻のラスト。

この作品に登場する映画の撮影隊の雰囲気は凄くアウェーでギスギスしてて、とても撮影を楽しむとか 映画の楽しさからは程遠い雰囲気が最初は流れているのだけど、これが,岸と田辺の交流, 及び 心情の変化と共に、状況も段々と変わっていき、少しずつ"映画愛"に溢れていく…この、なんとも言えない心を掴まれる感じ。これがもうたまらない。

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まぁこの辺の内容はもちろん詳しく書く訳にはいかないのだけど、1つ言えるのは、やっぱり沖田監督の作品は"余韻"が凄い (これが1番言いたかった)。終盤のシーンで、時には人物の表情で、時には部屋の中の小物や人物の服装の変化で、時には美しい風景のカットで、色んなことを最後に、視聴者に一気に感じさせて、心に焼き付けさせて、心地よく切ない圧倒的な余韻を残したまま、物語が幕を閉じる。そしてそれを観たら最後、頭から離れられなくなる。これが本当に上手いなぁ〜!って。物語が終わっても、視聴者の心の中でずっと続きが展開されていくような…これこそが、映画を観る喜びなんだなって、この作品を以て僕は初めて知りましたね。こんな作品に出会えて良かった。

 

星野源「フィルム」の重要性。

ここから主題歌についての話題。

そして、③で述べたような"余韻"を残したまま、(元々僕が大好きな名曲)、星野源の「フィルム」がかかり始めて…もう最高の流れだ。「フィルム」とは 落ち着いたピアノと管楽器の音色が印象的な、まさに"癒しの真骨頂!!"とも言えるミディアム・バラードであり、映画の余韻と この曲が残す余韻とで"W余韻"を楽しむことができる。

というかそもそもこの映画を観るまで深く気にしたことはなかったけど、改めて見ると "映画作り"がテーマの映画の主題歌にタイトル「フィルム」って…言葉選び最高すぎませんか。「映画 ドラえもん」の主題歌が「ドラえもん」だったアレよりも秀逸に感じるというか、この頃から源さんって タイアップ先の作品を大事にするアーティストだったんだなってことが伝わってきて、なんだか胸がキュンとしますね…。しかもPVのストーリーもゾンビがキーとなっていて、このPVも映画に同じく沖田修一さんが監督を務めているという豪華っぷり。どこまでも「キツツキと雨」と深くシンクロさせてます。

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キツツキと雨」、色んな人に観て頂きたい映画だけど、星野源が好きな音楽ファンの方には尚更オススメしたい作品だなと思う。曲からも映画からも、これらの作品をじっくりと鑑賞した暁には、今までよりもっと 自分の住む世界を愛せるような…そんな気持ちになれます。  是非この冬、ホッと温まるようなこの映画を観て、1人静かに癒されてみては如何でしょうか。

どんなことも 胸が裂けるほど苦しい
夜が来ても すべて憶えているだろ
声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろ

最愛の1年…!! #ベストソング2018 〜 時が経っても色褪せない思い出になった、今年の音楽のまとめ。

毎年恒例!1年の音楽シーンまとめ”ベストソング”記事シリーズ・第5弾です。

今年は本当にひっさびさに、出会う曲出会う曲 次々と深い思い入れが生まれて 音楽への愛がさらに深まった素晴らしい1年でして、かれこれ3年くらいは無かった、曲に本気で恋する感覚を味わえたのが印象的でした。脳内再生するだけでキュン!♥とするようなエモーショナルな。自分でも"マジか…"って感じですが(笑)。

というわけで、今回はそんな”恋”できるほど思い入れが深まった20曲をこの1年聴いた中から厳選し、加えて,めちゃくちゃ思い入れがあるというわけでもないけど好きでよく聴いていた曲を、番外編【Extra edition】として語る、という構成にしてみました。どうぞよろしくお願いします。

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※印がついてる曲は、上半期編の記事でしっかり語った曲であるため 今回の詳しいレビューは割愛させて頂いてます。こちらの記事もチェックして頂けたら嬉しいです!

 

星野源「アイデア

ある日の爽やかな夏の朝、朝ドラ「半分、青い。」の主題歌として4月からオンエアされていた「アイデア」が、配信シングルとしてフル解禁された。

正直言ってその日あたりまでの頃はどうにも、(Twitterで)脚本家の方と視聴者との間で繰り広げられる不穏な言論,やり取りを目にしてうんざりしてたり、”共感できない主人公”としてドラマのストーリーが注目を集めてたりとか、なんとなく朝ドラ自体にあまり良くない雰囲気が漂ってて(もちろん主観ですけど) 自分はだんだん視聴はフェードアウト…って感じで 漠然と”「アイデア」もだんだん聴かなくなる曲になるんだろうな〜”とか考えてたんですけどね。ところが。ある日の朝、フル解禁された「アイデア」を聴いたらもうタイアップだとかそれまでのこと全部吹っ飛ぶくらいに1曲の中で衝撃を受けて。

初聴き時、2番から急に曲調が変わって ほんの一瞬”あっ、別の曲押しちゃった…?”と思って、次の一瞬で何が起こったか理解してからの、これヤバいのでは…凄い曲を聴いちゃってるのでは……!?と、マグマのように興奮が沸沸と湧いてきたこの感覚よ。なんちゅう隠し球。サプライズ。全く予想してなかった展開の連続だっただけに、感動が尋常じゃなかった。結果、ドラマOAパートと、夜のダンスフロアパートと、弾き語りパート、3転するこの曲。本当アイデアマンすぎて凄いわ。  聴く人によっては”まぁ星野源らしいよね”とか”普通かな…”とか感じることはそりゃ様々だと思うけど、少なくとも僕は、こんな曲を待ってた。刺激に飢えてた。朝ドラ主題歌というフィールドで、ここまでフリーダムに自分の個性を,芸術を爆発させまくったミュージシャンなど前代未聞で、間違いなく歴史的瞬間のように思えたから。これは紅白での歌唱も本気で楽しみだな!って。

んでそれを初聴きした朝が偶然 人生初の一人旅(※下でも語ります)をする日の出発前で、ドキドキしながら「アイデア」聴きつつ出掛けてもう最高の気分で、夜は宿で「おげんさんといっしょ」の生放送を観てこれまためちゃくちゃ盛り上がった。なんか三浦大知くん(「アイデア」2番〜振り付け担当!!)はキラキラに爽やかな笑顔でカメラ目線で踊ってるし、藤井隆さんはおさげ振り回して「ナンダカンダ」歌ってるし、宮野真守さんも凄い格好で歌ってたしw、もう色々凄い夜で、星野源という1人の人間からこんなに”音”を”楽”しむ空間が生まれていくなんて…!!と感動しまくった、忘れられない1日になった。

そして。その日から2ヶ月…ついに、待ちに待ったニューアルバム「POP VIRUS」が発表されて。そこから本日のリリース日に至るまでずーっと星野源モードで、まぁここまでの文量からもお分かりの通りw⬆️、今年の自分の中のトップトピックは星野源で確定で、もうこれは揺らがないことだった。温かくて、輝いてて、皆を笑顔にさせる、最高のエンターテイナー。素晴らしい1年をありがとうございました!!


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闇の中から歌が聞こえた
あなたの胸から
刻む鼓動は 一つの歌だ
胸に手を置けば  そこで鳴ってる

 

つづく日々の道の先を
塞ぐ影にアイデア
雨の中で君と歌おう
音が止まる日まで

 

ケツメイシ「夏のプリンス」

夏のプリンス

夏のプリンス

”夏休みがテーマ”の1曲として 「風が吹いている」との両A面で発表されたシングルで、10月にニューアルバム「ケツノポリス11」に収録された。とりあえず8月あたりまでの感覚としては 既に各方面で何曲かタイアップとしてアルバムの新曲が次々流れ始めてる状態だったので ”これはアルバム出るまで待ってから一気に聴く予定でいよう”と思ってたんだけど、”夏休みがテーマ”と言われては そりゃ夏休みの間に聴いとかないとでしょ!!と思ってこの曲だけ先にダウンロードしてて。

もう本っ当に良い曲ね。歌詞の中で リアルな温もりを感じる,かつ爽やかな夏の情景が展開されていって、サウンドが右肩上がりに盛り上がっていって、蝉の声と手拍子が聴こえて…もうカラフルな宝石が詰まった宝箱みたいな遊び心が満載で。

ケツメの曲は、ただでは終わらない。色んな楽しいことが最後までぎっしり入ってて、たった1曲の中で本当に多様な幸せの世界に誘われる。一曲入魂。これこそが、数年前 僕がケツメイシのファンになった第一の理由で、久しぶりにこの感覚が戻ってきた、この、夏のエモい感じが、心底 嬉しかった。

そしてそんなこんなで発表された「ケツノポリス11」はなんと最初6曲が既出曲という攻めっぷりで、リリース前は”既に聴いてる曲そんな並んでて大丈夫かな〜飽きないかな〜”とちょっと不安だったんだけど、実際 聴いたらもうほんと杞憂だったというか、今回入った曲は本当にどの曲も集大成か!ってくらい多彩で良くて、その曲順も絶妙で、後半の新曲ラッシュも心グラグラ揺さぶられながら惹き込まれてって、めっちゃくちゃ良いアルバムだったんですよね。良すぎてこれはマジで色んな人に聴いて頂きたい。オススメしたい。実際、4人のそんな思いの強さからか、今回はプロモーションもかなり異色で印象に残るものが展開されてて、とにかく総じて楽しいことだらけだった。ここまで多彩でキラキラしてて現代音楽に溶け込んだクリエイティブさを発揮し続けられるミュージシャンって、本当 他にいないんじゃないかな。心からそう思った、今年の秋でしたね。この方達には一生ついていきたい。今後の活躍にも期待です。


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暮れゆく夏の 夕空の色と
森に響く 蝉の声


思い出す  夏休みのサンシャインデイ
Boogie back  はしゃいだ夏爽快で
時が経っていても 色褪せない
思い出よ  想い出を 君と作ろう
思い出よ  想い出を…

※ちなみに、記事タイトルの副題の部分は この曲のフレーズからお借りしました。

 

宇多田ヒカル「Good Night」

Good Night

Good Night

上半期が終わる直前にアルバム「初恋」が来て、ダイナミックな美しさに息を呑むような そんな作品で好きだな〜と感じ、すぐに(発売日の日にはもう)記事内で語らせて頂いたのだけど、そこから夏休みに入って、思いがけずさらにこの作品に対して絶対に忘れられない、大切な思い入れが出来て それが本当に予想外な展開だったんですよね。

というと、(上でも言いましたが) 今夏 僕は人生初の一人旅で福井の方へ訪れまして、アプリで調べた 海沿いの古民家のゲストハウスに泊まりに行ったんですけど、なんとそこのご主人の車に乗せて頂いた時に繰り返しかかっていたBGMがアルバム「初恋」で。どうやらその方によると 「Fantôme」以降 宇多田さんの音楽に惹かれ始めて 今回のアルバムも気になり借りてきてよく聴いているらしいのだけど(というか自分も同じくなんですけど)、にしても偶然 ちょうど宇多田ヒカルファンである自分が乗った時に何気なくそれをかけ始めるなんて、タイムリーすぎて、なんだか気分の高揚が止まらなくて。

そしてそんなことを話している間に、夕暮れの海沿いを走っていた車からはこんな景色が見えてきて。

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日本海。余りの美しさに心を撃ち抜かれた。

少なくとも、自分の今までの人生の中で一度も見たことがなかった素晴らしい絶景で。で、その時に聴いていた曲が「Good Night」だったんですね。最高の絶景と共に、一音一音が記憶の中に深く刻み込まれていく感覚。なんかもうそれこそ 「FINAL DISTANCE」のPVのラストシーンを彷彿させるような情景で。

「SONGS」に出演された際に宇多田さんは”歌詞に書かない、言葉にしない部分にもたくさん感情を込めて表現する”と仰られていたけど 本当にその通りで、その一瞬、最も心に沁み渡ってきたのは、歌詞になっていない、大きく深呼吸をするように鮮やかに”Good…”を繰り返す部分と演奏だった。

…と、いう経緯があるため この曲に関しては完全に、所謂 ”思い出補正”的な感じで惚れ込んだ結果となったのだけど、そこから宇多田ヒカルというアーティストの素晴らしさに改めて気づけた収穫が本当に大きくて、再生するだけでその鮮やかな一瞬を思い出せる手段がイコールで「Good Night」になったのが、本当に良かった。逆にいえば、というかまさに、宇多田さんの音楽には、人々の心をそんな風に惹き込んでいく魔力があるってことですもんね。 … 二十歳の夏の、忘れられない思い出。きっと何10年経っても思い出せる、大切な思い出になるんだろうなぁ。「初恋」。素敵なアルバムでした。


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Goodbye
Goodbye
Goodbye
Good night

 

この頃の僕を語らせておくれよ
この頃の僕を この頃の僕を

 

④TUBE「夏が来る!」

夏が来る!

夏が来る!

  • TUBE
  • J-Pop
  • ¥250

昨年から大好きになり、僕の人生に欠かせないバンドとなったTUBEですが、今年2年ぶりに出たシングル「夏が来る!」、これがもうすこぶる良かった。

まず、30年以上 ”夏”について歌ってきているバンドの新曲のタイトルが今になって「夏が来る!」って、もうストレートすぎるしどんな曲になるのかリリース前から本当に楽しみにしてたんですけど、聴いたらすっごいエモくて。全体から激しく感じる王道90年代ポップ要素。とにかくメロディの切なさ,爽やかさが史上最高を更新したんじゃないかってくらい良くて、好きで、現代TUBEだと「SUMMER TIME」なんかも大好きだけど その時('15年当時)はまだハマってなかった訳だし、リアルタイムで心から大好きなTUBEに出会えてるって感動がこの夏 本当に大きくて、この曲にも自然と深くハマっていった感じですね。1番から2番の入りとか間奏とか 安定の,春畑さんのギターの素晴らしさとか、随所随所に沁みる要素が散りばめられてて、”これぞTUBE!”って感じの1曲。このタイトルで大正解だなって思いますね。TUBEは年1のペースでめちゃくちゃ素敵な名曲を出してくれるから本当に好き。感謝しかないわぁ…。来年はどんな名曲が聴けるのやら。

…あ、あとこれも忘れちゃいけない!観ましたよ、8月25日・30回目の横スタライブ「夏が来た!」生中継!WOWOWめちゃくちゃ盛り上がったな〜あれは。そもそも好きな歌手のライブを生中継で観るの初めてだったし、全体的に思い切りゆったりとしながら観れて、アガるところはとことんアガって、本当に最高の夜でしたね。家でこんなに楽しい体験が出来るなんて素晴らしい。またTUBEのライブ観たい!!

 

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乾く風が 胸の扉開く
ジメジメした気持ち 脱ぎ捨て去れるよね
青い空に 背伸びでかざす拳
少し強くなれる そんな気がしてきた

 

悩みはあれど 期待もしていい
七色の朝がある 明日がある
目を覚ませば

 

サザンオールスターズ「壮年JUMP」

最高のエンターテイナー・サザン、40周年イヤー2018。そろそろ終わろうとしてますね…。いやはや、振り返れば、今年も色々 面白かった!!

今夏、ファンにとって超念願の,待望の,20年ぶりの続編ベストアルバム「海のOh,Yeah!!」のリリースに向けて 最新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」「壮年JUMP」ほか人気の名曲の披露や、NHKでは「クローズアップ!サザン」と題しレアな名曲たちのパフォーマンスも行われ、11月には関ジャムにてマニアすぎる特集が放送されるなど、各局で祝福モードに満たされた幸福な1年。だったんだけど、割とそれら一連のサザン祭りはまるで嵐が過ぎ去るように目まぐるしくあっという間で、今の公式はもう 元旦のソロ×ボウリング曲の話題一色だし、割と下半期辺りはじっくりサザンについて考える時間というのがほとんどなくて (それで「さくら」レビュー書いたりしたっていうのもあるんだけど)、「壮年JUMP」もそれこそ 歌詞の良さをしみじみ噛み締めながら聴いたりするって時間も少なかったように思えるんだけど、正直なところ 何かもう語彙力喪失というか、ずっと”えぇ曲をありがとう〜(泣)”みたいな感じになってるというか。40年の感謝が歌詞の中に入ってたり ”アイドル”について語ったり 思いっきし三ツ矢サイダータイアップなモードで弾けたり、どこを取っても良い曲だけど、結局のところ感じるのは、本当にありがとうございます…!!という想いばかりで。

なんだろう、個人的に応援し始めてかれこれ3年が経ってて、ソロにサザンに,色々な曲たちに魅せられてここ数年を過ごしてきたけど、ここ最近思うのはもう何か 桑田さんもサザンも家族みたいに思えてきて、とても身近に感じて温かくて、時に照れ臭さなんてのもあって、とにかくホッとする音楽の空間…それが、僕が思う現在のサザンであり、こう感じるのがファンでこその感情なのかな、と思ったり。 サザンオールスターズの皆さん、40周年イヤー、本当にお疲れ様でした!これからの更なる活躍にも期待しております。


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誰にだって胸トキメキの
アイドル、アイドル【アイドル】
だけど雲の上


円(まる)になって肩寄せあった
ライバル、ライバル【ライバル】
また逢うまでは達者でな

 

King Gnu「Prayer X」

このたび、7月期から年末まで2クールに渡り放送されていた超大作アニメBANANA FISHにどハマりしまして、その前期EDとして起用されていた曲が震えるくらいにストーリーとリンクしすぎていて、曲を聴く度に言い表しようのない悲哀と衝撃が胸を打って、そしてこれが余りにも未体験のサウンドであり感覚であり、こんな凄まじい曲を歌ってるこのバンドは何者なんだ…!?!? →あ、King Gnu (キングヌー)…?というのか……という訳でこのアーティストを知りまして。 ほんと、もはや1日に3回くらいは聴かないと気が済まない今日この頃だし、何かといえば鼻歌で歌ってリズムとってるし、聴いてるとラスサビの上へ上へ転調するところで絶対 泣きそうになるし、あぁもう、感想も上手く纏まらないまま興奮気味にいまこの文章を打ってますけど、まぁこれはこれでアリなのかな。

というか「BANANA FISH」が本当に良すぎる件。この作品、原作が 「海街diary」などで知られる吉田秋生 先生が描いた30年来 支持され続ける名作で、アメリカを舞台にギャングやマフィアの闘いが繰り広げられる(ってそんな端的に言ってしまえるものでは到底ないのだけど)、そんな中で出会うスラム街の少年・アッシュと 日本から来た青年・英二との深き運命と旅の記録が描かれる、所謂「ブロマンス」的な世界観の話なのだけど (※詳しい意味はググって頂けたら🙏💦)、これがもう熱すぎてしんどすぎて ”発火する…!!”ってくらい激アツで、逆らえない運命が加速すればするほどEDの「Prayer X」が泣けるくらい沁みるし、その時に流れるアニメーションもまた絶妙に合ってて、↑に貼った公式PVも凄まじい完成度だし良いんだけど、アニメ観た視聴者的には「BANANA FISH」本編の映像を激推ししたいし、そこの思い入れが出来れば感涙 間違いなしな1曲だと思うんですよね〜〜👍

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で、同率ランクイン曲の候補に、後期OPを担当したBLUE ENCOUNT「FREEDOM」と 後期EDを担当したSurvive Said The Prophet「RED」があって、これらも同じくらい思い入れが出来た曲なのだけど、ちゃんとした文にするのが難しかったため番外編に回しました。詳しくは下の方で語っているので、見て頂けたら嬉しいです!

ちなみにKing GnuTwitterのTLでちらほら見かけたり、スガシカオさんも感想をツイートしてたりして、確実に今 話題のバンドって感じがします。流行に疎い僕でもこれは確信する。来年は早々 1月からニューアルバムが発売されたり、色々と凄そう。要注目。


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溢れ出した涙のように
一時の煌めく命ならば
出会いと別れを
繰り返す日々の中で
一体全体 何を信じればいい?

 

⑦高橋優「美しい鳥」

美しい鳥

美しい鳥

  • 高橋優
  • ロック
  • ¥250

今年の個人的な話題でこれまた大きかったのがSpotifyに加入(課金)したことで、気になってる歌手のアルバムをいち早く聴けるのが癖になり すっかり沼!!な下半期なんですが、そんな中で出会った高橋優さんの最新作「STARTING OVER」は本当に名作だな!と思いまして。

例えるならば、桑田さんの「孤独の太陽」とか、ミスチルの「Q」「イツワン」あたりの作品とか、林檎さんの「無罪モラトリアム」とか、この「STARTING OVER」はそういった、今 生きている”時代”に深く切り込み、棘を光らせつつも壮大にポップ×ロックしてて、かつ日本の文化をアップデートするような、”それまで”を凌駕するような新しさを感じる名盤だと思って。中でも特に、アルバムの最初を飾る「美しい鳥」は 1番そういうことを感じる名曲だったなぁ。

例えば美しい鳥を見つけても、インスタのいいね数とか現実的なことに覆われて、物事の本質が分からなくなる現代。素晴らしいことを素直に”素晴らしい”と言えない、どこか拗れてる現代。息苦しい、生きづらい現代。”身の毛もよだつような ”、”こんなはずじゃないような未来に流されていきながら””震えるほど幸せな日々が どこかにある どこかにある” と信じ、”探してる”。……なんだかすっごくリアルで、説得力があるなぁと思って。誰にも上手く言い表せなかった”いま生きている時代の感覚”を、この曲及びこのアルバムは、凄く明確に、優さんらしいフレーズの紡ぎ方で表し、現在の日本をアップデートしてるんだな、と (初心者並感ですがね)。それこそ歌詞の中にある”なぜ泣いてるのか分からぬような高ぶる感情”が凄く的確な一節だと思う。かなり久しぶりに、こういう胸に迫るような曲が聴けたなぁ。ほんと大好物ですわ。

…で、そんな衝撃の1曲からアルバムが幕を開けて、その後 次々に豪華タイアップ曲となった 一度は耳にした事のあるような曲とか 強い刺激を残す曲とか色々来るんだけど、根底には上で書いたようなテーマが続いてて、そして最後から2曲目 表題曲「STARTING OVER」で全てを弾け飛ばして、洗い流していくような激しい歌声とロックサウンドで鳥肌がもう…。泣けてくる。公式キャッチコピーになってる ”僕らの平成最後のロックンロール。” がここで効くわ効くわ。

いやはや、高橋優さんって凄い人だな、本当に。今までアルバムノータッチだったのが勿体なかった。過去作も色々聴いてみたいな。というか取り敢えず「STARTING OVER」はCD+DVDで自宅保存用だ👍


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忘れられないような  霹靂の刺すような
なぜ泣いてるのか分からぬような
高ぶる 高ぶる 感情を知ってるか?

 

本当に良かったと ここまで来れたんだと
喜び合えるような毎日が
どこかにある  どこかにある  探してる

 

aiko「ストロー」

今年は98年組・歌姫の20周年記念ラインナップが目白押しである年でもあった訳だけど、結局のところ最も"あっ、20周年っぽいな"という曲を堂々放ったアーティストはaikoだったと感じる。「ストロー」はそんな雰囲気の、最初からクライマックス盛り上がりなド直球ポップソングであり、そのキャッチーさから、街中やテレビなど日常生活で耳にすることが圧倒的に多い曲だったように思う。というのも、ご存知「王様のブランチ」のテーマソングとして繰り返し流れていたこともあり、当初は「土曜の朝=ストロー」と認識するくらい自分の"生活の中のポップソング"となってたのだけど、"湿った夏の始まり"を経て 屋外でこの曲を再生することが増えてからは、完全に 晴れ渡る夏空のイメージソングになっていた気がします。と、いうかもう何よりイントロの素晴らしさよ。開始早々 朝の幕開け!太陽!って感じで本当に心地よくて。こりゃずっと聴いてられますわ。

"君にいいことがあるように 今日は赤いストローさしてあげる"。何か、呪文かな?というくらいにひたすら繰り返す、祈りにも近い幸福のフレーズ。包み隠さず、素直に"絶対いいことがあるように!信じてるから!!"と 願いを込めるような熱い感じ…グッとくる。実際、この曲聴いてる日はいいことがあるような気がしましたもんね。そもそもストローを幸福の印とするみたいな世界観が、aikoさん"らしさ"が詰まりまくっててほんと良いですよね。

ちなみにですが、この曲を聴き始める際 レビューを探してた時に、こちらの記事↑が本当に参考になっていて今年よく読んでたのでここに貼らせて頂きます。"「寝癖ひどいね。行ってらっしゃい」 教えてあげなさいよ!"のところが面白くて、そこのフレーズ聴く度にこの記事を思い出すようになったw


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君にいいことがあるように
今日は赤いストローさしてあげる
君にいいことがあるように
あるように  あるように

 

Perfume「Let Me Know」

いやはや、今年のPerfumeは本当に良かった!!個人的に 気になり始めて早10年、本格的にファンを始めてからは早5年…ここまで応援してきた中で最も"リアルタイムでアガった"アルバム、それが今年出た「Future Pop」で。実はこれ、自分が初めて購入したPerfumeのCDになったんですけど、思いがけず超大満足の結果となりまして…この感動がまた大きかったなぁ。1枚通してレベルが高い!曲順が良い!楽しい!ってなれる作品で、これ聴くまでは、既出曲は好きだなと思うのがちらほらあったものの EDMとか所謂"フューチャーサウンド"とかにはまだ少し慣れないところもあったんだけど、FP聴いてから一気にハマり、独特の世界観に惹き込まれていったって感じですね。

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で、そんな中のリードトラック「Let Me Know」にはMVがあり、近年の星野源のアートワーク,MV,その他 多数アーティストの作品も手がけてるお馴染みの名監督・関和亮さん(※来年1月期からドラマ「QUEEN」監督!!)が撮っていて、もうその事実の時点で重厚で上質な作りのMVが想像出来ちゃうけど、そんな想像さえも上回る、新感覚な世界観に存在するPerfumeと+奥行きのあるストーリー性(+ラストのわちゃわちゃ!緩急!)が楽しめる衝撃の作品になってて、そこに確実に"洋"な風が吹いている系ダイナミックサウンドが乗っかる爽快感…これがもう本当に好きで、あっ,このMV好き!→あっ,この曲大好き!→あっ,このアルバム好きすぎる!!の流れになっていったようなところはあるんだけど、関監督の手腕を含め、改めてこういう風に Perfumeの魅力を存分に味わう機会が出来てほんと良かったな〜、今年ほんと良い年だな〜!と思うんですよね。


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本当の魂だけが たどり着ける場所を取り戻す
キミがこの先もずっとキミなら  ボクはいつまでも待つよ  ねぇ教えて

123 Tell me let me know
123 Tell me let me know

 

Official髭男dism「発明家」

いや〜ヒゲダン。初めて存在を知ったのがまだ今年なんだな…。もう感覚としては、本当に長い間を共にしてきた気がする…というくらいに愛が深まりましたね。まさに僕にとっての2018年を象徴するバンドと言っても過言ではない。出会えて良かったな…

まず何が良いかって 上半期でも語った今年の名盤「エスカパレード」の素晴らしさなんだけど、ほんとこれ聴いてても他のアルバム聴いてても思うけど、もうなんだろう、ポップのレベルが高すぎて貫禄が凄いんですよね。もはや新進気鋭とかじゃない、モノホンの大物。というか、藤原聡さんの才能がやはり凄い。怒涛のメロディセンスと、誰にも似ていない全く新しい価値観と,かつ真っ直ぐで温かいフレーズたちが紡ぐ"音楽愛"の感じと、美しいファルセットから低い音域まで自在に響く,ソウルフルな歌声。そして、コミカルで楽しい人柄。もうミュージシャンとして完璧すぎではありませんか。(あ、人柄というのは4人のラジオを聞いた際に感じたことで、これは4人方全員に言えることなんですけどね)。…いやはや、藤原さんを始め メンバーそれぞれが、一体どんな音楽を聴き どんな環境で育って、こういう多彩な音楽を作るようになったのか、非常に気になるところですよね。どちらかと言えば海外志向のような雰囲気もあったりするし。

と、まぁそれはさておき今回 「発明家」を選曲した理由についてですが、やっぱりこの曲がアルバム「エスカパレード」の最後にあるからこそめちゃくちゃ泣けるし好きになれるし、元気が出るんですよね。本当に最高の応援歌だと思うし、今年は本当に「発明家」及びヒゲダンにお世話になりました。来年以降の活躍にも期待ですな…!!

この方たちには 何十年先までもずっと、音楽シーンの最前線で駆け抜けていってほしい!そんな風に思います。


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誰もが明日の発明家  研究成果は
独りで悩んでいた冴えない夜の向こうだ
発明家  絶対そうなんだ
何度も何度でもつまずくから僕らはジーニアス
さあ行こうか Ah

 

⑪ゆず「マボロシ

今年 秋クール、NHKドラマ「昭和元禄落語心中の主題歌としてオンエアされていた ゆずの最新曲にして 超"新境地"な1曲なんだけど、もうこりゃ凄いですわ。 これ以上にないくらい ストーリー,世界観と綿密にリンクしすぎていて、思わず聴いててニヤニヤしちゃうレベル。数年前、アニメ版では椎名林檎さん×林原めぐみさんの素晴らしいタッグが前例にあって散々 好評を得てきたけど、今回のゆずは別のベクトルで凄い。よくぞここまでタイアップに特化した名曲を作ったなぁって。

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本当に、「落語心中」は漫画,アニメ,ドラマ etc… どの媒体からでも、いつでもいいので絶対に全国民に触れてほしい!!というくらい素晴らしい作品なので ネタバレをしない程度に大まかな内容を説明すると… この話は、戦前からバブル以降までの長い期間を落語の歴史と共に描く、主人公の菊比古(→現:八代目 八雲/演:岡田将生)と 天才落語家・助六(演:山崎育三郎)と 2人の絆、青春、羨望、運命、愛憎、人生、、の物語なんですけど、これがまた本当に繊細で複雑で言葉には言い表せないような愛らしさがあって悲哀があって、でも全部 引っ括めて言うとやはり"青春"そのもののような…そんな話で、とにかく繊細で 1ミリでも動かしたら大きく変わっていってしまいそうなくらい濃密な世界観があるんですけど、それらを一切 壊さずストーリーとリンクした新たな音楽の世界を構築した"ゆず"の功績は僕が思うにめちゃくちゃ偉大で、その素晴らしさもさることながら 出演されてる俳優さん方全員の演技も本当に素晴らしくて、原作の漫画を初めて読んだ時の興奮が忠実に蘇ってきて涙が止まらず…まさに"落語心中の秋"を過ごしてましたよ。正直 ドラマ始まる前は本当に 実写化不可能の作品だと思ってて、失礼なことにほとんど期待できてなかったのだけど、もうこれは本当に土下座したい。こんなに素晴らしいことになるとは。凄い。このドラマに関わった全ての人に大感謝ですよ。

で、「マボロシ」が一体どのようにあの物語とリンクしているのかなんですけど… 実はこの曲、"ロウソクの火が風に吹かれ"とか 2番のサビ前で小さく「消えた…」と囁いているのから分かる通り、「落語心中」のストーリーで最も重要なカギとなる古典落語の演目「死神」をそのまま題材として描いてるんですよね。そして、歌詞の中で語りかけている主人公は、苦しいくらいに菊比古の心情そのもので。ってもう、興奮気味にこんな色々書いておいて、知らない方からしたら"何のこっちゃ…?"と思われるかもしれませんが、とにかく観て下さい!!そして「マボロシ」を聴いて下さい!!


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朽ちてゆく すべての花
そっと運命を受け入れる
ずるいよ  あなたへの想いだけ枯れない

 

鮮やかに今  目の前蘇る
すべてだった  憎んで愛していた
あの日のまま  あなたはマボロシ

 

ポルノグラフィティ「ブレス」

上半期編でも書いたけど、今年は本当にポルノグラフィティに魅せられた1年だった。新感覚EDM「カメレオン・レンズ」、夏の哲学的ポップソング「ブレス」、秋の疾走感ロック「Zombies are standing out」、そして最新バラード「フラワー」…全く異なる4つのカラーで音楽の楽しさを見せつけてくれたポルノの御二方、これはもう今年のベストアーティスト賞を受賞してもいいのでは?  …と、いう訳でもう,アーティスト自体に思い入れが強く残った1年だったので"ポルノグラフィティが好きだった1年!!"と書いてしまえばそれまでなんだけど、やっぱり1曲 選ぶなら、夏に最も聴いた「ブレス」がNO.1かなと。

ご存知 映画「ポケモン」の主題歌となった曲で、広く認知されるタイアップ曲でもあった訳か、aikoの「ストロー」に並んで 1年通して街中やラジオなどで耳にすることが多かった気がするし、現にスマホから再生することも多かったなぁ。本当、聴いていてめちゃくちゃ気持ちがいいんですよね。爽やかでハートフルな曲調で子供向きかな?と思いきや、歌詞は "ポジティブな言葉で 溢れているヒットチャート  頼んでもないのにやたら背中を押す "とか "聞いたことあるような名言に 知らない間にすり替わらないうちに " とか、めちゃくちゃ深い。つまりは、タイアップの内容や決まった方向性に簡単には左右されない、晴一さんの強烈な"爪痕"ですよね。これぞポルノグラフィティの持ち味!!とは感じつつも割と今までの音楽性にはない雰囲気だとも思ってて、結局のところ 何時でも、どこまでも新たな世界を見せてくれるポルノグラフィティ…もう、ここに留まることを許しやしないなって。ハネウマライダーだなって。是非、次の時代も眩い速さで突っ走っていってほしいですよね。とりあえず次のアルバムが本当に楽しみすぎる。


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少年には遠回りをする時間が与えられ
老人には近道を知る知恵が授けられて
どちらかを笑うことなかれ羨むことなかれ
それぞれの道がある 
誰も君の道は行けない

 

椎名林檎宮本浩次「獣ゆく細道」

林檎さんの20周年を記念する最新曲……いつ出るのか!?と今か今かと待ち構えていたら、ついに来たのは リニューアルしたNEWS ZEROのテーマソングだとか エレカシ宮本浩次さんとのコラボであるとか、一気に濃密な情報量が来て 気持ち的に色々 追いつかなくて しばらくは"あぁそう…凄いね"って感じだったのだけど、ちょうど同じ頃に Spotifyプレミアムにも入ったことだし さぁちゃんと聴くか!ってことで聴き込むうちに、あっ良いじゃん…あっっ良いじゃん…! あっっっ!!?良いじゃん!!!となっていった感じ。まぁ何と言いますか、本当もろに"椎名林檎宮本浩次"そのものっていう曲ですよね。良い意味で尖ってる。駆け抜けてる。日本のカルチャーの先を行ってる。常に先導してる。叫んでる。ソウルフル。ワンダフル。そんなイメージ。

で、その後 観たMステでのパフォーマンスもとても気持ちのいいもので素晴らしいショウが鑑賞できた心地だったんですけど、Twitterで見かけた絵描きさん方のイラストツイートたちがあまりにも的確だったので爆笑しましてww 少し紹介させて頂きます🙏

荒ぶる宮次さん…w なんだかんだでちゃんと お目にかかれるの初めてだったので、割と衝撃的だった。。お淑やかに立ってる林檎さんとの凄まじい対比よ。いやはや、紅白でのパフォーマンスも楽しみですね〜〜👍


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借りものゝ命がひとつ

かましく使ひ込むで返せ

さあ貪れ笑ひ飛ばすのさ

誰も通れぬ程狭き道をゆけ

 

⑭嵐「Find The Answer」 ※

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ドラマ「99.9」の楽しさ、平昌五輪の記憶…ナドナド今年の冬頃の忘れられない思い出が詰まった1枚のシングル「Find The Answer」はやはり、1年を通してとても大切と感じる代物でした (※詳細は上半期編にて)。

今年の嵐、アルバムは出なかったものの来年の20周年に向けて 書き下ろしサクラップ付きの最新曲「BRAVE」が「ベストアーティスト」のパフォーマンスで先行公開されたり、全体的に勢いがひしひしと伝わってきた秋→冬。2019年は怒涛の嵐イヤー。さぁ、楽しみましょう👍🎶

 

tofubeats「ふめつのこころ」 ※

この1年 僕の心を踊らし続けた、トーフさん作・最高のポップソング。満を持してアルバム「RUN」に収録された結果、導入部に「ふめつのこころ」、盛り上がり部に「ふめつのこころ」、ラストの完結部分にも「ふめつのこころ」(別バージョン)…ということで色々と大活躍の1曲だった。来年はどんなトーフさんが聴けるのかな。楽しみ。

 

YUKI「チャイム」

4月にリニューアルされたNHKあさイチ」のテーマソングで、夏休みの朝 ゆっくり目が覚める時なんかは朝ドラよりもこっちの曲の方がタイミング的に意識して聴いてた記憶があり、いやほんとに贅沢な朝を過ごしてたな〜って感慨深い1年。初めて聴いた時からずっと気になってて、6月にようやくリリースされたので聴いたら、アルバム「まばたき」の延長線みたいな 爽やかで心地よいロックサウンドが沁みて沁みて、結果1年を通して"聴けば自然と元気が出てくる1曲"という認識に。

と、まぁ「チャイム」にずっとハマってたっていうのは確かなんだけど、そういうベストソング的な話題とは別に 最近どうにも自分の中のYUKIブームが再燃してて、PVとか写真ググっては "あぁぁぁあ〜〜可愛い〜〜〜"→曲聴いては "はぁぁぁぁ〜〜好きだ〜〜〜〜"となってる毎日です。うん、なんか文字にすると気持ち悪いな。まぁなんというか、これからはYUKIさんというより、親しみを込めて"YUKIちゃん"と呼びたい気持ち。そんなYUKIちゃんが2月にリリースするニューアルバム「forme」(フォルム)、楽しみですね!


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叶わない恋にも  ささくれた指にも
「大丈夫」って聞こえてる  私達 地獄耳
騒がしいあなたと分かり合いたいの
振り返れば私の道がある  踊るように

 

⑰Aimer「Ref:rain」 ※

上半期、どハマりして超泣いた、アニメ「恋は雨上がりのように」×Aimerという僕の中の1大ブームは、結局 1年を通して本当に心に残る思い出となっていて。こういう印象的な音楽体験があるからこそ、リアルタイムで音楽を追うのはやめられない。そういえばこの曲、結構 今年 有線で繰り返し耳にすることも多かったりして、なんというか、このメロディを耳にした全ての人と、同じ感動を分かち合いたいな〜と、心からそう思いました。「恋雨」Check it out!!👍👍👍

 

⑱KIRINJI「時間がない」

今年はKIRINJIのことが、ずっと気になってた気がする。というか今までどんなアーティストなのかっていうのを全然ちゃんと調べたことなかったんですけど、元々 堀込高樹(兄)・堀込泰行(弟)の2人でやってた「キリンジ」を '13年 ローマ字名義に改名後、兄だけが残って新たなメンバーを集め→様々な劇伴で活躍するコトリンゴさん(※昨年脱退)や ボーカルも担当する天真爛漫な弓木英梨乃さんなど女性も活躍していたりと、年齢も特徴もバラバラである異色の天才音楽集団という……めちゃくちゃ面白いじゃないですか。ほんと早く調べれば良かったな。今まで 気になってはいたけど どうにもボヤ〜っと見えなかったものからようやく輪郭が見えてきた感覚というか、KIRINJI自体が1つのミステリーであり、宝箱であるみたいな、そんなイメージでした。

で、そんな感じで聴き始めた今年のアルバム「愛をあるだけ、すべて」もすぐに好きになってしまい、Charisma.comとのコラボが美しい"現代芸術"「AIの逃避行」を始め全体的に 2020とその先の未来へ駆けるトーキョー という印象を受けたというか、とにかくサウンド、歌詞、全てから新しさを感じる良さがあったというか、で、「時間がない」も同じくそういう印象を受ける名曲と感じ。

"うつろう街 ""うつろう夢 " 大切なものを見失ってしまいそうな時代の中で、"君に愛を伝えておこう""愛をあるだけすべて "。シンプルだけど、今こそ必要なメッセージであると感じさせ刺さる上、この曲で描かれてる質感は、なんだかとっても美しい。「時間がない」っていうとどちらかと言えばどうしても"後ろ向き"な雰囲気を感じてしまいそうだけど、この曲は何かが違う。どこかからふわっと漂ってる前向きの風。なんだろう、どういう部分から僕はこういう感想を抱いたんだろう。割と歌詞は暗いイメージの方が強い気はするのだけど。やっぱりサウンドかな。KIRINJIに惹かれていること自体のときめきが生む力かな。いずれにしろ、本当にこの曲は名曲だと思いますね。出会えて良かった👍


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流れる星  煌めく雪
瞳に映る焔
花びら散って森は輝いて、ああ
さっと手をふってサヨナラする
人さえ人にとどまらぬ
大切なもの見失ってしまいそうさ
君に愛を伝えておこう
愛をあるだけ、すべて

 

⑲米津玄師「Lemon」 ※

この曲も嵐やAimerのように 上半期中に思い入れが出来た曲で、ドラマ「アンナチュラル」×「Lemon」のリンク性という1大ブームがずっと心に残ってた。この曲にハマった人の多くが、同じような方が多いんじゃないかな。11月には↑のMVが累計2億回の再生を突破するとか凄まじい金字塔を未だに打ち立てまくってて、ニューシングルの「Flamingo / TEENAGE RIOT」も絶好調だし、もうドキドキしながらひっそりと聴きつつ見守るしかないってくらいザ・音楽シーンの男って感じ。来年の活躍にも期待ですね!

 

土岐麻子「CAN'T STOP feat.大橋トリオ

僕のTwitterを見て頂けてた方は多分お分かりだと思いますが、今年は本当に土岐麻子さんにハマりました…。元々、今年の4月1日・年度始めの日に届いたTSUTAYA DISCAS大橋トリオさんのアルバムに感動して上半期編ではベストソング1位の作品として語らせて頂いたんですけど、その日 全く同時に届いてハマったのが土岐麻子さんのベストで、そこで御2人の音楽に惹かれたからこそ楽しい2018年が過ごせたと言っても過言ではないのですが、なんと驚いたことにその数ヶ月後、まさか2人がコラボ曲を出すとは。こんな偶然あるの!?って、めちゃくちゃ感動しました(笑)。尚更 土岐さんにも大橋さんにも不思議な縁を感じて、惹かれてしまった。音楽色々 漁り続けてると、こんなことあるんですね。

で、その曲はというと、無論のことめちゃくちゃカッコイイです。妖艶と爽やかさ双方が波打つ土岐さんの歌声と、とにかく心をくすぐるようなセクシーさがある大橋さんの歌声混ざり合う求め合う様は、もう、グッと心を鷲掴みにする。もう御2人への愛が止まらない♪って感じだわ。「SAFARI」、凄く良いアルバムだなぁと思いましたけど、8割方は良い意味でこの曲のインパクトに気圧されたというか、来年はまた落ち着いて それぞれの歌声をじっくり聴きたいなぁ(追っていきたいなぁ)、なんて思います。とにかく、最高の出会いでした!!👍👍🎶


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身体は虚しい容れ物で
なかでは欲望が静かに
石油のように揺らめいてた
燃えることなどなく

 

たとえばどんな言葉よりも
言葉にならなかった無言
そこに隠し合った姿も
許し合いたいよ

 

【Extra edition】

Awesome City Club「君はグランデ」

君はグランデ

君はグランデ

いつもながら甘くキュートなシティーポップをお届けしてくれるACC、ここ1ヶ月程はこの曲にときめいていました。なんとなく年末っぽいようなクリスマスっぽいような雰囲気が漂ってて、この冬はヘビロテモノの1曲。でこの曲が入ってる本日リリースの「Catch The One」、これまでたくさんの素敵な音楽を世に送り出してきたACCがここにきて1stアルバムって少し不思議な感じだけど、ここからまた新たに再出発ということで…乾杯🍻。

 

BLUE ENCOUNT「FREEDOM」

前述の通り アニメ「BANANA FISH」の後期OP曲で、終焉に向かっていくストーリーとリンクした新規OPアニメーションと+ダイナミックで切ない「FREEDOM」のギターの旋律…一発でノックアウトされて泣きました。ブルエンってそういえばZIPの特集とかで見たことあったけどちゃんと聴いたことはなかったし、こういうきっかけがない限り出会うことがなかったであろうバンドの1つだし、こういうの嬉しいなぁ。良いよね。

 

平井堅「HOLIC」

HOLIC

HOLIC

  • 平井 堅
  • J-Pop
  • ¥250

J-WAVE 30th Anniversary Song として10月から絶賛オンエア中の新感覚ポップ。chelmico (チェルミコ)という女性ラッパー達との掛け合いがカッコよかったり 浮遊感のあるサウンドが美しかったり色々と面白い曲なんだけど、聴いてて残る情報が8割方「冷蔵庫の中には水しかない」こと(笑)。こういう不思議オーラ全開な平井堅も好きだな〜というか、こういう平井堅 "好き。まさにHolic(中毒)。

 

くるり「ソングライン」

今年リリースされたアルバムの表題曲だけど、なんかもう聴いてると"凄いな!"の一言に尽きる。イヤホンの左右で凝りまくったサウンドが駆け抜けるアヴァンギャルドと、懐かしいような切ないようななんとも言えないエモーショナルな気持ちになる感覚と、果てしなく続く草原のような、走馬灯のような…つまりはくるりの音楽って、The・唯一無二ですね。↑のMVは、俳優・篠原篤さんの素晴らしい演技も相まって 物凄い芸術作品に仕上がってます。是非何か、スペシャのアワードで何かしらの賞を受賞されてほしい。

 

Mr.Children「秋がくれた切符」f:id:fuurintakino:20181205232035j:image

試聴ページが一切 見つからなくて何これ!勿体ない!…まぁアルバム買って(or 借りて)聴いてってことですよね。 ある日の寒い朝、歩きながら聴いてたら思わずホロリと泣けてきたド名曲。「重力と呼吸」は色々な意味で"新しさ"を感じる曲が多いけど、この曲だけは何か、重厚な2000年代ポップの風が強く吹いてて、凄く懐かしさを感じる。今年は本当、ミスチルにハマったなぁ。

 

ゲスの極み乙女。「オンナは変わる」

メンバー4人のすば抜けた演奏力の高さと、絵音さんの自分さえも面白おかしくプレゼンできるプロデュース能力(例:ジェニーハイ)と、排出され続けて止まらない名曲の数々…今年も色々凄かった。中でも「好きなら問わない」は気になりすぎて買ってしまった1枚なのだけど、やっぱり良いですわ。特に「オンナは変わる」ね。全員が違うリズムで音を奏でつつ「運命」が聴こえてくるところなんかもう鳥肌。本当、魅力に気づけて良かった👍

 

⚫DAOKO×中田ヤスタカ「ぼくらのネットワーク」

今年はDAOKOにハマった年でもあった。元々ベストソングには秋あたりまで「終わらない世界で」がランクインしててずっとそれを語ろうと思ってたんだけど、最近「ぼくらのネットワーク」ブームが自分の中でハンパなくキてるのでこの曲を。ヤスタカさんプロデュースということで確かにPerfumeっぽさ×ぱみゅぱみゅっぽさはあるんだけど、何より特殊な中毒性があって、その上 どんな世界観にいても美しく映えるポップアイコンと化すDAOKOさんの魅力があって、もうこれって本当 素晴らしいことでしょ。 大晦日は紅白初出場ということで、楽しみにしております!

 

⚫Survive Said The Prophet「RED」

うわ。。フル初めて聴けた。ガチカッコイイ泣きそう。前述の通り、アニメ「BANANA FISH」の後期ED曲となった壮大な楽曲で、前期OPで担当していた「found & lost」とは圧倒的に違ったサウンド,雰囲気で魅せ、主人公であるアッシュ・リンクスの,物語の終盤に向かっていく時の内面的な感情を、これでもかというくらいリアルに鮮烈に、残酷に描いてくれています。(←なかなか内に秘めた感情とか表に出さない主人公なだけにそりゃもうエモいのよ!!)。ゆず, King Gnuの項でも語ったけど、綿密にタイアップ作品と合致した曲を作れるアーティストってやっぱり凄いわ。というか、「BANANA FISH」とか関係なくても「RED」はめちゃくちゃカッコイイ曲なので、とりあえず皆様 聴いて頂きたい。"サバプロ"の愛称で知られる気鋭バンド。今後も注目していきたい!!

 

鈴木瑛美子×亀田誠治「フロントメモリー

「恋雨」といえば(↑にも書いたけど)アニメ版×Aimerにハマりすぎて実写映画の情報とかノータッチだったんだけど、最近になって実写版主題歌である「フロントメモリー」聴いたら、めっっっちゃ好きなやつだった。何この不思議な…謡曲風味のダンスミュージックのようなロックのような…と思って調べたら 神聖かまってちゃん・の子さん提供曲(というか元々リリースされてる曲)とのことで、あっ!言われてみれば!と腑に落ちた。鈴木瑛美子さんの歌声めっちゃ良い…誰か早くWikipedia作ってあげて! ()。あとジャケのあきらちゃんが相変わらず可愛えぇ。

 

ぼくのりりっくのぼうよみ「僕はもういない」

今年「辞職」を発表したりTwitterでの発言が色々あったりと、まぁ色んな事ありましたけど、なんとなくこの曲 聴いてみたらすっごくカッコよくて一発で好きになって、細かいこととかどうでもよくなった。終盤になって ズバッとこういうカッコイイ曲を残して去ってくっていうのはやっぱり、正真正銘の天才なんじゃないかな。ラストアルバム「没落」を聴きながら今これ書いてるんですけど、もーーーゾクゾクするわ。何かが覚醒しそう。イイなぁ、これ。本当に色々、お疲れ様でした。

 

乃木坂46シンクロニシティ

今年バイト先のインスト有線でずーっと気になってる曲があって良いメロディだな〜なんて思って聴いてて、ある日ちゃんと調べてみたらこの曲で、"おおぁぁぁ〜これだ〜!"となり謎が解けた(笑)。そして実際 聴いてみて、メロディも良いけど歌詞(というかテーマ)もいいな、と気づいて。街の中で、痛みや悲しみを誰かと分かち合いたい気持ち。"泣いてる人のために 僕もどこかで 何も気づかず そっと涙流したい " という最後のフレーズ。なんだか優しい気持ちになれそうだなって。凄く良い曲。

 

あいみょん「今夜このまま」

あいみょんブームの2018年でしたね〜〜 紅白初出場も話題だし 音楽ファンの間でも語られることが圧倒的に多かったThe・気鋭アーティストで僕もずっと気になってたんだけど、今回「今夜このまま」で初めてぐっっと深くまで沁みてくる曲に出会えて、なんだかとっても嬉しかった。歌詞の中で描かれるのは、これまで言い表せなかった辛い日常を生きる救われない気持ちとか、心の叫びとかで、ほんとリアルだし全部"希望系"で 叶うことの方が少ない現実の"お話"だけど、そんな重たいことを、→ポップでキュートなムードに包んで歌い上げてるあいみょんさん、最高に乙。あと「けもなれ」は1話しか見れてなかったのでうろ覚えだけど、"とりあえずアレください"で ビールを頼むガッキーの顔が浮かんでなんだかほのぼの。つまりは現代を生きる全ての人に捧ぐ応援歌でもあり、そんな曲が平成終わり間近のこの季節に存在していたこと、よござんした。

 

 

ということで今年好きだった音楽、長々語って参りましたが、これに終了です。本当タイトルに書いた通り、"最愛の1年"でした。こんな1年が来るのをずっと待ってたような。 素晴らしい時間…過ごせて良かった!!ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございました。(滝野)

アルバムレビュー・サザンオールスターズ 「さくら」 〜 祝・発売20周年!! 邦楽史に残る愛と混沌のロック。【サザンレビュー再編集 & 加筆修正版】

やって来ました10月21日!

サザンオールスターズ40周年 かつ 「さくら」発売20周年。記念すべき1日ですね!!

「さくら」マニアとしては恐らくサザンデビュー記念日よりもテンションが上がってるこの温度感。何もせずにはいられない。ということで今日は、5月に投稿したサザン70曲レビューの「さくら」パートから、既に書いてる11曲の感想の修正+残りの5曲の感想を加筆した、完全版「さくら」レビューをここに残したいと思います。よろしくお願い致します。


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①NO-NO-YEAH / GO-GO-YEAH

開始早々 ハードロックなサウンドが興奮を掻き立てる、アルバムの世界観に瞬時にして引き込まれる絶妙なスタート。若干 泥臭さを感じさせるようなストレートなロックなのかと思いきや、ドラムに 打ち込みと生音が切り替わる仕掛けが隠されてたりとか 凝り感満載でロックしてる感じ、サザンって最高だな〜!と思わせられる最大の要素だ。

歌詞は英語と日本語の口語表現を掛けた 桑田さん曰く「言葉のパッチワーク」らしく、”配せど ”” i said ”に聴こえたり”話題の” ”what time”に聴こえたりだとか、桑田さんが作り続けてきた和洋折衷で磨かれたセンスが尖るフレーズ達の”ラスボス形態”みたいなこの曲から感じさせるのはもう、シンプルに”The 芸術”と言い表すより他はない。

ちなみにこの曲、制作当時 同じビクタースタジオにコバタケさんがいたのでアドバイスを依頼し編曲に加えた、なんていうエピソードがあるのも粋。音を楽しんでる大人たち、カッコイイなぁ。

 

②YARLEN SHUFFLE 〜子羊達へのレクイエム〜

最高のストレス発散曲。これも風刺色が強い曲だけど  どちらかといえばオシャレ度の方が強くて、刺激が強い歌詞が多くありながらも聴いてて結局 元気が出てきてしまうという面白さ。トランペットとシンセサイザーの音にアクセントが効いてて、ノリノリ感MAX。ジャンルはジャズ×ダンス×ロックの間って言うのかな、もうなんだろう、本当に大好きすぎるんですよこの曲。

高校時代、下校時にまず最初に再生する曲がこの曲だったので サザンの曲の中で最も思い入れのある曲と言っても過言ではないくらい大好きで、疲れを→ノリノリに変換するためのジェネレーターとして重宝しまくった。

曲のイメージとしては完全に、終電で帰る夜の疲れたサラリーマンの脳内。もし自分が広告プランナーになったならば、真っ先にビールのCMソングに起用したい。もうこんなカッコイイ曲がテレビから流れてきたら、最高オブ最高でしょう。サビの” 君〜よ↑ サラバ↑☆サラバ↑ 夢⤵︎☆ドリーム↓〜♪ Sweet ↑ Sweet,↑ Da-ba-da ⤵︎⤵︎⤵︎ どうか Never⤴︎  die!!〜♪”は本当に絶妙な中毒性メロすぎて、こんなの、きっと全ての人を元気づけてくれるに決まってる。オアシスを求める現代人のための、スカッとしたクールな現代風刺ミュージック、それが”子羊達へのレクイエム”…。

 

③マイ フェラ レディ

フェ、フェ✖…?//  …なんて伏せてる場合でも恥ずかしがってる場合でもない。これはエロ曲だけど、お洒落なジャズが本格的でレベルが高すぎて、もはやエロ曲に聴こえない1曲。昼下がりに表参道辺りを歩きながら聴くのに適してると思う。

この曲を突破しないと「LOVE AFFAIR」に辿り着けない曲順っていう この”試されてる感”が最高なんだよな…。はっきり言って ここで深いサザンファンになれるかどうかが左右される気がする。(ちなみに父にこのアルバムを勧めたところ、ここで脱落していた orz)

ちゃんと歌詞を読みながら聴くと ”飲ます精で ちと鼻炎” なんて うわ・・・凄いフレーズだな…というかどんな状況??(;(;(//̀Д/́/););) なんて赤面してしまうけど、普通に聴いてたら本当にスペイン語か何かにしか聴こえない。実際 本当に、最初 聴いた時は”さすがにこれは日本語じゃないでしょ?”って思ってた。ノマッセーデディドビェン的なフレーズだと思ってた。まさかの日本語っていう衝撃。”増えると いい子 丸刈りだ ” は何度聴いてもフェトイーコ・マルガリータだし、”俺知らんど 裂け目見えるど ” はオ・レ・シャンドーレ・サフェーネ・メルドだし。でも改めて歌詞ちゃんと読んだらちょっとやっぱり、完成度が高すぎるな…。一体どんな脳みそしてたらこんな歌詞が書けるのか。全くもって、天才というものは恐ろしい。本当にそう感じる。

まぁきっとタイトルを言わなければ、ピュアな乙女に聴かせてもこの曲がエロいことなんぞバレない。多分。

 

④LOVE AFFAIR 〜秘密のデートf:id:fuurintakino:20181020183314j:image

デビュー20周年の時にリリースされた、言わずと知れた大名曲。サザンの曲で1番好きって人も多い人気曲で、かくいう僕も一二を争うくらい大好き。間違いなく、全ての曲の中で最もロマンチック。だって最初 聴いた時”不倫”がテーマの曲だって知りませんでしたもんね。何でこんなにロマンチックなんだろ…魔法にかかったようなトキメキを感じる。

疲れて帰る時もこの曲さえ聴けば、癒しの果てへ誘われて疲れなんか一瞬で取れちゃいますもの。高校時代からずっと帰宅時の最上級の癒しソングですし、恐らくこの先もずっと自分をときめかせてくれる最高の歌。 嗚呼、音楽って本当に素晴らしい。

数年前 横浜を訪れた時に 近くの港に停まってた船に”マリーンルージュ”って書かれてたの見た時の衝撃は半端じゃなかった。うぉぉぉぉぉこれが噂のマリンルージュ!!!「LOVE AFFAIR」じゃん!!っていう。いつかこの曲の横浜聖地巡りはしてみたいものだなぁ。

 

⑤爆笑アイランド

タイトルの感じじゃ一見 分からないけど、凍りつくようにクールで皮肉で刺激的、でも快感!な最強風刺ロック。”サザンのカッコイイ風刺曲は?”と問われたならば、答えるのはまずこの曲でしょ。打ち込み音とギターの混ざり合いの心地よさは、このアルバムの中でもNO.1の魅力。

やっぱり90年代末期の日本のロックサウンドって、どこか常軌を逸したような雰囲気があるんですよね (それはサザンに限ったことではなく)。どこまでも混沌としてるような、感情を失ったような、言い表しようのない不思議な感覚と同時に迫り来る快感。やっぱ '98年の邦楽って最高すぎて好みドンピシャなんだ…。

当時の小渕首相の演説をラップにしてるってところとかほんと、この刺々しさこそサザンって思うんですよね。「真夏の大感謝祭LIVE」でのパフォーマンスはカッコよすぎて震えたな〜。生でこんなカッコイイ聴けたらきっと興奮で倒れることになりそうだし、かなり危険。でも聴きたい。

”ッオーーイ!!!”って掛け声、一緒に言いたい。

 

⑥BLUE HEAVEN

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記念すべき40枚目シングルとなった1曲だけど 心無しか”隠れ名曲”という感じがする、聴けば聴くほど新たな魅力に溢れてる不思議な曲。ポジション的に「爆笑アイランド」と「CRY 哀 CRY」というガッツリロックしてる2曲に挟まれて、より一層この曲の魅力が引き立って聴こえるのでこの辺は必ずノンストップで流れるように聴くのがお決まり。なんだろう、上手く言えないんだけど何か”切なオシャレ”なんですよね。

この頃のサザンにしかない、ちょっとスピリチュアルで不思議な 美しい魅力が詰まってると思う曲の例を挙げるならまさにこれ。とにかく聴いてて心地よくて、桑田さんの歌声が愛おしくて。こういう癒し曲が入ってるっていうのも「さくら」が1番大好きである大きな要因である気がする。まさに鮮やかな青のジャケ写がこの曲のイメージにピッタリ。

因みに、ラストのうっすら聴こえる語りの声は未だに気になるところなんだけど、調べたところによると どうやら「あなたがいたから、今もこうして生きていける。天使が消えた愛なき道を。」と言っているそうで。こういうニクイ演出も、芸が細かくて楽しいんですよね。

 

⑦CRY 哀 CRY

シングル「PARADISE」のカップリングとなった曲。暗く異様な雰囲気が漂う、かつ奇抜な、これぞプログレッシブ・ロック期サザンの真骨頂。

”白たへの”  ”恋ひめやも” ”ぬばたまの” など日本の和歌、百人一首に準えた”和”のフレーズに、サビの「CRY…! 哀…CRY……!!」から急加速する”洋”なハードロック要素……やっぱセンスレベルが高すぎて震えますわ。これが安心と信頼のサザンクオリティー

”よろず能艶たる美  千代に天照らす舞 ” のところなんて英語にしか聴こえないし…もう何か聴いてて、恐るべき才能に魂を吸われそう。最初聴いた時 腰抜かしましたよ。実際、一部の演出で 赤ちゃんが狂ったように泣き叫ぶサウンドが入ってるっていうのもあるけど、全体的な音の演出面 含めて実際ちょっとこの曲は”恐ろしさ”を感じたりもする。でも同時に爽快感っていう、感覚としては「Computer Children」に近いような感じ。大好き。何度聴いても褪せない、やめられない魅力。まさに電子ドラッグ。

 

⑧唐人物語 (ラシャメンのうた)

そして、「CRY 哀 CRY」の狂気を感じるような 後を引く恐ろしいサウンドで曲が終わると同時に間髪入れずにこの曲の幻想的な世界観が幕を開ける…この一瞬こそが、「さくら」の中で最も絶妙かつ魅力的に輝くハイライト。

タイトルの「ラシャメン」とは”異国人に身を売った者を迫害する”という意味があるらしく、歌詞では 江戸時代末期に実在した芸者“唐人お吉”こと斎藤きちの人生が描かれてるとか、単純に、あまりにも濃密に作り込まれた曲の構成や実際の背景などの ぐっと奥行きある雰囲気…もはや聴き手の感情が追いつかない完成度だ。原さんの温かい歌声で重いテーマに切り込み、音楽として落とし込むという手法は「ナチカサヌ恋歌」(「Southern All Stars」収録)でも取られていたけど、アルバムでこういうものを”表現”する才能って凄いな!って心底ゾクゾクしちゃうし、やっぱり桑田夫妻の才能って素晴らしすぎる…。

で、内容についてのコメントはというとやっぱり少し難しいのだけど、”泣けば花散る一輪挿しの 艷な姿は春の宵 桜舞い” という部分からの美しさと残酷さが伝わってくるような雰囲気には何か胸に迫るものがあって、もう少しこの話の詳しいことを改めて学んでみたい、と思ったりします。

 

⑨湘南SEPTEMBER

ひたすらプログレ・ロックで攻め続けるアルバムなのかと思いきや、突如現る 初期の”夏” ”海”サウンドを彷彿とさせる、厚みのある楽曲でハートせつなく…。

wikiによると ”サザンの湘南というイメージをセルフパロディ化する形で作られた、桑田作品の中で「湘南」がタイトルに登場する唯一の曲”らしく、突然こんな曲入れてくるか〜!っていう予測不可能なワクワク感でいっぱい。あらゆる良さが詰まっての「さくら」であることを、この曲で特に実感してしまう。

もうイントロから どこか懐かしくも愛おしいような、不思議な魅力で満たされてて、”甘くせつない 雨は子守唄 ”〜♪のところで雨音がサーッ…って鳴ってるのが聴こえた瞬間 咄嗟に涙腺がやられるのがお決まり。

実在する茅ヶ崎の老舗サーフショップ ”GODDESS”が歌詞に登場しているのを始め この曲、茅ヶ崎・湘南エリアを旅する際に聴きたいと思う要素が満載で、昨秋、いてもたってもいられず 実際に9月に湘南へ訪れ 現地でこの曲を聴いて参りまして。もーーー最高の気分でしたね。こんな素晴らしい曲があって良かったなぁ…と心から思うのでした。f:id:fuurintakino:20181020174600j:image

 

⑩PARADISE

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'98年7月リリースのシングル。ちょうど自分が生まれた頃あたりに出てた1曲てな訳ですが、そういうのってなんか良いですよね。元から大好きな曲であるがゆえ、より一層の親近感。

この曲、打ち込みが主体だったりダンスミュージックっぽかったりと 雰囲気的には少し「愛の言霊」とポジションが被る気はするのだけど、この曲はもっと混沌さが増してるというか、まさに日本の世紀末・邦楽の独特なオーラがパッケージされてる感じが好みドンピシャ。こういうポジションの曲が入ってるってことを考えてもやはり「さくら」は絶妙に好みをついてくるアルバムであることがよく分かる。

サックスの音が最高に気持ちいい間奏を挟んでからの、北原白秋の詩を基にした原坊のラップ ”空が真っ赤に萌えている…” の部分は特に恐るべきセンスと狂気を感じて鳥肌が立ちまくり。やっぱり「さくら」辺りの桑田さんのセンスは本当に”どうしたの!?”ってくらい神がかってて怖いくらいなんですよね。

wikiによると”核問題をテーマにしている”らしく、確かに今まで意識せずに聴いてたから改めてしっかり歌詞を読み取ってみたら凄く胸に迫るものがあるのだけど、もう全部引っ括めて桑田さん天才すぎる、カッコイイ!って言ってしまえるんですよね。というかそれしか言えませんよもう。

 

⑪私の世紀末カルテ

6分半越えでひたすらにネガティブな桑田さんの想いが体感できる、ソロの「孤独の太陽」期や「どん底のブルース」にも通じるところがある サザンの楽曲としては貴重なポジションの1曲。めちゃくちゃネガティブだけど 何か教訓的な、リアルに刺さるようなフレーズたちに素晴らしさを感じてしまうのはやっぱりもうファンを完全に極めた証拠なのかなw なんて思うんですけども。

…とか言いつつ、ほとんど外で「さくら」を聴いてる時なんかは若干 再生を躊躇う曲だったりもします。深すぎてしんどすぎて。浮気をしてる男目線での ”満員電車のビショ濡れ窓から我が家の屋根を見て 今夜のために昨夜と違った言い訳さがしてる  誰も知らない場所が欲しい それなのに 愛をブラ下げてホロホロリ” とかもう絶妙にリアルすぎてグサーーですわ。疲れてる時にこれはアカン。余裕のある時に思う存分 桑田イズムに浸ろう。

 

⑫SAUDADE 〜真冬の蜃気楼〜

サウダージ。というとあの情熱的なポルノグラフィティの曲をすぐに想像してしまうけど、それは一旦 置いといて単純に改めて ”SAUDADE”の意味を調べてみると”郷愁、憧憬、思慕、切なさ などの意味合いを持つポルトガル語” らしく、まさにサブタイトルの”真冬の蜃気楼”が表す通り、冷たい冬の景色を描くような 管楽器が魅せるサウンドが絶妙。

曲調はボサノバ調らしいけど、和風な雰囲気も合わさった感じがほんのりと匂ってて なんとも言えない魅力のポップソングに落とし込まれてるのが良い。流れるように聴いてしまう。

真冬の道で黄昏て聴くもよし、温かい部屋で珈琲でも飲みながら聴くもよし。

 

⑬GIMME SOME LOVIN' 〜生命果てるまで〜

SMがテーマのエロパート。エロなんだけど、ガッツリとハイレベルなポップロックとことん史上最上級に作り込まれたサウンドに徹してるこの感じ、やっぱり「さくら」は熱い。

エコーのかかった不思議な質感のボーカルにどこか浮遊感を演出してて、ロックというジャンルに留まらないものが繰り広げられてるワクワク感がgood job。この曲も流れるように聴いてしまうので極めてあっという間な数分間である。最後の終わり方が歌詞,サウンド共にめちゃくちゃカッコイイな〜。人間としてあるがままでいたい。生命の果てるまで。

 

⑭SEA SIDE WOMAN BLUES

名曲オブ名曲。上で「湘南SEPTEMBER」を”厚みある楽曲”と表現したけど、この「SEA SIDE WOMAN BLUES」はもっと、更に更に重厚な、グッと作り込まれた美しい名曲だと思うし、こんな良い曲がポンッとさり気なくアルバムの中に入ってていいのか!? シングル曲じゃないのか!?と思う、そんな1曲。

テーマは”失恋”。1人の主人公がある人に失恋して、”渚橋” ”片瀬川”など実在する湘南の地名も織り交ぜられながら、悲しみの中 1人歩く様が描かれているけれど、もうこれが切ないのなんの。切なさに溢れすぎてまさに ザ・センチメンタル!って雰囲気なのだけど 、同時に 聴き手的に感じる気分はどちらかといえば「切なさ<愛しさ」だったり。これはやっぱり、悲しささえも音楽の力で幸せなものに変えてくれる”桑田マジック”なのかな。

実際 失恋した男が夜の湘南を1人トボトボと歩く姿を想像してみて……明かりが灯り艶づく片瀬川の風景を見て……心做しか、ちょっとだけ慰めてくれてるような、元気が出てくるような、そんな気分になると思うんですよね。なんていうんだろうこの曲、世界観としては「古の風吹く杜」「君にサヨナラを」とか後の桑田ソロの作風に繋がるものがあるんじゃないかなと思う。

この曲 前からかなりお気に入りではあったけど、Twitterでいつもお世話になっているフォロワーさんがこの曲について愛を語っているレビューを読んでから、さらに自分も愛が深まったんですよね。”愛という字は真心で 恋という字にゃ下心” というフレーズに驚いたと語られていたけど、恥ずかしながらそれ、今まではっきりと意識しては聴いていないもので、時間差での衝撃が凄くてですね。えっ、そこ、あっ!!?? 名フレーズじゃん……!!!(鳥肌) みたいな。

文字の造形を恋愛に準えてフレーズを紡ぐなんて、単純な原理ではあるけど、なかなか出来ない発想。少なくとも僕は、そういう言い回しは聞いたことがなかったんですよね。深すぎるし、考えさせられすぎるし。もう、サザンで知る”オトナのラブソングの世界”って感じ。また一つ、大人の階段上りましたね。嗚呼、スローなギターの音色が今宵これまた一段と沁みる…。。

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↑”艷づく”片瀬川の写真。こちらの方のブログから引用させて頂きました。

 

⑮(The Return of) 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 <Album Version>f:id:fuurintakino:20181020183503j:image

いよいよ終盤!最高潮の盛り上がりへと誘われる最強! キングオブ・デジロック!!

この曲聴いてると本当にテンション上がりすぎて訳が分からなくなりますね……。コンピュータがテーマの現代風刺に電子音多用のロックソングって本当、サザン的に真骨頂すぎますわ。日本でのこういったジャンルのロックなら、きっとサザンの右に出る者はいない。この曲を家でライブ会場的に楽しみたいがために「さくら」のリマスター盤を購入したようなもので。

歌詞もサウンドの演出も総じて、心の底から惚れ惚れする圧倒的迫力。本当に大好きなロックソングって、間奏で鳴ってるギターとかドラムの音、コーラスのところも全部口ずさみたくなりますよね。もう、この曲を具現化して、料理として飲み込んでしまいたい。いつ聴いてもカッコイイ。いつも心に 「01MESSENGER」を。 

 

素敵な夢を叶えましょう

ラストは、エッセイのタイトルにもなったこの名曲。この曲には何度も感動させられ、勇気づけられてきたなぁ…。1フレーズ1フレーズに心を震わせられるような美しい強さがあって、ひたすらに好きなんですよね…。人々に優しさと希望を与え続ける”現代サザン”の明確なスタイルが確立された、重要な原点になってる1曲のような気がする。

”暗い夜空にまたひとつ秋が流れた” のフレーズの後に鈴虫の鳴き声が聞こえるところ、ここでもう、数え切れないくらい涙腺をやられましたね。こういう細かな良さや絶妙な切なさについて上手く言い表すのは難しいのだけど、とにかくそこで胸いっぱいの希望と愛しさに満たされ、こんな曲があって良かった、と心から思える気分になるんですよね。アルバムタイトルが「さくら」にも関わらずこの1作に込められた季節的メッセージ性は”秋”だとはっきり感じ取れるポイントがこの曲にアリ。故にやっぱり、秋の夜長に「素敵な夢を叶えましょう」を再生するのは毎年 絶対に欠かせないですね。サザンに浸り、夜空へ思いを馳せ、”心の扉を明日へと開く” 大切な瞬間。5分9秒。

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ということで、元より語っていた曲の再編集も兼ねて、改めて「さくら」という大好きなアルバムについて色々書いてみました。本当に、こんな不思議なときめきをくれるサザンの音楽って唯一無二だな!って。素敵なアルバムを作って頂き、ありがとうございました。と言いたい。

アルバムレビュー・Mr.Children 「IT'S A WONDERFUL WORLD」 〜もっと愛しいミスチルワールドへ!究極のポップ名盤、愛称”イツワン”。


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ミスチル愛が止まらない。

先月末、約1年ぶりのアルバムレビューを「DISCOVERY」に捧げ 散々 色々語ったばかりだけど、またもう1つミスチルのレビューが書きたくて仕方がなくなってきた。

今月3日 ついに最新アルバム「重力と呼吸」がリリースされ、これに関して 今のところ上手いこと感想を語れてはいないものの 凄く惹かれるところがたくさんあってワクワク感に満たされ、からの先日 アメトークにて放送されたMr.Children 大好き芸人」を見て 知らなかった面白い知識が満載の番組に心を動かされ…と、完全に自分の中でミスチルがトップトピックに来ている状態。これ逃すともう、いつちゃんと語れるか分からない。乗るしかない このビッグウェーブに。f:id:fuurintakino:20181007235709j:image

 

ということで今回は、今 自分の中で急激に愛が深まってきている、ファンからの人気もとても高い名盤 「IT'S A WONDERFUL WORLD」(愛称:イツワン) について語っていこうと思います。2002年5月10日リリースの作品。

で、まず触れたいのがやっぱり、当時流れていたアルバムのプロモーションCMにめちゃくちゃ惹かれるって話題なんですけど。(↑引用させて頂くこちらの動画、8:38〜9:39の部分です)

 

制作されているのは3パターン。

①収録曲「LOVE はじめました」の 少し不気味さも感じるエレクトロ・ボイス・イントロに合わせて、街が地面に沈んでいくアニメーションと、アルバムの発売日が表示される”序章”的な告知

②リード曲「蘇生」に合わせて、子供たちのいる砂場に中に 政治家らしき紳士2人が無邪気に砂を投げ合う極めて異様な光景…歌詞との関連性も考えさせられる刺激的な告知 (※下で詳しく語ります)

③ ①に同じく「LOVE はじめました」に合わせて、様々な人物のCGが回転しながら変化していく…アルバム全体のコンセプトが気になって仕方がなくなる”好奇心 掻き立て”型告知

いずれも目に焼き付いて離れなくなるような 刺激的映像の連続で、もうこれほんと最高だと思うんですよね。このCMを観たからこそ、”どんなアルバムなんだろう…?”と視聴前から気になっていたのもあるし、間違いなく 音楽ファンでいる限り一生見続けていきたい貴重映像だな〜なんて思ってしまうんですよね。ミスチルのプロモって、威力が桁違い。アーティスト達の巧みなアイデアの結晶ですわ。

 

①overture

そしてそんなアルバムの最初を飾るのが、コバタケさんが単独で作曲したらしい、次曲「蘇生」へと繋がる序章のメロディ。壮大なオーケストラが段々と賑やかさを増していき、時計の秒針の音が聞こえる演出…圧巻のスタートです。興味津々。

 

②蘇生

怒涛の超名曲。名曲の多いミスチルのアルバムオリジナル曲の中でもトップレベル、感動的で歴史に刻まれそうな、心を撃ち抜かれる6分が幕を開ける。

まずもう、タイトルとテーマが素晴らしいんですよね。サビの歌詞が ”何度でも 何度でも 僕は生まれ変わって行く” 題:「蘇生」って。未だかつて、こんなに秀逸で、真っ直ぐで美しい”生”の表現、誰が思いついただろうか?? もはや、人類が描ける芸術と価値観の遥か先を行ってしまったような。曲の中に広がる壮大な世界に魅了されつつも、↑の一節に全体のテーマが集約されて、シンプルに刺さるような破壊力があり、どうしてもそこばかり口ずさんでしまうというか。f:id:fuurintakino:20181008234122j:image

と、ここでプロモ映像との関連を考えてみて。これ、砂場に国会議事堂らしき建物が型どってあるために自然と紳士2人が”政治家”であると解釈したのだけれど、この、様々な政治家人生を経て 心に大分曇りが出たり 迷うことも多かったであろう人物らが まるで童心に返るように砂場ではしゃぐ異様な姿…を見つつの ”今も心に虹があるんだ ” ”まだやりかけの未来がある” というフレーズ、あまりにも心にくるものがありすぎませんか。この辺りの解釈から、ミスチルの魅力の1つである風刺色の強さなんて特徴を挙げられるのにも繋がっていくのかな、と思うのですが。もう、色々と気になって仕方がないな〜。考えれば考えるほど奥が深すぎる。そして僕は、こういったアートさ・知的さ 漂う名曲が大好物な訳です、ほんとありがとうございます。(?)

 

③Dear wonderful world

壮大で賑やかな「蘇生」から一転、静かで優しい世界へと誘われる。短い曲だし 最初聴いた時は”さらに盛り上がりそうなポジションの3曲目でこんな控えめな曲もってくる??”と少し不思議に思ったけれど、繰り返し聴いてちゃんと好きになった今、この曲がアルバム全体の展開にとって如何に重要な役割を担っているかが自然と分かってくるんですよね。「IT'S A WONDERFUL WORLD」というビルの土台に組み込まれた 絶対に欠かせないピースであり、この2分17秒を体験することで、全体の世界観により一層 深みが増してくる。

”通り雨が止むまで カプチーノでも飲んで待とうか?”という歌詞の通り、本当にカフェにいるような演出の中で、雨音が優しく聴こえてくるのが印象的。思わず目を閉じて、耳をすませてしまう。

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――この醜くも美しい世界で。

 

④one two three

アントニオ猪木さんの「1! 2! 3!ダァ〜!」を参考に作られたという 優しく包み込まれるような気持ちの良い応援歌。これは本当、聴いてて元気が出ますよね〜〜。色んな情報量がごちゃごちゃに詰め込まれて なんだかホッとするような幸福な哲学感を生み出す桜井和寿イズム…そうそうこーいうのが好きなんだよ!!って感じですね。

ビデオに撮った「ショーシャンクの空に」見てからは  もっと もっと確信に近いな
暗闇で振り回す両手もやがて上昇気流を生むんだ

ここの歌詞良いな〜。個人的に今年ちょうど「ショーシャンク」観たばっかりだったので、グッと親近感 & 共感度が増したフレーズ。

色々と生きづらい世の中だけど、”もう後ろなんか見ないぜ 1.2.3! ” って、心の中で唱えてみるだけで少しハッピー。

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ちなみに ラストで聞こえてくる猪木さんのこの名言「道」、実際に桜井さんがご本人に許可を得て使用した音声だそうですね。粋だな…。

 

⑤渇いたkiss

こりゃぁとんでもない隠れ名曲だ!!

聴けば聴くほど じんわりとくる切なさが止まらなくて、好きだな〜と思ってたら 実際ファンの方からの評判もかなり高い名曲だそうで、やっぱ良いよなぁ!って。

曲の内容は別れ間際のカップルを男性の内面側から描いた 冷たくてじっとりした感情が渦巻いてたりするものなんだけど、そんな反面 メロディ,演奏,曲の展開とか、鳴ってる音全てが美しくて、暗い気持ちを静かに洗い流していくようにスッキリとした気分なアウトロで終わるのが鳥肌モノ。

本当、”美しい”という言葉に尽きますわこの曲は。冷たい風が吹く冬の道で聴いて、淡く儚い恋模様でも想像しながら黄昏たい。というか他人事じゃなくて、いつか自分もこんな感情に満たされる時が来るのかな。なんて

 

youthful days

そして、「渇いたkiss」からの静かな流れのままスッと「youthful days」に入るこの部分のときめきが、今作の中で屈指のハイライトシーン。

この曲が主題歌となった月9ヒット作「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」は、サザンで言う「ふぞろいの林檎たち」のような主題歌アーティスト=サントラ 一体型作品であり、全編通してミスチルが流れまくった上に最新の主題歌まで聴けたというこのドラマは きっとファンにとって忘れられない大切な思い出になっただろうし、僕もいつか絶対観たいなって思うんですよね。

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ほら、これ凄くないですか?最終回に流れた曲 24曲って。タイトル「終わりなき旅」だし。力の入りよう半端ないな…!! ミスチルが如何に支持され続けているかが分かる重要な資料だよなぁ これ。

と、まぁ「アンティーク」の話はさておき、この曲「youthful days」、圧倒的な疾走感と瑞々しい爽やかさに満たされる、言わずもがな大名曲ですよね。

歌詞の中で描かれる男女が 愛の力で様々な苦難を乗り越えていく姿は、もうキュンとしすぎて狂おしいレベル。というか羨ましくて理想の世界すぎて、、 ”切ないほどの抱擁とキスで  乾いた心を濡らしてよ”…って本当に良いフレーズだわ……これぞイッツアワンダフルワールド。

繋いだ手を放さないでよ

腐敗のムードをかわして明日を奪うんだ

ここのフレーズが特に好き。

あと”その仕草 セクシーだと”ってところの”sexy”の言い方が好き。セクスィー。

 

⑦ファスナー

これもまた凄い名曲。このアルバムを好きになるよりもかなり前に スガシカオさんのベストアルバム「SugarlessII」で桜井さんと2人で歌っているのを聴いててお気に入りだったので、もうすっかりスガさんのイメージが強い1曲になった。御2人とも良い歌声だよな〜って強く実感できる名コラボだったり。このアルバムとは関係ないですけどね。笑

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この曲、シンプルで温かいギターの音が映える心地よいメロディな反面、内容は ”男女が性行為をしようとして男が女の服を脱がす時に ちょっと色々な感情が混じって萎えちゃってそこから哲学的思考が始まる” 的な、確実に 通勤・通学の最中にボーッと聴くような内容じゃない深みがあって考えさせられちゃうのだけど、どうなんだろうねこの曲。

ミスチルと関わりの深い映像監督・丹下紘希さんがこの曲を短編映画(「FASTENER」)にしたという情報が残ってるので、ちょっとそれ観て 解釈を色々考えてみたい気がしますね。

 

⑧Bird Cage

最近 自分の中で急激にキテる1曲。開始早々 独特の電子音と暗いバンドサウンドがただならぬ雰囲気を演出し、エコーのかかった桜井さんの美しい声にドキドキする。Aメロ,Bメロと経てサビで一気に盛り上がりに拍車がかかる感じ…すっごい好き。

そして終盤、静かになってからの 左右から

バードゥケイッヂ…  

>  明日から僕ら晴れて自由の身だ…

って囁くように聞こえて また段々盛り上がるところ、ゾクゾクしすぎてヤバイ。

もう!!一体この男女に何があったんですか!!!!!!と、いうか桜井さんの恋愛観に対する表現力の高さって、、、恐ろしくなってくるレベル。これも是非 映画化お願いします、丹下監督。

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⑨ LOVE はじめました

さぁ、ここで来ました もう1つのリード曲。10曲のアルバムなら”もう終わりだな…”の感覚なんだけど、このアルバムは ここまでギッシリ面白みが詰まってた上にこの後も怒涛の充実感に満たされる曲たちが待ってるから 最高なんだな。満足なんだよなぁ。

さてこの曲、タイトルの感じだと明るめの曲かな?と思うんだけど、実際は 冷たく現代的なサウンドの痛烈な社会風刺ソングで。聴こえてくる音がどれもめちゃくちゃカッコよくて無論 好きなだけど、不気味さもなかなかのものでこれまたドキドキしたり。

殺人現場にやじうま達が暇潰しで群がる

中高生達が携帯片手にカメラに向かってピースサインを送る

犯人はともかく まずはお前らが死刑になりゃいいんだ

特に印象深いのがこのフレーズ。ミスチルの曲の中でも屈指の尖りを見せてる部分。

まず逆に、こんなに暗い印象を受けるのに テーマが”LOVE はじめました”なのは、歌詞を読むに、どんな醜い時代でも”LOVE”で乗り越えていこう!!という、前向きで不屈な精神の裏返しなのかな…と解釈できそうなのだけど。f:id:fuurintakino:20181011154414j:image
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と、考えつつ この曲が流れるアルバムのプロモ映像を観て。これ、街が沈んでてめちゃくちゃ不気味だな〜って最初観た時 衝撃だったけど、次のシーンでは静かに太陽の光が差してるんですよね。これは、こんな社会も捨てたもんじゃないよ?という意味か、LOVE はじめようよ.という意味なのか……何を示唆する演出なのか。……あ〜もう〜〜こういうのめっちゃ好きですわ。

まぁ結果的には、単純に カッコイイ曲だな!とか、プロモ凝ってて良いな!とか、そういうシンプルな感想に留まって終わるんですけどね。ただ、ミスチルはやっぱり奥が深いな〜!っていうことをこんなレビューを書きながら改めて強く実感してるので、今凄く楽しいです。

 

⑩UFO

この曲も最近じわじわキテる。とにかく世界観がスゴい。どういう内容なのか詳しく解釈 考えるのはまだ出来ないんだけど、

恐らく、強く惹かれ合う2人の間には何らかの壁,試練があって結ばれなくて、苛立ちの日々の中で求める”自由の世界”をUFOの光に見立てて SF映画ばりに鮮やかでグッとくるラブストーリーが展開されるという…そういう感じの歌。

実はこの曲、当然もう削除されてるんだけど 半年くらい前にYouTubeに誰かがフルでアップしてて、”いや これダメでしょ…”と思いつつも サムネイル見たら あの映画「君の名は。」のメインビジュアルになってて、不思議と腑に落ちた記憶。確かにこの曲聴いてると、「君の名は。」のシーンに近い情景が浮かぶような気がする。

やっぱり桜井さんの感性って凄まじいな〜と思うし、そんな真骨頂ワークスなミスチルを体感できるこのアルバムは最高です。

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なぜ二人、今になって惹きあってしまうんだろう。

 

⑪Drawing

シングル「youthful days」のカップリングから収録された曲。この曲もすっごく好きだな…。イントロからキラキラと響く音に引き込まれ、”もっとうまく絵が描けたら、君を描きたい。”という 少年のように清らかで優しく真っ直ぐな愛が伝わってきて 涙。 

淡い光の曇り空に

フワフワな時を刻んでいく

この素晴らしい 煩わしい気持ちを

真空パックしておけないもんかなぁ

このフレーズがまた絶妙だな〜!

こちらこそ、この曲を聴いてる時の 切なくもどこか懐かしく愛おしいような何とも言い表し難い気持ち、真空パックしておけないもんかな。

 

⑫君が好き

名曲。というか曲も好きなんだけど これはもうPVがあまりにも名作すぎて、PVマニアの自分 感涙レベルの代物。残念なことに去年 配信ベストが出る影響で公式フルPVが全削除されて  現在は↑のshort ver.しか見れない状態だけど、これに関してはもう何年も前から何回も何回も見るほど好きだったし、名優・窪塚洋介の演技の破壊力はやはりただものではない。見てるだけで泣ける。。2001年〜2002年とかマジで日本のミュージックビデオ 黄金期。

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監督は 先程のレビューでも触れた丹下紘希さんが担当しており、

”病気の治療のために隔離された部屋に閉じ込められた男女がガラス越しに惹かれ合い、謎の男(桜井和寿)が不思議な力でシステムを封じ込め2人を解放 → 病態が危険レベルに達しつつも2人は触れ合い 真の愛を知り、外に飛び出し、入口の階段で力尽きる…”

……という、まるで2時間越えの映画を観ているような あまりにも濃密な数分間のストーリーに鳥肌必至。こんな世界観を創造し得る丹下監督、どんだけ天才なんですかっていう。Mr.Childrenと映像芸術が生み出す美しさの相乗効果は、もはや人智を超えている。

と、まぁこの曲を語ろうとすると ほとんどPVの話題のみになってしまうわけですが(笑)、本当 名曲ですよね。終盤にきて こんなに素敵な曲を聴かせてくれるイツワンはやはり何度聴いても飽きない。

 

⑬いつでも微笑みを

温かな鈴の音と口笛がリズミカルに響いて ホッと幸せな気持ちになる1曲で、2007年には損保ジャパンのCMソングに起用されたらしいですね。

出演されてるのはなんと あのガッキーこと新垣結衣さん。「恋空」に「コード・ブルー」に…ミスチルとガッキーの共演率って高いんだな〜,良い相性だなぁと気づいた。

曲は桜井さん曰く「橋幸夫さんと吉永小百合さんの『いつでも夢を』をイメージして作った」らしいけれど、そこをフィーチャーするだけでなく、

もし僕がこの世から巣立って逝っても
君の中で僕は生き続けるだろう
そう思えば何とか やっていけそうだよ

こんな風に 深く考えさせられるフレーズもあったりして、もう本当に流石だな〜と。

”だからいつでも微笑(えみ)を”。良い歌詞だな。グッとくる。

 

⑭優しい歌

そして、「いつでも微笑みを」からの流れでこの曲に入るのがこれまた絶妙なんですよね〜!!  ミスチルにとって20枚目のシングルとなった、2001年の夏の歌。

最近この曲もめちゃくちゃ好き。鼻歌で何度も歌ってしまうような、心地のよいメロディ。演奏時間は全てのシングルの中でも最も短い曲らしいのだけど、どの曲にも負けないくらいの圧倒的な満足感と多幸感に満たされるから、良いなぁこの曲は。まずタイトルが良いですよね。本当に”優しい歌”。

…そんな素晴らしい気分の中、アルバムはフィナーレへ。

 

⑮It's a wonderful world

ラストは表題曲。3曲目「Dear wonderful world」の続きがここに描かれていて、「overture」〜「蘇生」のサウンドがそのままこっちに繋がっている感じもまたGood。

忘れないで 君のことを僕は必要としていて

同じようにそれ以上に想ってる人もいる

あなどらないで 僕らにはまだやれることがある

手遅れじゃない  まだ間に合うさ

この世界は今日も美しい  そうだ美しい

この長いアルバムの中で、最後に辿り着いた結論,メッセージがこのフレーズたち。迷ったり、暗くなったりすることはあっても、結果的に 自分が生きる世界を肯定することができたようですね。

いや〜本当。なんて深いアルバムなんでしょう。聴けてよかったな,と、心から思いますよね。

 

ということで。少し長くなりましたが、15曲の感想を書いてまいりました。

本当に素晴らしい名盤だと思います。ミスチルの新たな魅力もザクザク発掘しまくり。最高ですね。

 

では。惜しみない敬意と愛を込めて、イツワンを。(↑「ファスナー」っぽくw)  最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

アルバムレビュー・Mr.Children 「DISCOVERY」 〜ようやくミスチルに深くハマり始めた '18年秋の記録

このたび、いよいよミスチルに本腰入れてハマり始めた。

ちょうど1年前頃、「シフクノオト」「I ♥ U」を聴いて”凄い良い!”となり様々な名曲たちにノックアウトされて 初めてミスチルの素晴らしさに気づき始めるということがあり、それから「IT'S A WONDERFUL WORLD」〜現在までの作品は全部 好きだな、惹かれるなと思ってちょくちょく感想を語ることはしてたのだけど、90年代ゾーンはまだまだ未知の世界という認識があって、そして今回、ようやくその面白さ、熱さに気づいて感想を書いてみたくなったので、ちょっとやってみようと思います。

久々のアルバムレビュー。

 

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Mr.Children「DISCOVERY」。1999年2月3日リリースの作品。活動休止期間を経て、満を持して世に放たれた今作は、コバタケさん曰く「これまでで最高のアルバムができた」らしく、こういう当時の発言とか見れるだけでもワクワク感が募ってたまらない。

 

まず惹かれるのが、当時流れてたアルバムプロモーションのCM。白黒の古めかしい質感の映像にメンバー4人が映し出され、鳥が羽ばたいていく……もうなんだろうね、この、好奇心がめちゃくちゃに掻き立てられる感じ。他のアルバムのCM YouTubeで見てても思うけど、ほんとミスチルのプロモCMって、”凄いの出るぞ!! 全国民 聴いてね!!”みたいな、大きな一大プロジェクト!的な熱さが凄くて本当に惹かれるんですよね。当時これをテレビで見てた全音楽ファンの皆様が心底羨ましい。

 

①DISCOVERY

そして、このアルバムの最初を飾るのが、CMでも一部が流れてた表題曲。

険しく歩みゆく ただ君の手を取って

真っ直ぐに DISCOVERY

というフレーズからも分かる通り、ひたすら荒野を踏みしめ、力強く歩いていく様が感じられるスタート。というか、歌詞を見なくても本当にそんな感じの情景が聴きながら脳裏に浮かんでて、音楽の表現力って凄いな、なんて思ってる。この音楽の旅には、一体どんな”発見”があるのだろうか。

 

②光の射す方へ

ここから半端じゃない中毒性の祭りが始まる。なんなんだこの曲は!? サザンの「さくら」を初めて聴いて”プログレって超楽しい!!”と心から感じた時の興奮が蘇ってきた。 ゴチャゴチャに情報量が多くて ひたすらちょっと気だるくてうんざりするような、Aメロ、Bメロで描かれる”主人公やその周囲の人物の日々”を経て、タカタカタカタン!からのサビで始まるあまりに独特で心地よくて 呆気にとられて 憂鬱な何もかもが吹っ飛ぶリズムよ。空振りしては骨折〜〜って〜リハビリしてんだっwow〜↑wow〜↑wow〜〜〜↑↑♪ってところが好きすぎる。最初 歌おうとしてもそのリズムが覚えられなくてアレ??ってなって、繰り返し聴いててようやく覚えた。もうほんと、夢見るあまり彷徨って大海原で漂ってさぶいぼ立てたいよね。

あと、当時 歌番組でこの曲を歌唱してる動画 見てたら、インパクト大な”すっぽんぽんにしちゃえば”〜♪ってところを思わず先走って”すっぽんぽんになって〜♪……?”と歌ってしまい照れまくる桜井さんが可愛かったです。はい。

 

③Prism

シングル「終わりなき旅」のカップリングから収録された楽曲。

どうしてなんだろう

何もかもが憂鬱

というフレーズが端的にそのままに示す通り、本当にネガティブにゆっくりと沈んでいく曲なんだけど、なんというか演奏やメロディがカッコよすぎて今のところ感情移入というよりは どうしてもワクワク感の方が勝ってしまっている。曲調がU2の「With or Without You」っぽいというか、洋ロックの要素も取り入れてる感じが乙だな〜。

あ、U2で思い出したけど、ジャケ写って、
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こういうの意識してたりするのかな。気の所為かな…なんか気になる……色々調べてみたい。

(もちろん自分なりの勝手な解釈なんですけどね。)

 

④アンダーシャツ

トゲトゲに風刺色が強く、スローテンポだけど激しさを感じる、それでいて間違いなく心地いい曲。一定したペースなのかな?と思いきや、3分過ぎからの間奏のギターの高揚感がハンパなく、結果的にもう社会がどうとかいうよりは、全部忘れてアゲアゲ⤴︎ ⤴︎である。抱いて触って歌って、魂よ癒えよ!!!!!

 

ニシエヒガシエ

今回このアルバムを借りてくるきっかけとなった1曲。ある夜に 普段 Twitterでお世話になっている方がこの曲の歌詞をツイートされてるのを見て、その時とても悩みで満たされてた感情だったのもあり すっごく心を動かされて、曲を聴くよりも前にまず歌詞をググってちゃんと見たら、めちゃくちゃ良い曲かも!と思って。

特に好きなフレーズがここ。

片一方は天使 もう一方は悪魔で

分裂しそうなんだ 抗鬱剤をちょうだい

暗い未来を防ぐんだ

永い迷宮みたいな 青春だ

もう、なんだこの絶妙で秀逸な表現力は!?。本当にドン底を経験した人のみが創造し得る、”絶望”と”希望”の世界観なんだ!と妙に納得し、かつ沁みましてね。余計に目から鱗が落ちたと。

で、どんなに優しく包み込んでくれる歌なんだろう?と思ってライブ映像 調べたら、なんとデジタル感を感じさせるゴリゴリにハードなロックじゃありませんか。良い意味で予想が外れて、これまたギャップにヤられて。

で、タイアップ調べたら、ネットで”名作と思ったドラマは?”と訊かれれば必ず名が挙がる あの「きらきらひかる」の主題歌なんですってね。もう気になる要素ありすぎよ。一体どんな風にこの曲が流れてたん。いつか絶対このドラマ観たいと思う。もろに熱いミスチルとその歴史が感じられる良い名曲だな〜。

あと 終わり方カッコよすぎ。デレレレデレレデレレレデレレ ブツッ (完)……ォォォォォォォ!!(興奮)みたいな。”ラストがブツ切りされる曲=神曲”理論を提唱したい。

 

⑥Simple

ギターとコーラス等 少ない楽器の音が優しさを表現する、静かで優しいラブソング。タイトル通りシンプルで真っ直ぐに沁みるような曲調は、近年の作風に近いものがあるかも?

マイナス思考で悩みまくった結果

この命さえも無意味だと思う日があるけど

”考え過ぎね”って君が笑うと

もう10代の様な無邪気さがふっと戻んだ

こんな風に思える人と出会えたら幸せだよね。

本当に。

 

⑦I'll be

この曲めっちゃくちゃ良い曲ね!! 9分超って再生時間に最初はビックリしてたけど、実際 好きになってみたら なんら違和感を感じない。もしかしたら シングルカットされてるバージョンよりもこっちの方が好みかなと思うし、まさにこのアルバムを聴く上での醍醐味となってる楽曲な気がする。ほんと聴いてて 泣けてきてしょうがない。

生きてる証を 時代に打ち付けろ

腑甲斐無い自分に 銃口を突き付けろ

コンプレックスさえもいわばモチベーション

人生はフリースタイル 孤独でも忍耐

不安や迷いと無二の親友になればいい

もう全部が人生の座右の銘にしたい名言の集合体。そして、

貧弱な魂で 悪あがきしながら

何度へましたっていいさ

起死回生で毎日がレボリューション

なんてポップな歌詞も慎ましく静かに歌い上げる桜井さんの表現力に脱帽。

これ聴いてて思い出したのだけど、高校時代 ミスチルの大ファンだった担任の先生がよくテスト前に”悪あがきして下さいね〜”とか言ってて、その度に「なんですか悪あがきって」なんてツッコまれてたけど、もしかしてこの曲を意識して言ってたのかなって思うとなんだかグッとくるというか。3年越しに1つ謎が解けた気分。

 

⑧#2601

「I'll be」から一転、ふっと肩の力を抜いて酔いしれられるようなカッコいいロックサウンド。声がくぐもった感じに加工されてて、歌い方も独特なので、あまり何言ってるか分からない。が、何言ってるか分からない感じがむしろド級のカッコよさ。

タイトルもどういう意味で付けられたかよく分からないんだけど、”意味なんて無くたって素敵。日常を忘れてみないか ”。なんて言われたら、もう、ねぇ。//

 

⑨ラララ

変わり映えしない日常生活の中を生き、日々を歩いていて、色々な事を頭の中でモヤモヤと考えてしまう様がリアルに表された、聴き手にそっと寄り添ってくれる、そんな曲。

ニュースを見ていて

明日を生きる子供に何をあたえりゃいい?

僕に出来るだろうか?

なんて思ってしまうこともあるけれど、

しまいには、

一人じゃない喜び

なにはなくとも それで良しとしようか

と、結論づけられたりもする。リアル。

”そんなラララ探してく”ってなんか聞いたことあるな〜と思ったら、これもTwitterでいつもお世話になってる方が呟かれていたものだった。良いフレーズですよね。

 

⑩終わりなき旅

いよいよ終盤の盛り上がり。タイトルくらいは聞いたことあるほど有名な曲だけど、ちゃんと聴くのは初めてだったな。歌詞の良さはもちろんだけど、メロディがとても美しい。

このアルバムを聴き始める時に思った、”どんな発見が待ってるんだろう?”の答えは、この曲と共に歩んでいく人生の中で見つけていくものなんだな、と。

果てしなく模索し続ける人生の旅。with Mr.Childrenミスチルが長きに渡って多くの人に支持される理由は、こういう名曲に隠されているのかもしれない。

 

⑪Image

ラストの曲。図書館でCDを借りた際 この曲だけデータが破損して聴き辛かったので、慌ててGoogle play music で買ってきて聴いた。

旅に疲れた時に辿り着いた”安住の地”って感じだね。静かに深呼吸をし、音の中に沈んでいく。

ストリングスの演奏で一気に盛り上がる

飛び込み台の上  僕等は否応無く

背中を押され落ちてくんだ

溺れそうな魂 水しぶきをあげて

息絶え絶え 水面をかく

けれど

の部分はきっと辛かったことを回想しているシーンなのだろうけど、呼吸を整えて、

楽しく生きて行くImageを

膨らまして暮らそうよ

この目に写る全てのことを抱きしめながら...

そう言って、また静かに歩き出す。

本当 ミスチルって、こうして好きになる前はもっと アートに特化してて 抽象的な表現が特徴的な音楽、とか勝手にイメージしてたんだけど、全然違った。どんな音楽よりも心に深く寄り添ってくれて、真っ直ぐで、愛に溢れてる。それこそがミスチルなんだなって分かって。好きになれて良かったな、と心から思ったのでした。

 

さて。来月3日、いよいよ3年ぶりのニューアルバム「重力と呼吸」がリリースされますね。本腰入れてハマり始めてるこのタイミングでこんな記念すべき瞬間に直面できるなんて、幸せが深すぎる。どういう質感の作品だろうと、きっと心を凄く動かされるものに違いない。楽しみ。

#ベストソング2018上半期編 〜好きな音楽と共に振り返る2018年前半戦

恒例、「今年の音楽シーン総括」タグ・「#ベストソング20xx」シリーズ!今年も上半期部門を投稿する季節がやって参りました。

既にサザンの40周年や、林檎さん 宇多田さん aikoなど豪華 '98年組アーティストが20周年と既に音楽シーンが大盛り上がりな2018年ですが、 個人的に 長文サザンレビューを投稿したり新譜の感想を一気に呟いたりと 色々 個人的にもTwitterを通して感じたことをバーッと投下させて頂く機会が特に今年は多く、もう既に色んなこと放出させちゃった感満載なんですよね。ほんと今年は凄い。最高。(って毎年言ってる気がするけど!)。

で。毎度 ゴチャゴチャとたくさんのコーナーを使って音楽を語っていくスタイルが恒例だった本レビューでしたが、今回からシンプルにより簡潔に、1曲1曲と向き合って書いていくスタイルにチェンジしようと思うます。今までやってたの結構 疲れちゃうし、やはり何より楽しく書けた方がいいし そろそろ変えようかなと思ってたところだったので、これを機に。  …それでは参りましょう。


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今年のNO.1 My推し曲!! 心に沁み渡る 癒しの応援歌。

大橋トリオ「面白きかな人生」

前々から気になってて、4月のド頭にようやくレンタルすることが出来た大橋トリオさんの最新作「STEREO」なんですが、これが本当に素晴らしいアルバムでして、”今年いっちばん好き!!”って曲が複数(というか殆ど全曲)あり1つ選ぶのが困難なくらいだったので、今回のベストソング1位はズバッと大橋トリオさんに決定です。

このアルバム、去年からキリン「淡麗グリーンラベル」のCMソングとしてジワジワ話題になってるラブソング「SHE」や TBS「世界遺産」のテーマソングとして土日の昼頃 予告CMでもよく流れてる「鳥のように」とか 「三井アウトレットパーク」のCMソングとして流れてる「Embark」とか 普段から日常生活の中で聴ける楽曲たちがまずとっても印象的で その時点で大橋トリオさんの音楽に触れる機会が多かった上半期と言えるしそれらもめちゃくちゃ好きなんだけど、それ以外の収録曲も全体的にすこぶる良くて、特に「タイミング」と「面白きかな人生」が好きすぎて、この2つのどちらを選ぶかしばらく迷ってしまいまして。

「タイミング」は聴いてるだけで胸が踊る、まさにザ・大橋トリオイズムとも言うべきサウンドが魅力的な浮遊感 感じるラブソングで、直前までこちらがNO.1ベストソングだったのだけど、このアルバムを聴いてるうちにだんだんシンプルな応援歌である「面白きかな人生」の方が沁みて沁みて仕方がなくなってきたんですよね。

この上半期、新年度 新たな生活が幕を開けて慣れない日々が続いてたということもあり、応援ソングにはより一層 癒される時間が多く、特にこの曲は、静かではあるけどガッと思い切り心を掴まれるようなものがあって。大橋さんの紡ぐメロディとか演奏の方も素晴らしいのだけど、何より歌詞がめちゃくちゃ良いんですよね。作詞はmiccaさんという方が担当されているらしく、一体どういった感じでこの2人が連携をとって曲の制作をされてるのか、もうちょっと今後 詳しく調べてみたいと思うんですけど。

”不安や焦りとか そんなものに邪魔されない  今日と言う全てを 思い切り味わって行こうぜ ”………まさに今年の自分の心境そのものを表してくれたような歌詞ですねぇ。しっくりきすぎて泣けてくる。本当、2018年の自分のモットーにしていきたいような一節ですね。

アルバム「STEREO」、全編通してとってもオススメですので、是非こちらから試聴してみてくださいね!。→ https://youtu.be/RczxFZYJuEQ


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ねぇ笑って ほら怒って
そう泣いたって今日は今日だけさ
どんな映画より面白いさ人生

 

不安や焦りとか
そんなものに邪魔されない
今日と言う全てを
思い切り味わって行こうぜ

 

 

「恋雨」旋風に魅せられて。

②Aimer「Ref:rain」

今年 実写映画化もされ話題となったラブストーリー「恋は雨上がりのように」。上半期は このアニメ版の方をAmazon primeで見つけて、見事にハマってしまいまして。元々Twitterで普段からお世話になってるフォロワーさんが記事にされてるのを見て気になってたのだけど、いつどのタイミングで”よし!見よう!”と思い立ったのかは忘れてしまった…。それくらい、盲目的にハマったという。「恋雨」に恋してた上半期。

物語では、些細なきっかけからバイト先の店長に恋をしてしまう女子高生の主人公・あきらが、色々な悩みや友情関係と向き合いつつも、真っ直ぐで純真な心で少しずつ成長していく姿が描かれてて もう全体的に愛しいと思える要素が満載なんだけど、特にあきらちゃんが本当に”恋をしているんだな”っていうのが画面いっぱいから伝わる独特の描写が見事に秀逸で、甘酸っぱくて心がじんわり来て、もうこりゃ〜泣くしかないですよ!って。最後の最後まで本っ当に感動した。 きっと実写映画の方も素敵な作品になってると思うんだけど、しばらくはこのアニメーションの世界観から抜け出せそうにない…。ほんとに。

そして、(前置きが長くなりましたが) 店長を一途に想い続ける様子が印象的なあきらちゃんを見つつの、エンディングでかかるAimer「Ref:rain」がこれまた最高に秀逸だったんですよね。最初あたりはオープニング曲である”大人のあなたに届かなくて 容易く触れてる雨に…雨になりたい”など 物語の世界観をもろに表したフレーズが印象的なCHiCO with HoneyWorks「ノスタルジックレインフォール」が良いな〜と思ってたのだけど、後半以降 ストーリーが進むにつれて どんどんエンディングの「Ref:rain」に惹き込まれてく感じがたまらなかった。”ただ足りなくて” ”まだ消えなくて”……心から愛するあの人に想いを伝えても、いつかどこかへ離れてしまっても、なお足りないくらいに愛しい、燃えさかるような恋心。恋をするって、こんなに素晴らしいことだったっけ??って、そう思わせてくれる名曲だと思うんですよね。

 
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何も手につかずに 上の空の日々
Nothing but you’re the part of me


まだ 足りなくて
まだ 消えなくて
重ねた手のひらから幼さが
What a good thing we lose?
What a bad thing we knew
そんなフレーズに濡れてく 雨の中

 ↑”フレーズ”をしっかりphraseって発音してるAimerさんの歌い方が良さ味が深い。

 

 

全ての音楽ファンに捧ぐ1年9ヶ月ぶりのギフト!味わい尽くしたい、宇多田さんの”イマ”の音楽。

宇多田ヒカル「Play A Love Song」

買いました!!聴きました!!! 本日発売の、宇多田さん待望のニューアルバム「初恋」。買ったその日の夜に感想書いて上げるっていうのもなかなか急ぎすぎな感じするけど、かなり言いたいこと(愛)が溜まってウズウズしてるので早速投下。笑

なんかもう、凄い。アルバムタイトルが「初恋」でリード曲も「初恋」なため 全編通して 愛する人を心から強く強く想う、慕う人間の姿が真正面から描かれてて、相変わらず歌声が本当に美しくて素晴らしいのはもちろんのこと、演奏や全体的なサウンドの没入感が凄まじくて。そして何より歌詞。宇多田さんにしか成し得ない独特の表現で、はっきりと直接的に核心に触れることはなくても、包み込むように様々な角度から”愛”や”人生”を表現していく……もうこれって、”宇多田ヒカル”という音楽自体が日本の国宝として認定されてもいいような。 で、ブックレットのダイナミックな撮り下ろし写真もこれまたアルバムの世界観にすっごく合ってて。なんか、「DEEP RIVER」と雰囲気が凄く似ている気がしたんですよね。

で アルバム全体の感想はそんな感じなんですけど、いま現時点ですぐに選びたい、素晴らしいと思った1曲は、最初の「Play A Love Song」でした。やっぱり幕開けのナンバーだしタイアップCMがあるし、アルバム内でズバ抜けてポップなナンバーであることは間違いないんだけど、やはりこの曲の魅力も上に書いたことと同じで「はっきりと直接的に核心に触れることはなくても、包み込むように様々な角度から”愛”や”人生”を表現していく」姿が色濃く描かれてて、かつ 何かと窮屈な現代を生きる全ての人々を (そしてもしかしたら歌っている宇多田さん自身も)元気づけ、癒しを与えてくれる、そんな深い応援歌。と、解釈できました。

辛くて悩んでいる人に、深く詮索はせずとも”他の人がどうなのか 僕は知らないけど 僕の言葉の裏に他意などないよ”と明るく心を開き、”大丈夫、大丈夫” ”飯食って笑って寝よう”と歌う宇多田さん。本当に聴いてて、嬉しくて泣きそうになる……。良い曲に、そして良いアルバムに出会えて良かった。今日から繰り返し聴こうと思います。


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他の人がどうなのか
僕は知らないけど
僕の言葉の裏に他意などないよ

 

長い冬が終わる瞬間
笑顔で迎えたいから
意地張っても寒いだけさ
悲しい話はもうたくさん
好きだって言わせてくれよ
Can we play a love song?

 

 

月9主題歌となった気鋭バンドのヒットチューン

Official髭男dism「ノーダウト」

今年 話題を呼んだ、ヒットメーカー・古沢良太先生の最新作月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」、ほんと面白くて放送前から最終回までワクワクさせられっ放しだったし、そして主題歌の歌詞、曲調までドラマの世界観とリンクしてる感じがどんどん”Official髭男dism”(愛称:ヒゲダン)に興味が湧く要因に。最初は”なんかすっごいグループ名だな…??(汗)”って思いつつも興味アリアリでアルバム(「エスカパレード」)借りてみて、わ!何コレ!?最高じゃないですか!!となり、現在に至ると。もう全曲 怒涛の多彩ポップソングの宝庫で、秀逸なダンスミュージック系の曲もあれば、泣けてくるくらい素敵なラブソングもあれば、若干 90年代を彷彿とさせるようなブチ上がりなキラーチューンもあって。既にもう大物のようなビッグアーティスト感がプンプン漂ってて、いやはや凄いバンドですね。引き出しが多すぎるバンド。エスカパレード」、確実に今年の名盤ランキングTOP3に入る素晴らしさです。本当、今後はより一層 応援させて頂きたいな〜って思ってます。


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Let me show  神様もハマるほどの大嘘を oh  誰もハリボテと知るよしもない完璧な
Lie and lie lie and lie  そして少しの愛で
Let me show  欲張りのその向こうを

 〜ヘッヘイォーー♪イェェェェ♪イェェェェ♪ウォォォ♪イェェェェ♪イェェェェ♪ウォウウォウオ♪ (←歌わずにはいられない 笑)

 

 

最高にポップなトーフさん降臨。

tofubeats「ふめつのこころ」

去年トーフさんの音楽にハマった流れから期待していた今年の新曲、前作の「FANTASY CLUB」の作風がかなりゴリゴリのDJマジック!なアルバムだったのでその後どうくるか?って思ってたけど、今作はなんとガッツリ「POSITIVE」期を彷彿とさせる思いっきりキラキラなポップチューンでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってなりました(笑)。やっぱこういうキャッチーな曲の方が好きですわ!今年ずっと頭回ってるし思わず口ずさんじゃうし歌詞もキュンキュンする。まずもうタイトルが秀逸ですもんね。恋心、愛=「不滅の心」だなんて。最高。これぞtofubeats的 love × pop music の真骨頂って感じ。名曲です。


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距離を縮めたいけれど
進んだように見えて巻き戻し

 

愛はきっとふめつのこころ
君にずっと送っている気持ちです
何度だって思い返すよ
君のこと永遠に
ふめつのこころは  LOVE LOVE LOVE

 

 

魅力・迫力満点のTHE・新境地!

ポルノグラフィティ「カメレオン・レンズ」

今年の自分のポルノグラフィティ熱はヤバイ。「PANORAMA PORNO」「RHINOCEROS」「WORLDILLIA」etc… ポルノのアルバムにハマりまくり聴きまくりな上半期ですが、こうなったのもきっかけはこの「カメレオン・レンズ」という1曲だったのでした。ひょんなことがきっかけでリリース前にも関わらずラジオで解禁されたこの曲が名曲だ!!という声をネットの各所で目にする→フォロワーさんも同様のことを記事にしててそれを見た僕が引き込まれる→の流れで完全に興味を唆られ、先行配信で購入してしまい、そこからポルノグラフィティファンまっしぐらの状態に。ほんとこの曲、新境地感が凄いんですよね。全てのアルバムさらってみた上でもやっぱりその一言に尽きるというか。 何より聴こえる音の1つ1つがセクシー。PVの2人が大人エロカッコイイ。アー写の感じ↓も素晴らしく、全てが洗練された”大人の世界”。こりゃもうメロメロになりますよ。いや〜、「カメレオン・レンズ」はいいぞ!!👍

今夏は映画ポケモン主題歌ということでこれまたテイストの違うグラフィティが垣間見れそうで、そちらも本当に楽しみですね。


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せめて同じ空を見れたらと
君の肩を引き寄せてはみても
そこにはふたつの月がならぶ
お互いを知らないまま
Black or White 月蝕の夜
Love or Not 待ち続ける

 

 
ここまできたか…!! 誰にも真似出来ない、最強ポップシンガーの産物。

星野源ドラえもん

この曲に関してはもう、既に記事(※1)にしてるので 改まってそこまで語ることはないかな。本当、タイトルを聞いた時から驚いて驚いて、まさか映画「ドラえもん」の主題歌で「ドラえもん」なんて、誰にも真似できないことをさらっとやり、間違いなく「ドラえもん」という作品に敬意を払った、そのタイトルに相応しいポップチューンで、確かな正真正銘の名曲で。これは最早 邦楽×タイアップの歴史が動いたといっても過言ではないのでは??って思いましたね。

全国区での朝ドラ主題歌「アイデア」の浸透度も絶好調な上半期、これは一体いつ音源化するのか、アルバムに入れるのか、いつ発表されるのか、続報を今か今かと待ち構えております! 期待しすぎて胸が高鳴りまくり。

※1


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だから ここにおいでよ
一緒に冒険しよう
何者でもなくても 世界を救おう
いつか 時が流れて 必ず辿り着くから
君に会えるよ
どどどどどどどどど ドラえもん

 

 
待望の3年ぶり新曲!! ここから始まる40周年記念祭。

サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」

サザン40周年、盛り上がってますね!!↑上の前述の通り もう語ることはないってくらい前記事(※2)でサザン愛の全てを存分に語ることに成功したり、三ツ矢サイダー”勝手にみんな LOVE SINGER”プロモーションにワクワクさせられたりと、サザンファンの僕  楽しいこと続きの2018年。そんな満喫の真っ最中な訳ですが、からの今回の新曲。社会派映画「空飛ぶタイヤ」主題歌。予想外の攻めな路線にドキドキさせられっ放しですね!!もう! メッセージ性がとても強い歌詞の魅力も然る事ながら、演奏の凝った演出の数々は聴いてて惚れ惚れしますよ。やはりサザンは桑田ソロとは違う、もっと社会全体に浸透する大きなパワーがある!って、とにかく そう感じる1曲でありそれが今のサザンって感じですね。

ここから40周年記念祭がどう展開していくのか、続報が楽しみ。早くベスト発表しないかなぁ。6月22日現在、来週のライビュに行けるのかどうかもあやふやな状態ですが、とにかく色々楽しいですわ。いっぱいサザン聴いて盛り上がって参りましょう!

(追記1:6月25日…ベストアルバム「海のOh,Yeah!!」 &新曲「壮年JUMP」発表キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! 最っ高の40周年記念日となりました!)

(追記2:6月26日…なんとライブビューイング、行ってこれました。本当に貴重な体験を…良かった……。ありがとうサザン。これからもずっとこの方々について行きたい、心からそう思いました。)

※2


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寄っといで 巨大都市(デっかいまち)へ
戦場で夢を見たかい?
しんどいね 生存競争(いきていくの)は
酔いどれ 恋も捨てて… 

 

 

記念すべき日曜劇場100作目の主題歌に選ばれた、瑞々しく爽快な応援歌!!  +平昌五輪の記憶

⑨嵐「Find The Answer」
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今冬、一昨年 本気でハマったドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」のシーズン2が満を持して 歴史ある日曜劇場枠 記念すべき”100作目”作品として放送され、引き続き嵐が担当した新たなる主題歌「Find The Answer」ですが、もうほんと最高のドラマでしたね。シーズン1よりもずっとパワーアップしたコメディーシーンのギャグセンス、小ネタ、怒涛のリーガルストーリー、人間ドラマ…そんな大興奮の1時間の最後に流れる「Find The Answer」の爽やかなサウンド、歌声には毎週スカッと晴れやかな気持ちになって。さりげなく歌詞が、木村文乃さん演じる舞子の過去とリンクしてるこれまた泣けるという…。

そしてこのシングル、カップリングには平昌五輪の日テレ系テーマソングとなった「白が舞う」が収められ、こちらもリアルタイムで深く思い出を残してくれた1曲と言えますね。いやほんと、今年は1月〜3月がマジで濃ゆかったですよね。冬季のオリンピックをちゃんと注目して観てみるのって今年初めてのことだったんですけど、凄い感動してしまいましてね。日本の活躍が凄すぎて、日本って凄い国なんだなぁというのをひたすら感じて。(小並感)。特に羽生選手が金メダルを勝ち取った「SEIMEI」の演技は見ててめちゃくちゃ鳥肌がたった。家で家族で観てて うおぉぉぉぉ!!!って感じ。いや〜なんか今年、良い冬休みだったな〜。…てな感じで、「白が舞う」を再生するとそういった思い出が沸沸と蘇って、良い曲だなぁというのを感じてしまう訳です。


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過去は変えられない
そう君は嘆くけれど
いま語り合う  未来がそれを
彩ってくんだ

 

見上げた空に一筋の雲
あの日と同じ舗道の上
時が流れても変わらない感情に
そう気付いたよ

 

 

日本の最先端ブラック・ミュージック此処にアリ。

⑩LUCKY TAPES「22」

去年 深夜ラジオで偶然 聴いて、めちゃくちゃオシャレでちょっとラグジュアリーなサウンドにワクワクさせられた気鋭バンド・LUCKY TAPESですが、先月リリースされたメジャーデビューEPの「22」、曲がめっちゃ良くていよいよ興奮度もMAXだと感じたので思い切って購入しちゃいました。

これぞ”一耳惚れ”というのか…1度聴いただけで虜になってしまうような不思議な、究極の癒しメロディ、こりゃ〜ハマりますわな。一体今年 この曲をどのくらいの人が耳にしたのかっていうのが気になるんですけど、なんとこないだ NHKあさイチ」で特集&パフォーマンスしてたのは驚きましたよ。さすが、なんというか ZIPよりも”早耳キャッチ”じゃないですか??なんて。思いがけずめちゃくちゃ良いものが見れて楽しかったですね。御三方とも落ち着いた爽やかな雰囲気があって、やっぱり魅力的なグループだなぁ、なんて思ったり。 EP「22」、オススメです!


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幻想だらけのこの狭い世界で
You can find yourself?
I can find myself?
誰も真似できない言葉で語って
I wanna be the one
I wanna be the one

 

何処までもこのままずっと
声を枯らして話すんだろうな
いつになく真剣だった
ほらまた夜に紛れて

  

 

”史上最速”100万ダウンロード突破の超ヒット曲!!!

⑪米津玄師「Lemon」

今年 邦楽史に新たなる金字塔を打ち立てた名曲が誕生しました。街中でも、ネット上でも、何度も耳にしたことでしょう。”史上最速”100万ダウンロード突破、米津玄師さんの楽曲「Lemon」。

これね、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌ということで ”ドラマと米津玄師の主題歌がリンクしすぎてて凄い”ってずっとSNSで話題になってて、ある日から気になって仕方がなくなったので後追いで一気にチェックしたんですよ。そしたら本当に、ドラマと主題歌がリンクしすぎてて凄かった。というのはこのドラマ、”不自然な死 ”(Unnatural Death)を究明するUDIラボを舞台に、人の”死”というものを真正面から鮮烈に描くミステリーなんですけど、毎週 終盤、何故 被害者が死を遂げたのか、それが分かった時 遺族が感じる やるせなく、どうしようもない気持ち、愛していた人への愛…そこが明かされた直後にタイミングよく”夢ならばどれほどよかったでしょう”…とかかる「Lemon」が本っ当に秀逸だったんですよ。米津さん、今回が初めて担当するドラマ主題歌だったそうですけど、初めての仕事でここまで素晴らしいものを作り上げるって……どんな天才だよ!って感じがしますよね。ドラマ自体の完成度もあまりの高さに驚嘆していたけど、同時に米津玄師というアーティストの素晴らしさにも驚かされっ放しな1月クールでしたよ。

あと ドラマとの関連性についてだと、この曲には井浦新さんが演じられた”中堂系”の過去のストーリーとのリンクが最も大きなテーマだったりするんですよね。サビの歌詞とか、1つ1つをドラマのシーンと照らし合わせながら思い出すと、泣けてきてしまってもうどうしようもない…笑   とにかく、米津玄師という人は天才です。


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あの日の悲しみさえ  あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた   あなたとともに
胸に残り離れない  苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
今でもあなたはわたしの光

 ↑この写真のシーンとこの歌詞が合いすぎなんですよ本当にもう…素晴らしい作品をありがとうございました。と言いたいですね👍

 

 

耳の中に宇宙が広がる…! TBSサッカーテーマソング。

EXILE「Awakening」

現在 ワールドカップが開催中で、各局それぞれのテーマソングと共にサッカーの話題が盛り上がってきている真っ最中ですが、僕はというと、今この曲がキテます。EXILEさんの新曲「Awakening」。

元々 自分特にEXILEとかこういった界隈のアーティストって全然詳しくないんですが、ある日の朝 ラジオでこの曲を偶然聴きまして、何コレすっごい良い曲なんですけど…!となり、気になって仕方がない状態で現在に至ります。笑  なんというか今年の自分の嗜好からすると最近のポルノグラフィティとか土岐麻子さんとか、ストレートなポップソングに加えて 味わったことのない未体験サウンドも特徴的なアーティストさんの曲ってものに凄く惹かれるんですけど、この曲も同様で イントロからグワっと底から持ち上げられるようなパワーがあって、キラキラしてて壮大で、まるで耳の中に宇宙が広がっているような、そんな感覚に陥るんですよね。

歌詞はあのATSUSHIさんが作詞されてるらしいですが、サッカーと関わる・応援する姿を真正面から描いた魂を揺さぶるような歌詞で、なんか”まさにサッカーのテーマソングってこういうのを言うんじゃない!?”って推したくなるくらい素晴らしいフレーズの連続だと感じるんですよね!ちょっと近々、配信ででも購入してこようと思います。


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胸に秘めた想いが今  覚醒する時
待ち続けた  あの笛が響き渡る瞬間(トキ)

 

誰もがみな想像もしなかったような
今に出逢うはずだろう  最後の1秒まで
Wow wow  挑戦は終わらないから
Wow wow  解き放つ 想いのまま…

 

 

祝20周年!! 林檎ファンのための”長く短い宴”開催。

三浦大知「すべりだい」

5月23日、林檎さんのデビュー20周年を記念して数々のアーティストたちが集結したトリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」が発売されましたが…あまりの豪華アーティストたちの共演に圧倒されすぎて未だに”えっ、嘘でしょ…?”的な嬉しい悲鳴叫びたい的な感情に満たされております。笑  中でも特に衝撃性が高いと感じたのは井上陽水さんとかRHYMESTERとかなんですけど、ダントツでスッゲーー!!!??ってなったのは三浦大知さんの「すべりだい」でした。

なんかもう もはや別の曲だろ!と。「すべりだい」といえば林檎さんの記念すべき最初のシングル「幸福論」のカップリングとして収録されてる、ファンとしては強烈な切なさと懐かしさとエモさが残る楽曲だったりするんですけど、そんなイメージを良い意味で180度ひっくり返す物凄いアレンジにとにかく感動。こうなったか〜!!っていう興奮が凄いですよこれは。というか三浦大知さんの歌声ってこんなにセクシーなんですね。独特の重低音と 息遣いまではっきり聴こえるようなクリアな質感の歌声の混ざり合い…間違いなく今作でこのアレンジがNO.1でしょ!なんて思いました。

そんな”長く短い宴”も終わり いよいよ下半期は林檎さん自体の活動に期待するのみですが、正直もうすぐアルバム来るんじゃないかな〜って思ってます。次のアルバムはもう既出曲の面々からして僕の人生で一生モノの名盤になりうるものであることは間違いないんで!!!期待してます!!


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汗ばんだって恥じらったって
理由もなく触れたがったりした
凍えたって甘えたって
只の刹那に変わった2人

 

その時全て壊れ落ちた
激しい雨には慣れていたけど
お得意の嘘や詮索ごっこ
最後の遊びへ導いていた

 

 

今冬 社会現象化した伝説”クソアニメ”のオープニング

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」

今年 本当に流行ったものの1つ、それは、アニメ「ポプテピピック」。 超カオス×サイケな映像を作るクリエイターユニット・AC部の作るコーナー「ボブネミミッミ」の人気を始め、”エイサイハラマスコイ踊り” ”何気ないマンボがサンバ師匠をきずつけた” ”「えいえい、怒った?」 「怒ってないよ」” ”ヘルシェイク矢野のこと考えてた” など毎週 多くの名言(?)が大量に登場し瞬時に広まっていって、気づいたらコレ社会現象じゃないの!?ってくらい流行りましたもんね。かくいう僕も どハマリしていて、”ポプテピウイルス”はいつの間にか家族にまで広まっていて、未だに我が家は家族でポプテピピックの話をする日々が続いてるというのが現状。マジです。ロスしすぎwww


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たくあん(ピピ美)「怒ってないよ…」

 

そんなこんなで自然とオープニング曲である上坂すみれさんの「POP TEAM EPIC」にもハマった訳ですが、こういう 声優をやられているアーティストの方をこのベストソングシリーズで挙げさせて頂くのって何気に初めてなんですよね。でも全く違和感なし。それほどに今年 自分の記憶にはっきり刻み込まれた1曲なんだなってことを凄く感じますよねぇ。”世界をリメイク”♪

 

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繰り返し
思い描くスピログラフ
破壊と創造の幾何学模様
打ち切りの先でまた会えるよ
パラレルワールド旅して
散りばめる願いに気付いて
世界をリメイク

 


衝撃の2作同時リリース!!  アート×話題性で魅せる最新・平井堅

平井堅「トドカナイカラ」

毎年 季節ごとに面白い新曲を排出してキラッと魅せる平井堅さんですが、なんと今年は両A面ではなく違うシングルを同じ日に同時発売するという、思い切った試みを。(昔はサザンetc…で、今もたまにこういうのやってる歌手いらっしゃいますけど ホント凄いサービスなシングルですよね。ファンはてんてこ舞いになりそう 笑)。

先にプロモーションが開始された「知らないんでしょ?」の方は刑事ドラマ「未解決の女」の主題歌になってる鋭い現代風刺ソングなのに対し 「トドカナイカラ」は映画「50回目のファーストキス」の主題歌となってる甘く切ないラブソングで、どちらもテイストは全然違ってるように見えますが、PVとパフォーマンスが面白いという点においてはやっぱり根っこの部分は変わらない、いつものユーモアに溢れる堅さんなのでしょうね。「知らないんでしょ?」は目隠ししちゃってるし、青くて四角くてモコモコした帽子被ってるし、PVなんかモザイクまで登場するし、怪しさ満点のユーモア・パフォーマンスが平常運転。に対し「トドカナイカラ」は 曲は爽やかな雰囲気なのに、何故か髭がピンクラメでキラキラしてるし不思議な格好のダンサーがカクカク踊ってるし、やっぱりなんか怪しい(笑)。プロモーションと共にアート、芸術性で以て曲を彩ってるというのが伝わってくるんだけど、何よりSNSを中心に話題性が本当に抜群で、そこも含めて何気なく成功させてしまってる平井堅という人はやっぱり凄いお方なんじゃないですかね。目が離せない男・平井堅


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毎日君に恋するため  毎日君を抱きしめよう
忘れるから  移ろうから  届かないから
大好きさ   笑って欲しい

 

 
最新曲、11年目の集大成。

サカナクション「陽炎 -movie version-」
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去年はほぼ何も新曲に動きがないから”も〜本当にいつまで待たせるの!?”とか若干 憤慨してたら、今年こんな凄いカッコイイ曲がローンチされて”すみませんでした〜!!”となったのがこの新曲「陽炎」。本当はベスト発売直前まで”早くアルバムが聴きたいのにな〜!”って相当 悶々としてたし(まぁ今もしてはいるんですけど、活動10年の軌跡を辿る絶妙な選曲と、集大成なのでは?と感じる最新曲「陽炎」の熱さにグッときて、やっぱりサカナクションって最高だな!と思ったのでした。「魚図鑑」ってタイトルなだけあって、図鑑(ブックレット)の完成度も胸熱だった。

なんかやっぱりサカナはロックとダンスミュージックが合わさったキレのある系の曲が1番 特徴的だと思うんですけど、今回もそういうゾーンのジャンルで、懐かしさも感じるんだけど1つ1つの音に新しさを感じるようなサウンドが聴いてて楽しいですね。イントロの迫力ある感じからのドゥルルルル⤴ドゥルルルル⤴ドゥルルルル⤴ドゥルルルル⤴ドゥーーーン!!⤵︎っていう80年代っぽいシンセの音は明らかに数年前までのサカナクションにはなかったような音だし、赤い〜空を僕は待った!のとこの一郎さんのコブシもめちゃくちゃカッコイイ。

さぁ、下半期はアルバムの発表くるんですかねぇ。本当に楽しみ。誇張抜きで今年1番楽しみなイベントと言っても過言ではないので、ほんと、よろしくお願いします。🙏

陽炎 -movie version-

陽炎 -movie version-


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一気に鳴く鳥 遠い紅
いつになく煽る紅
いつになく泣いてるようだ陽炎  陽炎

 

一気に泣くわ 夜はこない
いつになく煽る紅
いつになく泣いてるようだ陽炎  陽炎

 

 
最高に心地いいACCサウンド'18 !!

Awesome City Club「ダンシングファイター」

もはやこのベストソング記事で取り上げることが完全に恒例と化した Awesome City Clubですが、昨年 見事「Awesome City Tracks」シリーズの完結編がリリースされ、今年 新章とも言えるEP作品「TORSO」がリリースされましたね。全体的にポップで安心感に包まれるような気持ちで聴いてしまうのだけど、中でもやっぱり「ダンシングファイター」はすっごく良い。「Action!」とか こないだ出たばっかの新曲「SUNNY GIRL」なんかもそうだけど、ACCの作り上げる応援ソングの心地良さはホント一級品なんですよね。ACC特有のちょっと中華っぽいテイストにダンスミュージックが合わさる感じとか、印象的に男声パートと女声パートが登場するのとかとても良い。PVも今回はそれぞれのメンバーにちゃんとスポットが当てられてたりなんかして、ちょっとサカナクションの「新宝島」を彷彿とさせますよね。今後の活動も楽しみだなぁ。


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ここであったが何年目?
ただでは転ばないぜって言って今日も 七転八倒
雁字搦めの常識だって
一息で飛び越える勇気を僕にちょうだい

 

進めよと  もがけばもがくほど沈んでく
ジレンマも断ち切って
今ここに輝きだした

 

 

ふいに頭角を現した、大注目の天才お洒落バンド。

⑱Nulbarich「ain't on the map yet」

毎年の邦楽 黄金タイアップ枠であるANESSA CMソングに今年 抜擢されるなど各所で名を広めているバンド・Nulbarich(ナルバリッチ)。名を広めた、というか僕はそれで知りました。「Null (ゼロ、形なく限りなく無の状態)」「but (しかし)」「Rich (祝福、満たされている)」を組み合わせて”Nulbarich”だなんて、もうアーティスト名からカッコよさ満点じゃないですか。✨

ケツメイシサカナクション星野源クリープハイプ etc…安心と信頼の最新ANESSAタイアップアーティストなことだし、こりゃ聴くっきゃないでしょってことで気になってた最中 YouTubeで「ain't on the map yet」のPVを見つけたんですけど、これ最高ですね。曲も良いけど、何より映像が素敵すぎ。男の子が先生に恋をするというストーリーで、このピュアで瑞々しい質感、そして曲の爽やかでダンサブルな浮遊感との融合、これもう天国でしょ。終盤 男の子の妄想の中で 2人がキラキラな笑顔で踊ってるシーン、好きすぎて鳥肌がたった。こりゃ 個人的 MUSIC VIDEO AWARD 2018・最優秀作品賞受賞モノですね。素晴らしい。

で、ANESSA ANESSA言ってて肝心の「Kiss You Back」の方はちゃんと聴けてないので💦是非 聴こうと思うんですけど、このバンド本当 注目ですね。


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Walk through the fire with me
I’ll lead you あの場所に
I’m on your side
まだなれない your hero
but I… 

↑特にここの歌詞、もろにPVの男の子とリンクするじゃないですか。秀逸すぎるで…

 

 

ついに出た!! Perfume史上NO.1”美ジュアル”芸術作品

Perfume「無限未来」

映画「ちはやふる -結び-」の主題歌として新たに書き下ろされた新曲ということで、超久々の日本語タイトルのシングルだし タイトルだけ聴いた時なんか静かめの曲なのかな…?とか思ってたんですよ。そしたら、海外のヒットチャートに乗ってそうな 壮大なEDMチューンという予想外なテイストの曲でおぉ…凄い…ってなりました。笑   まさにこれって現代Perfumeの象徴ともいえるサウンドの塊だと思うんですけど、今回は曲の良さよりも遥かにビビったのが、PV・アー写・パフォーマンスなどプロモーションビジュアルの美しさ。草原!映像美!3人跳ねてる!舞ってる!何コレ!??と。なんかもう全てが洗練されすぎたアートワークで、まさにPerfume史上NO.1”美ジュアル”芸術作品という感じ。

プロモーションというと、去年からdocomoのCM「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 docomo×Perfume 距離をなくせ」でパフォーマンスを魅せててカップリングに収録された「FUSION」も素晴らしい美しさだったんですよね。いや〜今年のPerfumeイイ!大人可愛い!今後の活躍も期待ですね!!

(追記:8月にニューアルバム「Future Pop」発表きましたね!!めちゃくちゃ楽しみです。)


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ほら飛ぶよ Are you ready?
Maybe so Maybe so Maybe
Maybe so 無限未来

 

 
春の暖かさと共に…!  ピストル的応援歌のスタンダード。

竹原ピストル「Here we go!!」
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去年 僕が最もハマったと言っても過言ではないアーティスト様・竹原ピストルさんのニューアルバムが春に発売されました。

昨年 話題を呼んだドラマの続編「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」の主題歌として発表されていた楽曲「ゴミ箱から、ブルース」をEDで歌われてるの聴いて”良いなぁ”と和やかな気持ちになってたのですが、2月21日、突然 大杉漣さんが急逝されて…。本当に辛くて、未だに信じられないし、大好きな俳優さんが亡くなってしまうなんて初めてのことで、それからこの曲を聴くのも本当、正直、辛いものがあって。そしてそんな何とも言い表し難い、やるせない気分の中、竹原さんがアルバムのインタビューで語っていたこの言葉には、とても励まされましたね。

 

あまりに唐突なことで気持ちの整理がつかない部分が今でもあるんですけど、自分がやるべきこと、やれること、やっていきたいことに全力で挑戦していくしかないよなと思って。

大杉漣さんにいいところを見せられるようにやるしかないなってことで、今は心が落ち着いているんです。

(音楽ナタリー:「竹原ピストル まだまだこっから  ブレイクを経て貪欲に突き進む歌うたいの道」より抜粋)

 

そう言って、今を全力で歌い続ける竹原さんの生き様って、やっぱり、単純にカッコイイなって思ったんですよね。

ニューアルバム「GOOD LUCK TRACK」は、そんな竹原さんの普段の姿と日常と”生” ”命”が詰まった、本当に暖かみのある音楽でした。特に、新年度が幕を開けて 頑張る人々を奮い立たせるような春のうた「Here we go!!」にはとってもグッときました。もはや現段階で言える竹原さんの曲の印象としては、それぞれの曲を好きだなってシンプルに聴くよりも、竹原ピストルという歌手自体の素晴らしさをひたすら実感するように変わっていってしまったかな。だから少し、去年まで竹原さんの曲を聴いて号泣していたあの日々が既に懐かしく、ちょっと切なくも感じるんだけど、そんな感情にさせてくれる音楽というのもなかなかないことだし、やっぱり、出会いに感謝したいですね。

Here we go !!

Here we go !!


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空よりも空っぽなポケット
放り込み放題の未来
何番ホームでも大丈夫
きっとたどり着けるはずなんだ
粉雪と桜の境界線またいで
名残惜しいけど  名残惜しいから  いっそ

 

Here we go!!  見に行こう!!
新しい色を  形を
街のあっちを見に行こう!!
Here we go!!

 

 

TOKIOに提供した楽曲をセルフカバーしたレア音源!!

YUKI「手紙 (デモ)」
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昨年 デビュー15周年を迎えたYUKIさん、そのアニバーサリーを締めくくる作品として今年1月、ベストアルバム「すてきな15才」が発表されました。超 脂の乗ってる、現代YUKIチューンのスタート地点である2012年の「プレイボール」「坂道のメロディ」から幕を開け、最新爽快チューンである「フラッグを立てろ」までを一気に収録され、それから最新曲を3曲も追加収録してしまうという 満足度★5つ越えな仕上がりなんですが、今作で僕が1番感動したのはそれらよりも 最後にボーナストラックとして入った、YUKIさんがTOKIOに楽曲提供したという「手紙」のセルフカバーなんですよね。個人的に去年からYUKIさんのこと大好きになって色々調べたりもしてたのに、恥ずかしながらそんな曲があったなんて全然存じ上げず、あまりにグッとくる歌詞とメロディに思わず目がウルウルしてしまいまして。作曲は安定のヒットメーカー・蔦谷好位置さんなんですね。

”乾いた大地を涙で潤せ 賑やかな雨の兆し 戸惑いも多分 正しい”

”見えない力で 抱きしめてくれた  教科書を枕にしてさ おどける君が見えるよ”

きっとシンプルに”卒業”をテーマとして紡がれたフレーズなのでしょうけど、それにしたって何か 心を揺さぶられる要素 多すぎじゃないですか??なんですかこの名曲は。TOKIOのオリジナルバージョンももちろん良いけど、ほんとこのセルフカバーは YUKIさんの歌声だからこそ滲み出る”味わい”があったりするんですよね。

というかあの、前からこの曲について語ろうと単純に思ってただけで 意図的にTOKIOについて語ろうとかそういうこと考えてた訳じゃないんですけど、今年 大変なことになっちゃいましたね。とにかく信じられないなって感想でいっぱいで、なんか、何ともコメントし難いですね…。良くも悪くも、色んなことが起きうる2018年なんだなぁ…と。

手紙(デモ)

手紙(デモ)


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頼りない心を 揺るぎない身体で確かめて
強く知っていく
今を踊り続けよう

限りある命に火を付けて燃やせ
苛立ちや ためらいさえ 美しく輝く

 

 
突然の無期限活動休止…そして2人は伝説になった。

㉒Charisma.com「りぼん」

今年 解散や活動休止を発表したアーティストだとチャットモンチーとかAqua Timezとか色々ありましたが、僕は特に、1月にスッと姿を消してしまったこの2人のことが気になってました。

Charisma.com。OLを中心に支持を集めていた、刺激的な電子サウンドと共に”毒舌ラップ”を紡ぐヒップホップグループで、曲がどれもポップでキャッチーで聴いてて本当に心地がいいんですが。ちゃんと聴こうと思ったのが去年の12月頃で 1月にはラストベストを出しライブをして、ゴンチさんの脱退と共に”無期限活動休止”(実質 解散…)だなんて、ほんと知るのが遅すぎたんだよなぁ。

で、今回ベストソングに入れたかったこの「りぼん」って曲は最後のベスト「Charisma.BEST」のボーナストラックとして収録された ”正真正銘のラストソング”である訳ですが、これがもう凄い完成度でドキドキしちゃって。まず「りぼん」ってタイトル、最初 YouTubeのコメント欄みてて気づいたんだけど つまりは”リボン”=”REBORN”って言いたいんだよね。で、そういうテーマなだけにPVでは2人が棺桶に入ったり最後には首を吊ってたりとっても不気味。で以て、刺激的で攻撃的な音楽を作り続けてきた彼女たちのラストがこうだ!って思うとしっくりきすぎだし、ある種 ”Charisma.com”としての全ての完成系のような最高傑作ソングとして成り立ってると思うんですよ。今回のベストソングの中でも特にオススメしたい1曲なので、是非是非 ↑再生してみてくださいね。

それではここまで読んでくれた方、ありがとうございました。下半期もどうか、素敵な音楽ライフを!


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りぼん 蛇足…
理想トンがる垂直   我
君が好いたあの花は罠
嘘を織り成す禁種の種
I am public, singing perfect this song for you  ×××