【Twitter連動企画】発売20周年記念!サザンオールスターズ「Young Love」全曲レビュー・ツイートまとめ
サザン「Young Love」20周年企画。Twitterにて 音楽ファンからの"愛され名盤"である本作のレビューを募集したところ、タグにノッてくれた方々(+自分)のツイートをまとめさせて頂きます!ハッシュタグは「#サザンYoungLove祝20周年」です。
①胸いっぱいの愛と情熱をあなたに
Twitterでよく「これがかかってたCMをみてサザンのファンになった」というのを見かけるが、それから分かるようにこの曲は「(サザンをあまり聴いたことがない人も)どなた様も盛り上がろうぜ!ウェルカム!」っていう桑田さんの愛で溢れてるんだと思う。#サザンYoungLove祝20周年
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月21日
①胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
以前のサザンと比べて異質なバンド感にどうにか意味は通じるもののほぼ無意味に近い歌詞も相まって、サザン随一の「洋楽っぽさ」がある。ライブではさらに音が分厚くなり、めちゃくちゃ格好いい!#サザンYoungLove祝20周年
1胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
雲を払いのけるようなカラッとしたアコギが印象的。音数が少なく、1つ1つの音が明瞭な点は孤独の太陽を引きずる。Aメロやサビとは対照的に、BメロCメロはしっかり「タメて」歌謡曲をチラ見せ。シンプルだが職人芸が光る。#サザンYoungLove祝20周年
②ドラマで始まる恋なのに
2ドラマで始まる恋なのに
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
扱いの悪さで注目される曲だが、TSUNAMI('00)と共通点が非常に多く、せつなさは特級品。キーを+2すると、この意味が分かりやすくなると思う。このあたりから桑田が詩で描く恋愛はドラマの中のものに変化していった。#サザンYoungLove祝20周年
②ドラマで始まる恋なのに
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
桑田さん本人が嫌っているとの噂もあるミディアムバラード。確かに、まさに手癖としか言い様のない詞だけどw、やっぱりこの魅力には抗えない! 桑田流ナイアガラサウンドが気持ちよくて、聴きながら身体がゆらゆら。#サザンYoungLove祝20周年
「ドラマで始まる恋なのに」は光景が目に浮かんできてな…海に映える夕陽が悲しみを誘うんよね。恋愛経験ゼロなのに気持ちが分かるのも妙だが。#YoungLove20周年
— 濡れん坊【8/18 STU浴衣握手会(広島)】 (@nurenbou) 2016年5月20日
③愛の言霊~Spiritual Message~
詳しいことはよく分からないけど、恐らく当時聴いてた人も「なんか分かんないけどサザンの新曲カッコよくない?」ってなっただろうし、得体の知れない魅力というものがあるし、それがヒットに繋がったのかも。一つ思うのは、サザンってやっぱり多彩だなってこと。#サザンYoungLove祝20周年
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月19日
③愛の言霊~Spiritual Message~
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
多国籍なサウンドがぎっしり詰め込まれ、聴くものに予断を許さない。
歌詞は言葉に出来ない心象風景を無理矢理言葉にしたようで、桑田さんの人生観みたいなものが透けて見える気がする。#サザンYoungLove祝20周年
3愛の言霊~Spiritual Message~
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
永遠、挿話はフランス語の響きかと思いきや、エンヤコラと泥臭い掛け声、インドネシアの…(略)まさに縦横無尽の世界観だが、歌い方はどこか「室内的」で、爆発的なエネルギーが抑圧されている印象をうける。#サザンYoungLove祝20周年
④Young Love(青春の終わりに)
「Young Love(青春の終わりに)」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月21日
ビートルズのオマージュ的なロックソング。歌詞とは裏腹に切なさを振り払うような明るい曲調がかえって切なく感じるが、それこそが魅力だし、聴いててとても心地いいものだ。語呂が良くてとにかく歌いたくなる!#サザンYoungLove祝20周年
④Young Love(青春の終わりに)
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
一転して軽快なポップス。と書くと平凡そうだけど実際はそうではなく、むしろ強烈にキャッチー。しかしテーマは『DIRTY OLD MAN』に先駆けて「老い」。♪嵐の過ぎた海に臆病な僕がいる の哀しさ…#サザンYoungLove祝20周年
4Young Love(青春の終わりに)
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
過去にも「Ya Ya」や「夕陽に別れ~」で青春に別れを告げているサザンだが、今度こそ本当に終わったのだと高らかに宣言する表題曲。いい意味で雑な演奏が切なさを煽る。パリーン!パリーン!と鳴る右ギターが◎ #サザンYoungLove祝20周年
⑤Moon Light Lover
まずこれは、シンプルに聴いてる人を心地よくさせるメロディーで構成されてると思う。このアルバムでどういう音が良いのかを入念に研究し尽くした結果、「TSUNAMI」「波乗りジョニー」の集大成の時期に繋がったんだと思う。この曲は、とても重要だ。 #サザンYoungLove祝20周年
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月20日
⑤Moon Light Lover
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
これ以外考えられないようなメロディの展開に乗った、桑田さんのビタースイートな歌声がエロい。拓夫ちゃんたち管楽器隊も同じくエロい。それぞれの音が入るタイミングが絶妙で、その絡みが重ねてエロい。即ちエロい。#サザンYoungLove祝20周年
5Moon Light Lover
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
静寂を[say jack]、誘惑を[you work]と歌い、違和感なくmid nightに繋げる歌い方は聴き流してしまいがちだが、これぞ桑田節の成功例。泡沫、艶やか等、少し引っ掛かる日本語との同居も見事。#サザンYoungLove祝20周年
⑥汚れた台所
「汚れた台所」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月20日
隠れ名曲。波のようにギター音がうねってて、それに乗るような感じでリズムをとりながらいつも聴いてしまう。心なしかラップのようにも感じられる歌詞、グルーヴ感が凄まじくて好き。#サザンYoungLove祝20周年
⑥汚れた台所
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
アルバム中で最もロックバンドを感じさせる一曲。「平和という神経ガスにCheers!!」「国民のIQの低さに課税よう」など、かなり辛辣なフレーズがグサリと突き刺さる。しかも、20年前の歌詞だというのに今でも通用するから余計に。#サザンYoungLove祝20周年
6汚れた台所
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
泉谷吉田ラインではなく、ルートBob Dylanをまっすぐ進んだ感じ。「平和という神経ガス」の詞は時代を感じさせる(95年のオウム事件)。「平和」ということばを素直な意味で詞に取り入れるようになったのは、もう少し後からである。 #サザンYoungLove祝20周年
『Young Love』と『さくら』はサザンの世紀末に出されたアルバムとしても注目できるような気がする。世界大戦やそこからの復興・繁栄を遂げた20世紀が終わろうとする不安感と混乱した秩序へのある種の期待を書いたのが「汚れた台所」であり「世紀末のカルテ」だとおもう。
— 濡れん坊【8/18 STU浴衣握手会(広島)】 (@nurenbou) 2016年5月20日
⑦あなただけを~Summer Heartbreak~
「あなただけを」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月20日
曲の内容がどうこうっていうより、福山の月9の主題歌だっただけに、桑田佳祐と福山雅治の友好関係を表す思い出の一ページとなった曲、とか個人的にはそういうイメージ。シンプルイズベスト?なメロディが夏の到来を感じさせる!#サザンYoungLove祝20周年
⑦あなただけを~Summer Heartbreak~
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
『ドラマで始まる恋なのに』に続く「サザンらしい」一曲。詞の深みはこちらが優ると思うけど、サウンドは『ドラマで~』に被っているのが難点? 洋楽的な曲が多い中で、この曲は邦楽的なメロディ。#サザンYoungLove祝20周年
7あなただけを~Summer Heartbreak~
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
リズム隊が少しせっかちに演奏されているように感じるが、どうだろう。音数がリッチで「万葉」の雰囲気も。前川清のモノマネが完全に持ちネタ化した00年代以降、この曲もその一つに聴こえてしまう… #サザンYoungLove祝20周年
⑧恋の歌を唄いましょう
「恋の唄を歌いましょう」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月21日
最初聴いたときビックリした。これシングルじゃないの!?シングル化されてないの!?と。その時に、「サザンはアルバムの曲もこんなに凝ってるんだ」って知ることが出来たから、個人的に重要な一曲。原由子さん、大好きです。#サザンYoungLove祝20周年
同感。「しぃ↑あぁわせの~ひが」って、ホントに和む(*´ω`*)⑧恋の歌を唄いましょう
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
原坊屈指の傑作。桑田さんのメロディメーカーとしての圧倒的な才能に改めて感動すると同時に、原坊の情感たっぷりな表現力にも脱帽。♪しぃ↑あぁわせのひが~ のメロディを自然に聴かせるのが実は凄い。なんなんだこの夫婦は。#サザンYoungLove祝20周年
8恋の歌を唄いましょう
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
原由子ボーカル。左ピアノ右ギターのバッキングが最高に軽快、ドンピシャの音作りで前に出てるのが◎ ドラムもベースもコンガも不可欠で無駄が一切ない。メンバー全員で演奏している姿がいちばん似合うのは、実はこの曲の気がする。#サザンYoungLove祝20周年
⑨マリワナ伯爵
9マリワナ伯爵
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
あまり好きじゃない。この路線なら「ゆけ力道山」の方が狂っていて、よっぽどマリワナしてる(←ここに傍点)。ワウの効いたギター、太いベードラ、ベースのスラップetc.. 演奏は特徴あるけど、聴きどころがどうしても掴めない一曲。#サザンYoungLove祝20周年
⑨マリワナ伯爵
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
恐らく麻薬に溺れたミュージシャンを歌っているんだろうけど、いまいち誰かは分からない。うねうねとしたサイケデリックなサウンドが癖になる。ギターソロも独特な感触で、サザンでも桑田ソロでもないような不思議な雰囲気が漂う。#サザンYoungLove祝20周年
⑩愛無き愛児~Before The Storm~
10愛無き愛児~Before The Storm~
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
サザンで変拍子といえばこの曲と「古戦場」だろう。展開がぐるぐる変わり最後まで落ち着かない。どのように製作されたのか、途中経過を見てみたい。解釈の定まらない詞も、曲と均衡がとれていて妙に良い。 #サザンYoungLove祝20周年
⑩愛無き愛児~Before The Stome~
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
中絶や虐待を扱った曲っぽいけど、それにしては理解できない箇所も。「窓ん無き部屋」という歌詞から死刑囚の歌ではないか、との説も読んだことある。♪願いましては からの急激なリズム変化が斬新。#サザンYoungLove祝20周年
⑪恋のジャック・ナイフ
「真夜中育ちの民よ、頑張るのだ」は、サザン史のなかでも特に重要な名台詞。ロックなカッコよさ×微・エロさに高揚感が沸き立つ。ギターソロのところは何回聴いても圧巻だな。#サザンYoungLove祝20周年
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月20日
⑪恋のジャック・ナイフ
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
『海のYeah!!』に収録されていたので、ファンになりたての頃から好きだった歌謡ロック。「常識のジャブを躱し反則の愛を放とう」など、キラーフレーズの連打は痛快そのもの! 桑田さんのエッセンスが詰まった一曲。#サザンYoungLove祝20周年
11恋のジャック・ナイフ
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
アルバムで数少ない恋愛中の曲。といっても花散る間際であるが。歌い出しの「宵待ちの花に」の節がいかにも歌謡曲、その理由はF#の音にある。夜特有の高揚感が散りばめられ、ライブで聴きたい!と願うが、もう20年演奏されてない。#サザンYoungLove祝20周年
⑫Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
車が走り去る音とか工事現場の音とかで「精神崩壊」を表してて、どこもかしこも凝りまくりの一曲。サザンのロックソングではトップレベルで好きです。#サザンYoungLove祝20周年
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月20日
⑫Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
洋楽にも引けを取らないほどカッコいいリフに痺れる! サザンのバンドとしての魅力に溢れた演奏はとにかく惹き込まれる。精神が荒れ果てて崩壊するさまを街の喧騒に重ねた、重量級の力作。#サザンYoungLove祝20周年
12Soul Bomber
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
ギターのリフが全体を引っ張っていくタイプはサザンでは案外珍しい。退廃的な世界に病んだ主人公を描くこの曲が終わったと同時に、次曲の波音が入る。この対照的な世界の提示は、次作さくらの世界観を凝縮した形で先取りしている。#サザンYoungLove祝20周年
サザンオールスターズ「太陽は罪な奴」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年1月22日
聴いてるとすぐに「楽しさの絶頂」がくる。が、さらにそれを上回る楽しさがどんどん出てきて止まらない。桑田さんが作るライブの演出の手法と似てる。楽しい音楽を作りたいんです!っていうのがよく伝わる一曲。#いいねされた数だけ普段聴いてる曲紹介する
⑬太陽は罪な奴
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
先行シングル。ただただ、極上のメロディ! もう最高! 昨日のTLで話題になっていたけど、これがそこまで売れなかったのが非常に残念。2番のAメロ、間奏、アウトロに入る拓夫ちゃんのサックスが胸熱。これを聴かない夏は夏じゃない。#サザンYoungLove祝20周年
13太陽は罪な奴
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
波音で夏ソングだと印象付けられるが、冬のうたでもいけそうな雰囲気がある。ところで、この時期のシングルはどこか歌に元気がない。以前の作品と比べて、細い声できれい目に歌唱しているように聴こえる。試行錯誤していたのだろうか?#サザンYoungLove祝20周年
⑭心を込めて花束を
「心を込めて花束を」
— 滝野 (@gafuhu) 2016年5月21日
シングル「この青い空、みどり」収録の茅ヶ崎ライブバージョンの試聴で初めて聴いた。なんだこの泣ける曲は!?と開始数秒で虜に。目が潤んでしまった。曲の内容もそうだけど、あまりにも素晴らしすぎないか!?この曲!!と思う。#サザンYoungLove 祝20周年
⑭心を込めて花束を
— マーシー (@dandy_mayonaka) 2016年5月20日
サザンとしては異例中の異例、歌謡曲の巨人・宮川泰さんの編曲。普段のサザンならば考えられないほど重奏なストリングスが、桑田さんの真っ直ぐな歌声を包み込む。心から素直な気持ちを吐露したこの名曲で、この大名盤が幕を閉じる。#サザンYoungLove祝20周年
14心を込めて花束を
— 川本康博 (@wam_latte) 2016年5月20日
結婚式ソング。弦のアレンジも綺麗で、弦と同じくらい繊細な桑田佳祐の「うた」を聴くことができる。優しい声で歌われているが、実はかなり力強いメロディーで、有終の美にふさわしい。'00茅ヶ崎ライブでも同じ役割を担うことになった。#サザンYoungLove祝20周年
②、⑨、⑩に関しては感想があまり思いつかなくて、何よりマーシーさん(@dandy_mayonaka)、川本さん(@wam_latte)の考察で結論が出ちゃってるし素晴らしすぎるので割愛させていただきました...!
ただ一つ言えるのは、曲の内容はどうであれ、とにかく、カッコいい!!!!!もう、それしかない。演奏も凝ってるし、曲の構成も凝ってるし。凄いアルバムですよ。カッコいい、に理由はいらないでしょ??...なーんて使い古された台詞で締めてみるとしますかね(笑)。
+α
アルバムを通しての感想を書いて頂けた方のツイート。タグを使ってくれてありがとうございました~。感謝。日々感謝ですよホントに。
このアルバムはサザンの中では最高傑作と思っています。コバタケプロデュースから離れて原点回帰ということで製作されたこともあり、比較的シンプルなサウンド。また、王道ながらもさくらへの橋渡しの役割も担ってるように感じます。#サザンYoungLove祝20周年
— きょうへい (@wonder1029door) 2016年5月20日
このアルバムでサザンはさらに前進したと感じています。万座ビーチのダイジェストのDVD持っていますが、前年のホタルカリフォルニアよりもギターサウンドが濃くなり、よりグルーブ感のあるバンドサウンドが堪能でき、アルバムにおいてもライブにおいてもバンドがより前進した、それが96年です。
— きょうへい (@wonder1029door) 2016年5月20日
#サザンYoungLove祝20周年 もう20年なんですね。おめでとうございます!
— キラシス@愛媛4.21&大阪5.25 (@kobow_sas1990) 2016年5月20日
サザンや桑田作品の音楽性の面白いところって、「どのジャンルとも形容し難い作品が時たま出てくる」ところだよな。愛の言霊もそんな感じだし、話を聞く限り新作「よし子さん」もそんな気がする。
— ふじもと@Hello,CULTURE (@fujimon_music) 2016年5月19日